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競輪

2024/05/04

P-Navi編集部

日本選手権競輪G1(準決勝)レポート

日本選手権競輪G1(準決勝)レポート

2024年5月4日 いわき平競輪場
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
第78回日本選手権競輪G1(5日目)

【今開催の現地レポート】
初日 2日目 3日目 4日目

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【日本選手権競輪(5日目)9R=S級準決勝】
1/守澤太志(S1・秋田96期)
2/山口拳矢(SS・岐阜117期)
3/眞杉匠(SS・栃木113期)
4/菅田壱道(S1・宮城91期)
5/寺崎浩平(S1・福井117期)
6/川口聖二(S1・岐阜103期)
7/平原康多(S1・埼玉87期)
8/諸橋愛(S1・新潟79期)
9/南修二(S1・大阪88期)

いわき平競輪第78回日本選手権競輪5日目9RS級準決勝
赤板過ぎに菅田が眞杉を抑えると、眞杉は3番手から打鐘ですぐさま仕掛けて関東3車が主導権取りに出る。8番手から寺崎がスパートするも、眞杉がけん制。寺崎は不発で、南が落車のアクシデント(南は落再入)。眞杉が主導権を握る中、6番手から山口が最終BS過ぎから捲りに出ると、粘る関東勢を直線一気にとらえて1着。眞杉マークの平原が2着、関東3番手の諸橋が3着に入線した。

山口拳矢
1着/山口拳矢(SS・岐阜117期)
今回成績:特6・二2・準1
G1優勝:1回(23年5月平塚)
ダービー優勝:1回(23年5月平塚)

脚をためて、行けるところからと思っていました。決勝に乗って、やっと連覇のスタートラインに立てた感じです。最終BSで一度迷ってしまいました。そこで思いきり仕掛けていたら(川口)聖二さんにもチャンスがあったかなと。今日は、最後まで踏み切れた感じです。ウォーミングアップの段階で徐々に良くなってくる感覚があまりないのですが、昨年と同じ感覚なので、チャンスはあるかなと思います。

決勝は、単騎。

平原康多
2着/平原康多(S1・埼玉87期)
今回成績:特1・G4・準2
G1優勝:8回(21年10月寛仁親王牌)
ダービー決勝:8回目(22年5月いわき平以来)

眞杉(匠)は、かなり脚を使った状態でキツかったと思います。(最終HSで)けん制に行った時点で失速気味だったので、後ろの様子を伺って、諸橋(愛)さんを連れていくことに切り変わりました。その後は、(山口)拳矢が見えたので、その速度を見た瞬間に、前に踏み出しました。1カ月くらい前の状況から比べると、かなりいい感触になってきていると思います。

決勝は、吉田拓矢の後ろ。

諸橋愛
3着/諸橋愛(S1・新潟79期)
今回成績:一2・二2・準3
G1優勝:0回
G1決勝:17回目(23年10月寛仁親王牌以来)
ダービー決勝:初

眞杉(匠)君のかかりは(後ろが)来れないくらいだし、飛び付いた菅田(壱道)がいっぱいだったようでした。最終BSで失速気味だったので、(最後の直線で)走る前は内のコースしか考えていなかったですが、外へ行く雰囲気になりました。何とか踏み勝って良かったです。疲れも取れているので、大丈夫だと思います。

決勝は、小林(泰正)君の後ろ。番手。

9Rレース結果

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【日本選手権競輪(5日目)10R=S級準決勝】
1/坂井洋(S1・栃木115期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/岩本俊介(S1・千葉94期)
4/吉田拓矢(S1・茨城107期)
5/和田圭(S1・宮城92期)
6/原田研太朗(S1・徳島98期)
7/東口善朋(S1・和歌山85期)
8/井上昌己(S1・長崎86期)
9/深谷知広(SS・静岡96期)

いわき平競輪第78回日本選手権競輪5日目10RS級準決勝
赤板過ぎに深谷が坂井を抑える。打鐘から古性が追い上げて4番手を奪取。その後位は内に坂井、外に東口で並走となる。深谷が主導権を握ると、番手で岩本は車間をあけて後続をけん制。最終2コーナーから古性が捲りを打つと、和田もけん制。古性は最終4コーナーから再度伸びてくるが、深谷の番手から岩本が抜け出して1着。6番手から直線強襲した吉田が2着。古性が3着に入線した。

岩本俊介
1着/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回成績:一1・二1・準1
G1決勝:初

(G1初決勝進出は)めちゃくちゃ嬉しいです。バンクが重かったので、先行する深谷(知広)がキツいかもしれないと思っていました。(最終BSは)古性(優作)の捲りが見えて、できる限りのことをしようと思ったのですが、最後伸びてきたので、前に踏ませてもらいました。この年齢まで自力でやってきて、この舞台で深谷の番手を回れ、普段タテに踏んでる分、自転車が前に出ることがあるので、成果につながったのかなと思います。

決勝は、単騎。頑張ります。

吉田拓矢
2着/吉田拓矢(S1・茨城107期)
今回成績:一1・二2・準2
G1優勝:1回(21年11月競輪祭)
ダービー決勝:初

(最終HSは)僕は内を閉めて、あとは(坂井)洋がどう走るかに任せていたました。(最後は)洋が外を踏んでくれたので、コースができました。道中が楽だったので、状態はいいと思います。(G1の決勝に)やっと戻って来られたなと思うので、明日はしっかり力を出し切りたいです。

