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競輪

2024/04/06

P-Navi編集部

川崎競輪G3(準決勝)レポート

川崎競輪G3(準決勝)レポート

2024年4月6日 川崎競輪
大阪・関西万博協賛
開設75周年記念「桜花賞・海老澤清杯」G3(3日目)

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【10R=S級準決勝】
川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G33日目10RS級準決勝
前受けの新山響平が、岩本俊介の上昇に合わせて赤板から突っ張って、そのまま北日本ラインが主導権取りに出る。岩本は中団外で並走となり、最終HSで松本が4番手に追い上げる。外から松本も追い込むが、新山が逃げ切り1着。2着にマークの佐藤慎太郎で北のワンツー。3着には松本が入線した。

新山響平
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特9・二2・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野)

全て突っ張るつもりで駆けました。岩本(俊介)さんの動き次第で、どこで仕掛けるか考えていましたが、仕掛けがなかったので自分のタイミングで踏み込みました。自分のペースだったので、最後まで踏み切れたと思います。日に日に反省を生かしてレースができているので、手応えとしてはいい感じだと思います。

決勝は、自力。

佐藤慎太郎
2着/佐藤愼太郎(SS・福島78期)
今回成績:特7・二3・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)

今日は、(新山響平が)いいペースでしたね。4コーナー立ち上がってからも踏み直していたし、差せる感じではなかったです。ほぼ響平のやりたいレースができた感じだと思います。自分のコンディションは変わらないですね。もう少し上積みが欲しい感じです。ガツッと練習したいです。

決勝は、新山(響平)の後ろ。しっかり付いていくことが大事だと思うので、そこをしっかり。

松本貴治
3着/松本貴治(S1・愛媛111期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:1回(21年1月松山)

最終HSは、8割4番手確保でしたが、行けるところまでと思っていました。前が、どんどんかかっていく感じだったので、仕掛けるタイミングを待って。ゴール前は、(新山)響平が凄くかかっていて、踏めているのですが、伸びていく感じはしなかったです。感触は、日に日に良くなっていると思います。

決勝は、単騎。自分のできることをやって頑張ります。

10Rレース結果

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【11R=S級準決勝】
川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G33日目11RS級準決勝
赤板過ぎに星野洋輝が抑えると、打鐘で古性優作が叩いたところを、青野将大がスパートして先手を奪っていく。最終HS8番手から嘉永泰斗が捲りを打つと、古性も合わせていき、古性マークの浅井康太は内を狙う。捲った嘉永が前団を飲み込み1着ゴール。2着に古性、3着に嘉永を追走した松岡が入線した。

嘉永泰斗
1着/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績:一2・二1・準1
G3優勝:2回(23年5月函館)

今日は、車番が悪かったので、取れた位置からの組み立てと思っていましたが、前が取れたので流れに応じてでした。古性(優作)さんの動きはさすがですね。レースの状況は冷静に見えていたし、踏んだ感じも良かったので行けるかなと。状態は、昨日、今日と同じくらい良かったので、自転車と体が噛み合っていていいのかなと。

決勝は、自力。

古性優作
2着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準2
G3優勝:10回(24年3月松山)

状態が良くないので、組み立てでカバーしたいと思っていました。(嘉永泰斗が)強かったですね。(最終BSは)踏んでなかったので、(前に)出られた感じですね。弱いですね。優勝を目指すには、組み立てでカバーする現状です。

決勝は、自力自在。

松岡貴久
3着/松岡貴久(S1・熊本90期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:1回(16年12月伊東温泉)

まさか前が取れるとは思っていなかったですね。(嘉永泰斗の動きに)風も無かったし、付いて行けました。(最終BSからは)付いて行けたら良かったのですが、浅井(康太)にけん制を受けたくなかったのと、万が一、嘉永が飛ばされた時に、迎え入れる位置だけは確保しようと思っていました。前走G2を走って、今回は記念で9車立てのレースが続いているので、感覚はいいのかなと思います。

決勝は、嘉永(泰斗)の後ろ。

11Rレース結果
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【12R=S級準決勝】
川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G33日目12RS級準決勝
赤板で金ヶ江勇気が動くが、前受けの北井佑希が突っ張る。先頭の神奈川3車に対して、4番手の眞杉匠は打鐘で仕掛けて北井を叩きにいくと、北井も踏んで両者の先行争いに。北井マークだった郡司浩平は、最終2コーナーで自力に転じて捲りを打ち抜け出す。郡司が1着、2着に佐々木眞也が続き、神奈川ワンツー。両者を追った山田久徳が3着に入った。

郡司浩平
1着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:20回(24年1月川崎)

眞杉(匠)が上手くカマして来たので、何も援護できなかったですね。(北井佑季が)一度引いて、立て直してからとも思いましたが、判断が難しかったです。苦しい中での自力だったので、最後は苦しかったです。昨日ほどの手応えはないですね。

決勝は、自力です。皆が強いので、負けないように頑張ります。

佐々木眞也
2着/佐々木眞也(S1・神奈川117期)
今回成績:一3・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(23年6月向日町)

僕は、郡司(浩平)さんに追走することと、内をしゃくられないことを考えていました。最終2コーナーからの郡司さんの仕掛けにしっかり追走できたと思います。地元記念初の決勝進出は、純粋にすごく嬉しいです。

決勝は、郡司(浩平)さんの後ろ。連日、調子はいいと思うので、精いっぱい頑張ります。

山田久徳
3着/山田久徳(S1・京都93期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:4回(22年10月松阪)

スタートを失敗して、人任せのようなレースになってしまいました。最終2コーナーが来たら、仕掛けようと思ったのですが、郡司(浩平)も行きそうだったので、そこに付いて行って、行けるところまでと思いました。落ち着き過ぎな感じで、(渡辺)十夢さんに悪いことをしたなと。コンディションは、もしかするとあまり良くないかもしれません。

決勝は、古性(優作)君の後ろ。精いっぱい頑張ります。

12Rレース結果

※G3優勝回数の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝進出の( )は前回の優出開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/山田久徳(S1・京都93期)
5/松本貴治(S1・愛媛111期)
6/佐々木眞也(S1・神奈川117期)
7/古性優作(SS・100期)
8/松岡貴久(S1・熊本90期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

注目の並び想定は
1郡司-6佐々木
2嘉永-8松岡
3新山-9佐藤
7古性-4山田
5松本(単騎)

決勝は、郡司浩平の番手に準決勝と同じく佐々木眞也が付く地元の2車ライン。
嘉永泰斗には、こちらも準決勝同様に松岡貴久が続く熊本の2車。
新山響平の後ろは、連携実績豊富な佐藤慎太郎が付く東北の2人。
古性優作の番手は山田久徳が続く近畿2車。
松本貴治は単騎の競走となった。

ここは、連日の走りから新山が主導権を握りそうだ。その場合、好位を確保するのがどのラインかになるが、状態が良くないと話すものの組み立てと奇襲を兼ね備えた古性が優位にレースを進めてくるか。
また、地元G3の5連覇を目指す郡司も、今年最初のG1を獲ってからも好調をキープしており、動向は見逃せない。
さらに、高速捲りが戻ってきた嘉永や単騎の松本の一発逆転もあり激戦必至だ。
G1決勝級の戦いに注目です!

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