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競輪

2022/05/29

P-Navi編集部

【全プロ記念競輪】SPR賞は守澤太志が制覇

【全プロ記念競輪】SPR賞は守澤太志が制覇

2022年5月29日
全プロ記念競輪(F2)佐世保競輪場
令和4年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪
最終日

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5月28日から2日間、佐世保競輪場で開催された全プロ記念競輪(全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪)は本日最終日を迎え、スーパープロピストレーサー賞(以下、SPR賞)をメインに、熱戦が繰り広げられた。そのSPR賞では、3連覇のかかる松浦悠士やGP覇者の古性優作、調子を取り戻した守澤太志、吉田拓矢のS級S班に加え、唯一地元地区から激戦をクリアした荒井崇博や先行力のある新山響平、太田竜馬などが優勝を賭け、しのぎを削った。
レースは、打鐘手前から先行態勢に入った新山響平の番手を回った守澤太志が、後方からの追い上げを振り切ってゴール。全プロ記念競輪のSPR賞を初めて制覇した。

※初日のレポートはこちら

【全プロ記念競輪(最終日)12R=SPR賞】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/荒井崇博(S1・佐賀82期)
3/吉田拓矢(SS・茨城107期)
4/太田竜馬(S1・徳島109期)
5/守澤太志(SS・秋田96期)
6/新山響平(S1・青森107期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/諸橋愛(S1・新潟79期)
9/成田和也(S1・福島88期)

【レース展開】

誘導以下、4太田-7松浦、3吉田-8諸橋、1古性-2荒井、6新山-5守澤―9成田で周回を重ねる。まず太田が誘導との車間をあけて、後続を警戒をはじめる。上昇する構えを見せる新山に対して、赤板前に吉田が太田を抑える。新山は赤板過ぎに先頭に立つと、合わせて動いた古性が4番手、6番手に吉田、8番手に太田で打鐘を迎える。北日本が主導権を握る中、最終HSで太田が8番手からスパートするも、古性も最終2コーナーから捲りを放ち、太田は不発に。古性の捲りは前団に迫るも、守澤が最終2センターでブロック。守澤は直線で差し脚を伸ばし、外から迫る松浦、荒井の差しも凌いで1着ゴール。3連覇を狙った松浦は2着、地元地区の荒井が3着に入線した。

【全プロ記念競輪・SPR賞結果】
2車単5-7 1,490円(5番人気)
3連単5-7-2 11,760円(37番人気)
決まり手:差し-差し


優勝/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績/優秀1着・SPR賞1着
次走出場予定/玉野・サマーナイトフェスティバル(7月16日~18日)

今日は、新山(響平)君がゴール前までしっかり踏めていて、抜きにいくのがきつかったです。強かったですね。古性(優作)君をしっかり牽制できたので良かったと思います。最終4コーナーは、前に踏むしかないところで松浦(悠士)君が見えたので、思いっきり踏んだのですが、ゴールした時は抜かれたかな?と思いました。ずっと、特別競輪の決勝で新山君と連携したいと思って走っています。今回は特別競輪ではないですが、このメンバーで結果が出せて、本当に嬉しく思います。ここまで、気持ちを切らさずに走ってきたので、少しリフレッシュして、サマーナイトフェスティバルとオールスター競輪に向けて頑張りたいです。来期7月から気持ちをあらたに、一戦一戦、しっかり頑張りたいと思います。

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\全プロ記念競輪(最終日)ピックアップ/
【全プロ記念競輪(最終日)7R=S級DS】

番手の仕事きっちりで400勝達成
1着/内藤宣彦(S1・秋田67期)

自分が一番びっくりしています。メンバー的にキツいし、(渡邉)一成のカマシだと絶対に離れると思っていたのですが、主導権を取る競走をしてくれました。一成が強かったです。(4コーナーは)誰が追い込んできてもおかしくないので、必死でした。ゴールして頭(1着)だったので安心しました。(400勝は)通過点だと思っているので、ちょっと無理だと思いますが、500勝に向けて頑張って練習したいと思っています。

【全プロ記念競輪(最終日)10R=S級WS】

反省を活かした巧みな戦い
1着/浅井康太(S1・三重90期)

郡司(浩平)君が突っ張りきったことで、自分に展開が向きました。最近の古性(優作)君の走り、競り負けてからもう一度追い上げて、さばいて着を取りにいくレースを見ていて、凄いと思うので参考にしています。最近、自力の競走が少なかったので、昨日はやってはいけないレースをしてしまったと思ったので、反省して今日のレースを組み立てようと思っていましたし、今日は3着までにはしっかり入る競走を心がけて走りました。

【全プロ記念競輪(最終日)11R=S級WS】

先輩に繋げる走りをして
1着/山田庸平(S1・佐賀94期)

いま振り返れば、もう少し平原(康多)さんを引きつけてから牽制する方が、内に入っていかれずに良かったのかなと思います。今日は、(中川)誠一郎さんの頑張りに尽きます。九州勢が頑張っていたので、最後(SPR賞の)荒井(崇博)さんに繋げるように走りました。

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