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競輪

2023/10/30

P-Navi編集部

京王閣競輪G3(準決勝)レポート

京王閣競輪G3(準決勝)レポート

2023年10月30日 京王閣競輪
開設74周年記念「ゴールドカップレース」G3(3日目)

※競輪ルーキーシリーズ2023プラスの前検日レポートはこちら
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【京王閣競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG33日目10RS級準決勝
赤板で藤井侑吾が新田祐大を抑えると、立部楓真が藤井をかわし、さらに小林泰正が仕掛けて打鐘前で先頭に立つ。8番手に轢いた藤井は、打鐘後3コーナーならスパートすると、最終HSで小林を叩いて一気の主導権取り。新田は内から小林の後位まで進出していく。逃げた藤井はそのまま押し切り1着。2着に藤井マークの柴崎俊光が続いて、中部ワンツー。新田は小林の後位から最終4コーナーで内を突いて、中部両者に迫るも3着。

藤井侑吾
1着/藤井侑吾(S2・愛知115期)
今回成績:一3・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(21年7月富山以来)

新田(祐大)さんが仕掛けたところを直ぐに行こうと思っていましたが。(打鐘過ぎ)踏んだ瞬間に行けると思いました。出切った後は、踏むだけでした。少し体調は悪いのですが、日に日に良くなっているので、明日もしっかり行けるように頑張りたい。ワンツーが決まって良かったです。

決勝は、自力。

柴崎俊光
2着/柴崎俊光(S2・三重91期)
今回成績:一2・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:11回目(19年6月四日市以来)

F1の決勝すら乗れていないのに。打鐘過ぎ、(藤井侑吾が)凄いかかりだったので、行けると思いました。追走するのにいっぱいでした。体、脚共に問題ないです。決勝は、頑張るだけですね。

決勝も、藤井(侑吾)君の番手。

新田祐大
3着/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績:特2・二2・準3
G3優勝:11回(23年4月高知)

打鐘で躊躇(ちゅうちょ)したのが敗因ですね。もっと積極的に仕掛ける気持ちがあれば、難なく3人で決められるレース展開にできたのではと思います。体調は全く問題ないのですが。昨日もそうでしたが、積極性の無いレースが続いてしまったので、レース展開を見過ぎないように気をつけたいと思います。

決勝は、自力です。積極的に行けるようにメンタルを整えます。

10Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG33日目11RS級準決勝
赤板前から町田太我が上昇していくと、北井佑季は突っ張っていく。町田が仕掛けるも、北井が譲らず、町田は後退。北井がレースの主導権を握っていく中、最終BS前から6番手の中釜章成が捲りを打つ。逃げ粘る北井、マークの佐藤慎太郎を、中釜が直線一気にとらえて1着。2着に佐藤、3着に北井が入線した。

中釜章成
1着/中釜章成(S2・大阪113期)
今回成績:一2・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:初

道中は、しんどかったです。最終BSで踏み出した時は、競走得点の120点と賞金の37万円はもらったと思いました。G3の決勝は初めて。乗れて良かったです。優勝のチャンスをいただきました。疲れがありますが、コンディションは普通です。

決勝は、自力です。

佐藤慎太郎
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特3・二1・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)

北井(佑季)も中釜(章成)も強かったし、自力選手の強さを感じました。もう少しレベルアップをしないといけないですね。北井と連携の息が合ってきたのは収穫。今後に期待できるのではと思います。

決勝は、新田(祐大)の番手。

北井佑季
3着/北井佑季(S1・神奈川119期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特7・二3・準3
G3優勝:1回(23年9月向日町)

町田(太我)さんが後ろからの組み立てだったので、残り2周からやる気なんだなと思ったので、僕もその気で走りました。オーバーペースだったとは思いますが、町田さんの仕掛けに合わせ切って残れているので、脚の状態は悪くないと思います。同型の選手に負けたくない思いと決勝に乗ることの両方を達成できて良かったです。

