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競輪

2024/02/03

P-Navi編集部

静岡競輪G3(準決勝)レポート

静岡競輪G3(準決勝)レポート

2024年2月3日 静岡競輪
能登半島地震復興支援競輪
開設71周年記念「たちあおい賞争奪戦」G3(3日目)

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【静岡競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
令和6年静岡競輪「能登半島地震復興支援競輪 開設71周年記念・たちあおい賞争奪戦」G310RS級準決勝
赤板で佐々木堅次が突っ張り、打鐘で長田龍拳も仕掛けていくが、福島ラインが主導権を握っていく。最終HSで長田は後退も、番手の渡邉雄太は中団に入る。6番手になった寺崎浩平は最終2コーナー前から捲りを打つと、佐々木マークの高橋晋也も番手から捲りで抜け出しを図る。寺崎はスピードで上回り、最終2センター付近で高橋をとらえて、押し切り1着。直線外で東矢圭吾が鋭く追い込み2着。高橋のけん制を凌いだ寺崎マークの大石崇晴が3着に入った。

寺崎浩平
1着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:特5・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(24年1月和歌山以来)

どのラインも2段駆けのようなメンバー構成だったので、相手の出方を見てと思っていましたが、バンクが重く感じて、感覚が良くなかったです。最終HSで仕掛けられるかなと一瞬、思ったのですが、2車ラインで気持ちが弱くなり、捲りに構えてしまいました。先行していませんが、捲りの出だしは悪くないかなと思います。

決勝は、自力です。

東矢圭吾
2着/東矢圭吾(S2・熊本121期)
今回成績:一3・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

1着を取るなら寺崎(浩平)さんより前に位置したいと思っていましたが、(最終1コーナー過ぎ)寺崎さんがすごいスピードだったので、付いていけば3着があるかなと思いました。あとは、外そとを踏んで、どこまでいけるか。今日は、単騎で展開も良く、自由にできたことが勝因かなと思いますが脚は悪くないので、(G3は)初決勝だし、明日もチャレンジ精神で頑張ります。

決勝は、単騎で自力。

大石崇晴
3着/大石崇晴(S2・大阪109期)
今回成績:一3・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:初

寺崎(浩平)君に全て任せて、どこからの仕掛けでもいける準備をしていました。寺崎君のような強い自力に付くのは初めてだったので、緊張したのですが、余裕はありました。流れは向いていると思います。脚の感じも、昨日、一昨日より良くなっていると思います。記念の決勝は初めてです。

決勝も、寺崎(浩平)君の番手。

10Rレース結果

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【静岡競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
令和6年静岡競輪「能登半島地震復興支援競輪 開設71周年記念・たちあおい賞争奪戦」G311RS級準決勝
赤板過ぎに南潤が前を抑えると、打鐘で清水裕友、さらに外から松井宏佑が仕掛けてる。松井は南を叩いて先手を奪い、松井にはマークの渡邉雅也が続くが、最終HS8番手から小林泰正が仕掛けて、松井との主導権争いに。前団の争いを最後方から清水が一気に捲り切り、最終2センター付近で先頭に立ち1着。松井との争いを捲りで制した小林が2着。小林マークの神山拓弥が3着に入線した。

清水裕友
1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特4・二1・準1
G3優勝:10回(24年1月大宮)

取れた位置からと思っていました。(最終2コーナー付近で)(小林)泰正が松井(宏佑)さんを飲み込んでくれた分、自分も(スピードが)伸びたのかなと思います。しっかり体調を整えます。

決勝は、単騎で自力。頑張ります。

小林泰正
2着/小林泰正(S1・群馬113期)
今回成績:特6・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(23年12月佐世保以来)

(清水裕友に)S級S班の力を見せつけられましたね。(最終1コーナーで)先頭に出切れる感じがしたし、清水が後ろにいるのが分かっていたので、(仕掛けに)合わせようとしていたら来ていて、合わせられなかった。脚力が負けていましたね。体の状態は疲れが抜けてきて、徐々に良くなってきていると思います。

