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競輪

2023/07/17

P-Navi編集部

【ガールズケイリンフェスティバル】久米詩が初優勝

【ガールズケイリンフェスティバル】久米詩が初優勝

2023年7月17日 函館競輪場
ガールズケイリンフェスティバル2023(最終日)

※今開催のレポートはこちら
前検日 初日 2日目

7月15日より3日間、函館競輪で行われてきたガールズケイリンフェスティバル2023は、本日(17日)最終日を迎えた。今回で10回目を数える大会は、ガールズ初のG1・パールカップを制した児玉碧衣や、近況、波に乗る久米詩や坂口楓華、GP優勝経験者の石井寛子や小林莉子ら実力者が参戦し、ファンに熱い走りを見せた。シリーズをリードしたのは児玉。2日目に通算500勝を達成するなど、他を圧倒する仕上がりで勝ち進むと、キツい練習の成果が出たと話す山原さくらや女王への返り咲きを目論む石井も連勝で優出するなど強さを発揮した。
この連勝3者の対決に注目が集まった決勝は、最終HSで先行態勢に入った児玉の番手に切り替えた久米が、ゴール手前で児玉を交わして1着ゴール。ガールズケイリンフェスティバルを初制覇を果たした。

【最終日・11R=ガールズケイリンフェスティバル決勝】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/野口諭実可(L1・大分102期)
3/石井寛子(L1・東京104期)
4/吉川美穂(L1・和歌山120期)
5/山原さくら(L1・高知104期)
6/久米詩(L1・静岡116期)
7/小林莉子(L1・東京102期)

【レース展開】
函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023決勝赤板

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023決勝打鐘過ぎ2センター

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023決勝最終HS

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023決勝最終1センター

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023決勝ゴール
隊列は周回中も入れ替わりが続き、最終的に打鐘では4吉川、3石井、5山原、6久米、1児玉で児玉の後位は内に7小林、外に2野口で並走となる。打鐘後の2センター付近から児玉はスパートして主導権を握ると、最終HSで児玉の後位には久米がスイッチして、3番手には吉川が入る。主導権取りの児玉が先頭で直線に向くと、2番手追走の久米が差し脚を伸ばして1着。久米の後位から吉川が2着、さらに石井が3着に入線した。

【ガールズケイリンフェスティバル=決勝結果】
2車単6-4 8,750円(22番人気)
3連単6-4-3 47,600円(98番人気)
決まり手:差し-マーク

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023優勝久米詩
優勝/久米詩(L1・静岡116期)
今回成績/予4・予2・決1
次走出場予定/松戸F2(7月27日~29日)

決勝で、強いメンバーの先輩との一戦だったのですが、以前だったら負けても、練習を頑張ればいいかと思っていたのですが、今は「勝ってやる」という気持ちを持って挑めたのが、勝ちに繋がったのかなと思います。
再発走になったのですが、この先、選手生活をしていく中でこういう事もあるなと、初めてながらしっかり対応して、もう一度集中できたと思います。道中では、やることは一つ、自分の力を信じてと考えていました。最終HSで、しっかり自分で切り替えて(児玉)碧衣さんに付いて行って、番手勝負ができたので、レースの組み立ての部分でも一つ成長できたと思います。
最終BSでは脚をためて、ゴール前勝負をしたいと考えていたし、割と脚に余裕がありました。今、ナショナルチームの選手が参加していない中ですが、大きなタイトルを獲れたので、たくさんの方に支えられて、今年はいい結果が出せているなと思います。初日に4着で、2日目がギリギリだったのですが、最後に勝ちきれたのは今開催一番大きな収穫になったので、3日間通してはギリギリ合格点かなと思います。
賞金をかなり積み上げられたので、ガールズグランプリに向かって、出るだけで終わらず、しっかり優勝を狙えるように準備したいと思います。

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023優勝久米詩

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023優勝久米詩

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023優勝久米詩

函館競輪ガールズケイリンフェスティバル2023優勝久米詩

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\ガールズケイリンフェスティバル(最終日)注目選手/
【最終日1R=L級ガールズ選抜】
日野未来
「悔いのないレースで開催に臨み」
2着:日野未来(L1・奈良114期)

今日は、みんな脚があるので、前々にいないとダメだと思い、キツかったですが、外並走を選びました。気持ちを入れていきました。打鐘では、あの場面で一度バックを入れてはダメだと、トライアルレースやパールカップで気づいたので、覚悟を決めて、その位置を死守しました。今回は補欠で繰り上がりだったので、3日間、後悔の無いようにと思っていたし、自分の踏みたいところで踏む課題があったので、それができたとは思いました。自分のしたいレースをしようとすると初日、2日目のように7着になってしまう。組み立てや車番を活かしてのレースを今後、大きなレースでやれたらと思っています。自力をつけて、頑張ります。

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