決勝は、自力。

古性優作
3着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・G2・準3
G1優勝:6回(23年10月寛仁親王牌)
ダービー決勝:3年連続4回目(23年5月平塚以来)

(赤板で)深谷知広さんの動き出しが早かったので、自分の動きに合わされる感じに。ちゃんと前に出られたら良かったのですが。(打鐘で)深谷さんのダッシュがすごかったので、4番手を取る形になりましたが、後ろが競りになっているのが分かったので、早めに仕掛けたのですが。力不足の何ものでもないですね。感触的に、今日は昨日に比べたら良くなっていたのですが。準決勝なので力で勝負がしたかったです。日本一になって帰りたいと思います。

決勝は、単騎で自力自在。

10Rレース結果
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【日本選手権競輪(5日目)11R=S級準決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/浅井康太(S1・三重90期)
4/小林泰正(S1・群馬113期)
5/清水裕友(SS・山口105期)
6/成田和也(S1・福島88期)
7/三谷竜生(S1・奈良101期)
8/山崎芳仁(S1・福島88期)
9/武藤龍生(S1・埼玉98期)

いわき平競輪第78回日本選手権競輪5日目11RS級準決勝
赤板で新山が三谷を突っ張っていく。4番手に小林、6番手に清水、三谷が8番手に下げて打鐘を通過。先頭に新山はペースアップして先行態勢に入っていく。最終2コーナーから小林、さらに清水も捲りを打って前団に迫る。清水マークの松浦は連携が崩れてしまう。清水はスピードよく、新山、小林を最終2センターでとらえて、そのまま押し切り1着。新山を捲った小林が2着、小林マークの武藤が3着に入線した。

清水裕友
1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特4・二3・準1
G1優勝:1回(20年2月全日本選抜)
ダービー決勝:5大会連続5回目(23年5月平塚以来)
※2020年は開催無し

初手は、北日本ラインの後ろが取れたら良かったのですが。慌てても仕方ないので、一発に賭けました。(踏んだ時は)越えられるかなとは思いましたが、先頭に出てからはスカスカして、早くゴールがきて欲しかったです。日本選手権の優勝を目指して1月からやってきたので、優勝だけ狙って頑張ります。

決勝は、単騎。

小林泰正
2着/小林泰正(S1・群馬113期)
今回成績:一1・二1・準2
G1決勝:初

(G1の決勝進出は)ビッグリしています。(今開催は)状態はいいのですが、展開なども自分に向いてくれたのかなとも思います。(初手で)前中団が取れたので、絶対にチャンスは逃さないように行こうと思っていました。清水(裕友)君より先に仕掛けないと勝機はないと思っていたし、先に仕掛けられたことが繋がったと思いますし、冷静に走れたと思います。(最終BSの)踏んだ感触は、すごく良かったのですが、(清水に)力負けした感じです。今年で一番仕上がっていると思います。

決勝は、自力。

武藤龍生
3着/武藤龍生(S1・埼玉98期)
今回成績:特1・G7・準3
G1優勝:0回
G1決勝:3回目(23年8月オールスター)
ダービー決勝:2回目(21年5月京王閣以来)

新山(響平)君ラインの後ろのいいポジションが取れましたね。新山君が強くて、(最終)ホームで車間が空いてしまったのですが、(小林)泰正が勇気を持って仕掛けてくれたので、追走できた感じでした。感触はいいのですが車間が空いたりしているので、自転車を少し調整したいと思います。明日は、狙っていきたいと思います。

決勝は、吉田拓矢君、平原康多さんの後ろです。

11Rレース結果

※成績のG=ゴールデンレーサー賞
※G1優勝の( )は前回の優勝
※G1決勝の( )は直近の優出、新人王は除く

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【最終日・11R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/平原康多(S1・埼玉87期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/吉田拓矢(S1・茨城107期)
5/山口拳矢(SS・岐阜117期)
6/諸橋愛(S1・新潟79期)
7/武藤龍生(S1・埼玉98期)
8/小林泰正(S1・群馬113期)
9/岩本俊介(S1・千葉94期)

注目の並び想定は
4吉田-2平原-7武藤
8小林-6諸橋
1古性(単騎)
3清水(単騎)
5山口(単騎)
9岩本(単騎)

決勝は、関東が別線となり、吉田拓矢の後ろに平原康多、武藤龍生を並ぶ茨城埼玉の3車ライン。
小林泰正の番手には、諸橋愛が付く群馬新潟の2車。
古性優作、清水裕友、山口拳矢、岩本俊介は、それぞれ単騎の競走となった。

レースは、3車ラインとなった吉田が、ラインの長さを活かして先手を握ってくる公算が高いか。そこにレース巧者の古性や清水、持ち味の快速捲りがもどってきて連覇のかかる山口や、唯一3連勝の岩本など強豪の単騎勢がどこからでも迫ってきそうで群雄割拠の様相だ。
また、今年一番の仕上がりと話す小林も好調さが際立ち激戦必至。
今年の「ダービー王」の称号を手にするのは誰か。大注目の一戦です。

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【最終日は500万円!】日本選手権競輪(最終日)の3連単対象2レース的中者で山分け!】

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※優出チャリレンジャーインタビューは次ページをご覧ください!

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