決勝は、自力です。一番デキがいいと感じる清水を警戒して、しっかり自分のレースがしたいです。

神山拓弥
3着/神山拓弥(S1・栃木91期)
今回成績:一2・二4・準3
G3優勝:4回(19年1月大宮)

レース中、全く余裕はなかったです。(小林)泰正が、みるみる強くなっている。力でいく感じで、すごいですね。3着に粘れているので、状態は悪くないのかなと。久しぶりに力を出し切りました。

決勝は、(小林)泰正の後ろ。

11Rレース結果

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【静岡競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
令和6年静岡競輪「能登半島地震復興支援競輪 開設71周年記念・たちあおい賞争奪戦」G312RS級準決勝
赤板で山田諒が抑えに来た坂本貴史を突っ張る。坂本は打鐘から再度仕掛けると、山田も踏み込んで両者の主導権争いとなる。これは山田が突っ張り切るが、打鐘過ぎ4コーナーから郡司浩平がスパートすると、最終1コーナーで山田を叩き切り、南関東3車が抜け出す。ゴール前で郡司の後位から深谷知広が差し切り1着。2着に郡司。山田マークの中井太祐が切り替えて追い込むが、南関東3番手の佐藤壮が3着を守り、南関東ラインの上位独占が決まった。

深谷知広
1着/深谷知広(SS・静岡96期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:19回(23年8月松戸)

郡司(浩平)が落ち着いて仕掛けてくれたので、それが何よりでしたし、(郡司の)踏み出しがすごかったですね。最後は、先行してもらっているので、しっかり3人で決めたいと思っていました。リカバリーをして、しっかり準備します。

決勝は、郡司(浩平)の後ろ。

郡司浩平
2着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:20回(24年1月川崎)

3人で決まって、良かったです。(山田諒と坂本貴史が)踏みあってくれたので、緩んだところを仕掛けただけです。仕掛けた時にはいける感覚がありましたね。最終BSまでは力まずにいけました。残り半周、少し苦しかったですが、上出来です。しっかり気持ちも入っていると思います。

決勝は、南関東の前で自力。

佐藤壮
3着/佐藤壮(S2・千葉100期)
今回成績:一3・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:初

(打鐘前は)内に包まれた時、郡司(浩平)さんなら絶対にどうにかすると思ったので、何も考えず深谷(知広)さんの後輪を見ていました。最終1コーナーで中井(太祐)さんにけん制をもらわなかったので、もしかしたら(決勝進出)と思いました。最後は、踏めるところまで踏もうとゴールを目指しましたし、執念のハンドル投げでした。非常に良い状態だと思います。

決勝は、南関東の3番手。深谷さんの後ろ。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/深谷知広(SS・静岡96期)
2/小林泰正(S1・群馬113期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/東矢圭吾(S2・熊本121期)
5/神山拓弥(S1・栃木91期)
6/佐藤壮(S2・千葉100期)
7/寺崎浩平(S1・福井117期)
8/大石崇晴(S2・大阪109期)
9/郡司浩平(S1・神奈川99期)

注目の並び想定は
9郡司-1深谷-6佐藤
2小林-5神山
7寺崎-8大石
3清水(単騎)
4東矢(単騎)

決勝は、準決勝同様に郡司浩平の番手に深谷知広、佐藤壮と並ぶ南関東の3車ライン。
こちらも3日目と同じで小林泰正の後ろに神山拓弥が付く関東2車。
さらに、寺崎浩平と大石崇晴の近畿2車も準決勝に続いて、再度連携。
清水裕友と東矢圭吾は、それぞれ単騎の競走となった。

どのラインが主導権を握るのか考えどころだが、川崎記念決勝で深谷の番手から優勝した郡司が、今度は深谷の前で南関ラインの先頭を走るとならば、主導権取りを狙ってくるか。そうなれば、番手絶好に深谷が地元記念の完全優勝が見えてきそう。
しかし、近況力強い走りの小林や強力な捲りを持つ寺崎の仕掛けも脅威となろう。また、単騎だが連続で記念の決勝進出を果たし絶好調のS級S班の清水や、東矢のしたたかな位置取りからの強襲も想定される。
今年最初のG1・全日本選抜を目前にひかえている選手も多く、激戦必至の見逃せない一戦となりそうです。

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