決勝は、自力。単騎です。今日以上の気持ちで臨みます。

11Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG33日目12RS級準決勝

晝田宗一郎が赤板で突っ張って、香川雄介を連れて先行態勢に入っていく。最終HSで坂井洋が3番手に入り、坂井マークの平原康多が4番手で続く。坂井は最終2コーナーで捲りを仕掛けるも、晝田、香川の中四国ラインも逃げ粘りを図る。ゴール前が大接戦となる中、晝田が逃げ切り1着。2着も香川でワンツー決着。3着は直線伸びた東口が入線した。

晝田宗一郎
1着/晝田宗一郎(S2・岡山115期)
今回成績:一5・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:初

今日は、一撃を狙っていました。最終BSで、坂井(洋)さんに行かれると思ったのですが、今日が一番、感触が良かったですね。昨日も柏野(智典)さんに助けてもらったので、気楽に走りました。運一本です。記念の決勝に上がれると思っていなかったので良かったです。

決勝は、自力。気楽に頑張ります。

香川雄介
2着/香川雄介(S1・香川76期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一4・二2・準2
G3優勝:3回(08年10月観音寺)

(最終1センター付近)晝田(宗一郎)がいいタイミングで仕掛けたね。強かったです。僕は追走でいっぱいで、話にならないですね。現状のこの脚力で、よくやった方でしょう。

決勝も晝田(宗一郎)の後ろ。番手。頑張ります。

東口善朋
3着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:特4・二1・準3
G3優勝:1回(18年1月和歌山)

後方になって苦しい展開になりましたが、最後はコースを見極めて突っ込めたと思います。ゴールは、届いていないと思ったのですが、届いていて安心しました。体は、思いのほか動けていると思います。もう1日、しっかり走りたいと思います。

決勝は、中釜(章成)の番手。中釜が強いレースをしているので、初めての連携ですが、しっかり追走して優勝を目指して頑張ります。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝の( )は直近の優出

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【京王閣競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/新田祐大(SS・福島90期)
2/北井佑季(S1・神奈川119期)
3/東口善朋(S1・和歌山85期)
4/晝田宗一郎(S2・岡山115期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/柴崎俊光(S2・三重91期)
7/香川雄介(S1・香川76期)
8/中釜章成(S2・大阪113期)
9/藤井侑吾(S2・愛知115期)

注目の並び想定は、
1新田—5佐藤
8中釜—3東口
4晝田—7香川
9藤井—6柴崎
2北井(単騎)

新田祐大の番手に佐藤慎太郎が付く福島SSの2車。
中釜章成の後ろに東口善朋が続く近畿2車。
晝田宗一郎には香川雄介が回る中国四国のライン。
藤井侑吾の番手には、柴崎俊光が付く中部の2人。
そして、北井佑季は単騎の競走となった。

細切れ戦となった決勝。
実績的には、S級S班2人の連携となる新田、佐藤が最上位となろう。新田は「消極的なレースが続いてしまっている」と振り返っているが、若手レーサーを相手に、どう組み立ててくるか。
藤井、晝田、中釜は準決勝を1着で勝ち上がり。それぞれにラインができて、動向が注目される。準決勝同様に、一気の仕掛けが決まれば、記念初優勝も視野に入ろう。ベテランの香川雄介、東口善朋らも虎視眈々と優勝を狙ってくる。
そして、北井も軽視禁物だ。今シリーズは7着3着3着とギリギリの勝ち上がりだが、レースは力強い。今年2つ目のG3優勝を目指して、単騎戦の策を練ってこよう。混戦必至のレースに注目です。

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【京王閣競輪レポート・プレイバック】
2023年8月大阪・関西万博協賛G3
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2022年11月京王閣記念G3
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優勝:平原康多
2019年10月京王閣記念G3
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2018年5月京王閣競輪G3
優勝:平原康多
2017年5月日本選手権G1
優勝:三谷竜生
2017年5月ガールズケイリンコレクション京王閣ステージF2
優勝:長澤彩

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