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競輪

2023/05/20

P-Navi編集部

宇都宮競輪G3(準決勝)レポート

宇都宮競輪G3(準決勝)レポート

2023年5月20日 宇都宮競輪G3
開設74周年記念「宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦」(3日目)

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【宇都宮競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
宇都宮競輪開設74周年記念宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦G33日目10RS級準決勝
打鐘で窓場千加頼が仕掛けるも、新山響平が突っ張る。最終HS前から藤井侑吾がスパートして、最終1センターで新山を叩いて中部ラインが主導権取り。最終BS過ぎから3番手の新山が捲りを打つも、藤井マークの浅井康太がけん制。浅井はそのまま直線抜け出して1着。最終BS5番手から捲り追い込んだ佐々木悠葵が2着。新山マークの佐々木雄一がコースを突いて3着。

浅井康太
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特4・二1・準1
G3優勝:31回(23年4月四日市

藤井(侑吾)が本当にいいレースをしてくれたと思います。初日に自力でしっかり仕掛けて、脚の感触や手応えを掴んだ分、2日目、3日目にいい感触を持ってこられていると感じています。脚がしっかり回っていて、踏めている感触がありますね。明日は、チャンスを狙って、しっかり走りたいと思っています。

決勝は、しっかり仕掛けます。

佐々木悠葵
2着/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回成績:特5・二2・準2
G3優勝:1回(22年12月高松

準決勝で、どうにか新山(響平)さんを決勝に上がらせないようにと思って臨みました。打鐘で、内のコースにいたのは少しトリッキー過ぎたかなと。状態は、どんどん良くなっていると思います。

決勝は、山田、眞杉の後ろ、3番手です。

佐々木雄一
3着/佐々木雄一(S1・福島83期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:1回(21年9月青森

(最終HS)思いのほか藤井(侑吾)君のスピードが良くて、その3番手に(新山響平を)迎え入れる形になりました。前検日に入った時よりは、脚が軽くなってきて疲労も抜けていますね。状態は、良くなっていると思います。

決勝は、内藤(秀久)君の後ろ。

10Rレース結果

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【宇都宮競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
宇都宮競輪開設74周年記念宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦G33日目11RS級準決勝
竹内翼が主導権取りで、中団に鈴木陸来、7番手に橋本壮史で最終HSを通過。竹内マークの松浦悠士は車間をあけて後続を警戒。最終2コーナー4番手から鈴木が捲りを打つが、最終BS前で松浦が番手捲り。抜け出した松浦を、追走の岩津裕介がゴール前で差し切り1着。2着に松浦で中国ワンツー。鈴木陸来マークの内藤秀久が中国ラインを追って3着。

岩津裕介
1着/岩津裕介(S1・岡山87期)
今回成績:一1・二4・準1
G3優勝:7回(15年1月いわき平)

(竹内)翼のおかげですね。初日良かった分、若干疲れてきていますが、しっかり4日間走れる準備はしてきているので、大丈夫だと思います。

決勝は、中国四国の3番手。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二3・準2
G3優勝:18回(22年12月広島

脚の感じは悪くないのですが、身体がまだ完調ではないところがあるので、自転車とのマッチングを探りたいですね。苦しい時ですが、後輩が頑張ってくれたので、決勝も頑張りたいです。

決勝は、久田の番手。

内藤秀久
3着/内藤秀久(S1・神奈川89期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:17回目(23年4月小田原以来

あんなに竹内(翼)が仕掛けると思っていなかったので、脚をためられていなかった部分があって、最後も詰められなかったなと。常に想定外を意識しないといけないですね。ペダリングは、宇都宮の500バンクに馴染んできている感じがします。

決勝は、浅井君の後ろ。

11Rレース結果

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【宇都宮競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
宇都宮競輪開設74周年記念宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦G33日目12RS級準決勝
望月一成が眞杉匠にふたをして、打鐘過ぎに仕掛けるも、山田雄大が突っ張る。望月は最終HSで再度仕掛けるも、山田が主導権を譲らない。最終HS6番手から眞杉匠が捲りを打つと、逃げる山田を最終BSでとらえていく。望月マークの佐藤慎太郎は眞杉マークの神山拓弥にけん制し、眞杉の後位には山田が入る。先頭に立った眞杉は、後続を振り切って1着ゴール。2着に山田、最終BS最後方から捲りで迫った久田裕也が3着に入線した。

眞杉匠
1着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:特8・二1・準1
G3優勝:2回(22年7月小松島

仕掛けたタイミングが悪かったと思います。決勝に乗れたのは良かったのですが、ライン3車だったので。身体の状態は、日に日に上向いている感じです。10、11レースで栃木勢が負けていたので、プレッシャーというか勝たないといけないと思い、焦りが出てしまいました。

決勝は、山田の番手。

山田雄大
2着/山田雄大(S2・埼玉117期)
今回成績:一3・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

レースは、取れた位置からと考えていました。しっかり踏み切れたのですが、後ろの状況が全くわからなかったです。決勝に乗れて、すごく嬉しい。今日は、3日間の中で一番良かったです。

決勝は、(眞杉の前で)自力です。

久田裕也
3着/久田裕也(S2・徳島117期)
今回成績:一4・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:初

最終HSでモガキ合いになったので、一発、後ろから脚をためて一撃で決めようと思いました。団になっていたので、そこは越えられると思いました。毎日疲れもなく、いい感じに走れているので、明日も頑張ります。

決勝は、先輩方が付いてくれるので、しっかり自分のレースをして頑張りたいです。自力。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/眞杉匠(S1・栃木113期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/佐々木雄一(S1・福島83期)
5/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
6/久田裕也(S2・徳島117期)
7/内藤秀久(S1・神奈川89期)
8/山田雄大(S1・埼玉117期)
9/岩津裕介(S1・岡山87期)

注目の並び想定は
8山田-1眞杉-5佐々木悠
2浅井-7内藤-4佐々木雄
6久田-3松浦-9岩津

決勝は、山田雄大の番手に初連携の眞杉匠、佐々木悠葵が付く関東3車ライン。
浅井康太の後ろには、内藤秀久と佐々木雄一が続く混成ライン。
久田裕也には、ここも初連携となる松浦悠士と岩津裕介が結束する中国四国ラインの3分戦となった。

記念の準決勝に初進出にして初優出となる山田雄大と久田裕也。山田は地元の眞杉を連れて、どのような仕掛けを展開するのか。山田が先手を握れば、眞杉が地元記念制覇に近づこう。
一方の久田も、中四国連携の先頭で、S級S班の松浦と岩津を付けて冷静なレース運びができるのか。こちらも主導権取りなら、準決勝同様に松浦、岩津の絶好機が見えてこよう。
また、百戦錬磨で好調の浅井が、虎視眈々と好機を狙ってくるに違いない。
主導権争いから目が離せない決勝戦。500バンクの見ごたえある攻防を制するのは!?

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