【ウィナーズカップG2】脇本雄太が2回目の制覇!
2024年3月24日 取手競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
第8回ウィナーズカップG2(最終日)
ガールズケイリンコレクション2024取手ステージ
前検日 最終日
3月21日より4日間の日程で開催されたシリーズは、初日から真冬を思わせる寒さと強風で選手を翻弄した。最強を選別するかのようなコンディションを勝ち抜いたのは、古性優作をはじめとするS級S班4名ら9選手だった。中でも脇本雄太は一時期の不調から脱したかのような力強い捲りを炸裂させて2勝。深谷知広、清水裕友は番手の競走を含め、俊敏な立ち回りで存在感を示した。一方、包囲網がキツくなる北井佑季は、臨機応変な走りで難局を打開し、決勝進出を果たした。そして、準決勝で古性を唸らせたのは窓場千加頼で、シリーズ唯一の3連勝で決勝に進む好調ぶりを発揮した。
ファイナリスト全員が自力選手となった決勝は、突っ張り先行した窓場の番手を死守し、最終HSで仕掛けた伊藤を4コーナー過ぎにとらえた脇本が1着でゴール。2019年以来2回目のウィナーズカップを優勝。ビッグレースは、2022年のオールスター以来1年半ぶりの制覇となった。
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【最終日12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/深谷知広(SS・静岡96期)
4/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
5/坂井洋(S1・栃木115期)
6/河端朋之(S1・岡山95期)
7/古性優作(SS・大阪100期)
8/窓場千加頼(S1・京都100期)
9/北井佑季(S1・神奈川119期)
【レース展開】
誘導以下、8窓場-1脇本-7古性、2清水-6河端、9北井-3深谷、4伊藤、5坂井で周回。坂井が内から北井の後位に上がると、赤い板過ぎに北井がスパート。前受けの窓場も突っ張って、両者の主導権争いとなる。北井は窓場の後位で脇本と並走。最終HSで単騎の伊藤颯馬が仕掛けて、最終2コーナー過ぎに窓場をかわすと、脇本がこれを追う。外から清水裕友が捲りを狙うが、古性優作も4コーナーで外をけん制。直線で抜け出した脇本が押し切り1着。2着に古性で近畿SSワンツー。3着に清水が入線した。
【最終日12R=ウィナーズカップG2決勝・結果】
2車単1-7 390円(1番人気)
3連単1-7-2 1,370円(1番人気)
決まり手:差し-マーク
優勝/脇本雄太(SS・福井94期)
今回戦績:特1・毘5・準1・決1
次走出場予定:西武園G3(4月20日~23日)
今回の決勝に関しては、後輩の2人がいい動きをしてくれて本当に感謝しかないです。緊張で、途中までどうしたらいいかわからない状態だったのですが、スタートの位置が決まってからは、しっかり自分のやるべきことに集中できたかなと思います。窓場(千加頼)君は油断が無いと思ったので、僕は窓場君の後輪に集中した感じでした。(打鐘で)北井(佑季)さんと並走になって、当たられたらしっかり返そうと思っていた。そこはしっかり我慢しきれたかなと。(最終HSで北井をけん制)不慣れな動きでしたが、これも経験として積んでいきたいと思います。(最終3コーナー過ぎは)抜けるかどうか心配なところもありましたが、4コーナーを回ってからは直線勝負できるなと思いました。
今開催は、ラインの力に助けられたレースだったと思っています。不調の中での戦いでしたが、ラインの力があれば優勝できると思ったし、今後はそのことを含め経験を積んでいきたいと思います。また、ダービー(日本選手権競輪)に向けて体を調整して戦っていきたいと思っています。
※ウィナーズカップ(最終日)注目レースピックアップは次ページをご覧ください!
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