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競輪

2024/04/13

P-Navi編集部

高知競輪G3(準決勝)レポート

高知競輪G3(準決勝)レポート

2024年4月12日 高知競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念「よさこい賞争覇戦」G3(3日目)

※第6回ガールズフレッシュクイーンの前検日レポートはこちらからご覧ください。

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【10R=S級準決勝】
開設74周年記念よさこい賞争覇戦G310RS級準決勝レース
渡口勝成が打鐘で坂井洋を抑え、最終HS前から先行態勢に入っていく。8番手の深谷知広は最終HSであいた内を突いて中団まで上がると、さらに坂井洋の内を狙い最終2コーナーで3番手まで上がると、すぐさま捲り発進。深谷は逃げる渡口を最終BS過ぎにとらえて先頭に立ち、マークの永澤剛を振り切って1着。2着に永澤。坂井洋マークの吉澤純平は深谷ラインにスイッチして3着入線も内圏線踏切で失格。繰り上がりで坂井洋が3着となった。

深谷知広
1着/深谷知広(SS・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:19回(23年8月松戸)

(最終1センター付近は)皆が外を警戒して空いていたので、内のコースを行った感じです。しっかりゴールまで回しきれたので、そこは良いと思いますが、今日の走りはリスクもあるし、自分の本来の走りではない。しっかり(気持ちを)切り替えて、考えて走りたいと思います。コンディショニングだけだと思うので、クールダウンとウォーミングアップをしっかりやります。

決勝は、自力。

永澤剛
2着/永澤剛(S1・青森91期)
今回成績:一2・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:9回目(24年1月和歌山以来)

(最終1センターで深谷知広が)外のコースを取っていたら、俺いないっす。「内に行くんだ」と思いました。最終BSから全く抜ける感じがなかったです。冬季移動で(深谷知広と)一緒に練習している。ラインのおかげで勝ち上がれています。

決勝は、北日本の3番手。気持ちを楽に頑張ります。

坂井洋
3着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特7・二2・準3
G3優勝:1回(21年11月四日市)

打鐘過ぎ2センターくらいから、こんな絶好の展開があるのかというくらい、行けると思ったのですが、甘かったです。3走して、手応えはあまり良くない、重いです。体調は悪くないのですが、よくわからないですね。でも、やるからにはしっかり修正します。

決勝は、自力。

10Rレース結果

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【11R=S級準決勝】
開設74周年記念よさこい賞争覇戦G311RS級準決勝レース
島川将貴が抑えに行くが、打鐘から新山響平が突っ張っていく。そのまま新山がペースをつかんで主導権取りに出ると、一列棒状に。新山には佐藤慎太郎がマークし、その3番手に阿部将大が続く。北日本ラインが優勢のまま直線に向くと、3番手から阿部が鋭く伸びて、逃げ粘る新山をゴール前で差し切り1着。2着に新山、3着に佐藤が入線した。

阿部将大
1着/阿部将大(S1・大分117期)
今回成績:一1・二2・準1
G3優勝:1回(22年3月高知)

初手の並びで、新山(響平)さんが突っ張るつもりだろうと思ったので、位置を死守して、ゴール前勝負だと思いました。一番ラッキーな展開でした。(新山が)突っ張って最後まで踏めるのがすごいですね。強いです。S級S班はさすがだと思いました。最後は、遅く行くと(佐藤)慎太郎さんのけん制があると思ったので、なるべく自分のペースで捲りに行って、最後にトップギアに持っていくイメージで仕掛けました。褒められたレース内容ではありませんが、SSを破れたのは嬉しいです。調子は、良いと思います。

決勝は、自力。全力を尽くして(優勝を)獲りにいきます。

新山響平
2着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特4・二2・準2
G3優勝:4回(20年3月玉野)

バックストレッチが向かい風なのを選手紹介の時に感じたので、少し遅めでしたが(最終)2コーナーから踏んで、ゴールに向けて徐々に加速していくイメージで仕掛けましたが、阿部(将大)君が強かったですね。明日は、優勝を狙って頑張ります。

決勝は、自力。

佐藤慎太郎
3着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:10回(22年4月平塚)

