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競輪

2023/11/20

P-Navi編集部

競輪祭女子王座戦G1(前検日)レポート

競輪祭女子王座戦G1(前検日)レポート

2023年11月20日 小倉競輪
第1回競輪祭女子王座戦G1(前検日)
※ナイター開催

※競輪祭G1の前検日はこちら

【競輪祭女子王座戦の勝ち上がり】
◆初日:ガールズ予選(4個レース)
1位~3位の12名→準決勝
4位から2名→準決勝

◆2日目:ガールズ準決勝(2個レース)
1位~3位の6名→決勝
4位から1名→決勝

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【競輪祭女子王座戦G1(前検日)ピックアップ】
【初日・9R=ガールズ予選】
山原さくら
「長所を生かした仕掛けで戦う」
1番車:山原さくら(L1・高知104期)
※賞金ランキング9位

前の2、3開催は優勝できなかったのですが、しっかり自力を出して、自分のレースができていたので、調子自体は変わらずでした。今年前半は、苦労したところがありましたが、中盤から持ち直し、自分のレースができるようになり、結果もだせて充実していました。小倉は、バンクの特性を分かっているので、自分の長所を生かして仕掛けたいと思います。

【初日・10R=ガールズ予選】
柳原真緒
「タイトルを狙い頑張る」
1番車:柳原真緒(L1・福井114期)
※賞金ランキング8位

今年後半は体調を崩して、気持ちと体が戻ってこない感じがあります。前走の福井で自転車のセッティング変更し、感じは良かったのですが、着が伴わなかったイメージですね。ここまでは、いつも通り、室内練習とウエイトトレーニングをしてきました。(グランプリ出場へ)今回はG1を獲るしかしかない。そこだけを狙って頑張ります。

【初日・10R=ガールズ予選】
太田りゆ
「最後の戦いで優勝する」
3番車:太田りゆ(L1・埼玉112期)
※賞金ランキング25位圏外

オールガールズクラシックを終えてからは、パリ五輪に向けてウエイトトレーニングなど、フィジカルを中心に追い込んだ練習をしています。直前のジャパントラックカップは、3日間で16本を走って、最終日のケイリンで優勝しました。底力の強化を感じた大会で、力がついている実感があります。調子は悪くないと思います。ガールズグランプリをかけた最後の争いなので、優勝したい気持ちが強いです。

【初日・11R=ガールズ予選】
坂口楓華
「1年間の頑張りを出す」
2番車:坂口楓華(L1・愛知112期)
※賞金ランキング6位

(前走の豊橋F2を完全優勝)凄く緊張していましたが、家族が応援に来てくれたりして、勝ち切れたことが自信になったし、この開催に繋がったと思います。体調は、前回のG1で崩しましたが、しっかり治しきって、管理して練習もしました。賞金ランク6位と僅差なので、決勝に進んで3着以内に入ることを目標に、1年間の頑張りをしっかり出したいです。

【初日・12R=ガールズ予選】
小林莉子
「立川でグランプリを走りたい」
4番車:小林莉子(L1・東京102期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

直前の2場所で連続優勝ですが、脚の状態が上がっているわけではないです。でも、10月の伊東温泉の前に、ここを優勝しないとガールズグランプリに出られないことがわかったので、気持ちが吹っ切れてのびのび走れたのだと思います。あっせんが詰まっていたので、追い込んだ練習はできませんでしたが、状態は悪くないので頑張りたいです。今年はグランプリを走りたいですね。G1は、勝ち上がりの難しさを感じていますが、普段の開催のように変わらず走れればいいです。

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ガールズグランプリ2023の選考基準は下記の通り。
最低出走回数:40出走(1~10月までの期間)
選考期間:2023年1月~11月(競輪祭女子王座戦最終日)

◆選抜方法
(1)G1優勝者
(2)世界選手権自転車競技大会ケイリン金メダル獲得者(1月から10月の平均競走得点が上位20位以内の者)
(3) 選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は1月~10月開催までの平均競走得点上位者)

今年のG1優勝者は、
児玉碧衣(パールカップ)
佐藤水菜(オールガールズクラシック)

この2名が現段階で今年のガールズグランプリ出場権を獲得。
また、選考用の獲得賞金ランキングは下記の通り。

【ガールズグランプリ2023選考用賞金獲得額】
1位/久米 詩 23,484,500円
2位/児玉碧衣 22,659,500円※
3位/尾方真生 19,379,000円
4位/吉川美穂 19,079,500円
5位/石井寛子 18,716,000円
6位/坂口楓華 18,686,500円
7位/小林莉子 16,644,600円
8位/柳原真緒 15,833,000円
9位/山原さくら 15,805,000円
10位/中野 咲 14,658,700円
11位/奥井 迪 13,998,000円
12位/野口諭実可 13,932,000円
13位/那須萌美 13,369,500円
14位/荒牧聖未 13,185,000円
15位/吉岡詩織 13,124,500円
16位/佐藤水菜 13,014,000円※
17位/村田奈穂 12,951,000円
18位/鈴木美教 12,948,200円
19位/小林優香 12,741,000円
20位/日野未来 12,363,000円
21位/高橋梨香 12,123,500円
22位/細田愛未 11,978,000円
23位/當銘直美 11,891,000円
24位/青木美保 11,812,000円
25位/下条未悠 11,706,000円
11月20日現在
※はG1優勝者

現在の賞金面でのボーダーは、16位の佐藤水菜がすでにG1優勝で権利を持っているため、6位の坂口楓華までが圏内。7位の小林莉子は坂口と約200万円差。競輪祭女子王座戦G1は、決勝2着が175万円、決勝3着が104万円なので、圏外からの賞金での逆転は、かなり厳しい状況だ。また、賞金ランクでグランプリ圏外から優勝者(佐藤水菜は除く)が出れば、6位もグランプリ出場圏外となるため、現在の3位から6位も予断を許さない状況となる。

◆競輪祭女子王座戦G1の賞金表はこちら

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