自力選手がサラ脚で、3番手にハマると対応しきれないことが起きますね。新山(響平)は冷静だったし、かかりも良かった。抜けてないのは、新山が強いんだと思います。明日、どうにか頑張ります。連戦の疲れは無いです。

決勝は、新山(響平)の後ろ。

11Rレース結果
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【12R=S級準決勝】
開設74周年記念よさこい賞争覇戦G312RS級準決勝レース
小嶋敬二が打鐘で犬伏湧也を抑えると、3番手に伊藤旭、5番手に新村穣で、犬伏は7番手まで下げる。最終HSで新村がスパートして小嶋を叩くと、犬伏も仕掛けて最終BS前に新村をかわして主導権を奪い返す。抜け出した犬伏、清水裕友ラインを伊藤が追う。捲った犬伏は、清水を寄せ付けずに押し切り1着。2着清水で中四国ワンツー。伊藤マークの大坪功一が3着に入った。

犬伏湧也
1着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:特9・二1・準1
G3優勝:1回(23年3月大垣)

小嶋(敬二)さんが先行するかもしれないなど、いろいろな想定をしながら(後方に)下げていった感じです。新村(穣)さんが仕掛ける雰囲気があったので、その上を叩けたら良いかなと。流れに沿って行けたと思います。踏んだ感じは悪くないと思います。しっかり踏み直しができました。(清水)裕友さんとラインを組むと、かわされることが多いので、1着にいけたのは嬉しかったです。日に日に状態が良くなってきていると思います。やっと自分らしい競走ができたと思うので、これを続けていきたい。

決勝は、自力です。高知は相性の良いバンクなので、優勝できたら良いですね。

清水裕友
2着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特1・二2・準2
G3優勝:11回(24年2月静岡)

(最終1コーナーで)新村(穣)さんの動きに乗って、上手いところで(犬伏湧也が)仕掛けてくれました。(最後は)犬伏君の踏み直しが尋常ではなかった。状態は、昨日より良かった感じですね。体調は問題ないと思いますが、今日は反省点のあるレースでした。精いっぱい優勝を狙って頑張ります。

決勝は、犬伏(湧也)君の後ろ。

大坪功一
3着/大坪功一(S2・福岡81期)
今回成績:一4・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:7回目(23年8月京王閣以来)

ラインの真ん中にいて、風もなかったし、最後の外並走でも楽だったので、感じは良いと思います。3日間を通して体調、脚の感じは問題ないと思います。

決勝は、阿部(将大)君の後ろ。しっかり付いていくだけです。

12Rレース結果

※G3優勝回数の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝進出の( )は前回の優出開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/犬伏湧也(S1・徳島119期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/深谷知広(SS・静岡96期)
4/永澤剛(S1・青森91期)
5/坂井洋(S1・栃木115期)
6/大坪功一(S2・福岡81期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/阿部将大(S1・大分117期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

注目の並び想定は
1犬伏-7清水
2新山-9佐藤-4永澤
8阿部-6大坪
3深谷(単騎)
5坂井(単騎)

決勝は、犬伏湧也の番手に、準決勝同様に清水裕友が付く中国四国の2車ライン。
新山響平には、佐藤慎太郎と永澤剛が続く北日本3車ライン。
阿部将大の後ろは、大坪功一が付く九州の2人。
深谷知広と坂井洋は単騎の競走となった。

ここも、先行は北日本を率いる新山か。唯一のライン3車のアドバンテージも活かして、優位な展開に持ち込むか。
持ち前の自力や捲りを取り戻してきた犬伏は、好位から強烈な仕掛けを放てば、清水との一騎打ちとなることも予想される。
また、単騎戦となる深谷だが、自力の底力はもちろん上位なので、一発の可能性も十分だろう。
好調な自力型が多く、細切れ戦をとなった決勝。激戦が予想される一戦に注目です。

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【高知競輪グレードレース・プレイバック】
高知競輪G3(2023年)
優勝者:新田祐大
高知競輪G3(2022年)協賛競輪
優勝者:阿部将大
高知記念G3(2021年)
優勝者:長島大介
高知記念G3(2020年)
優勝者:浅井康太
高知記念G3(2019年)
優勝者:山中貴雄
共同通信社杯G2(2018年)
優勝者:平原康多
高知記念G3(2017年)
優勝者:深谷知広

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