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競輪

2024/05/19

P-Navi編集部

【函館競輪G3】古性優作が今年3回目のG3優勝

【函館競輪G3】古性優作が今年3回目のG3優勝

2024年5月19日 函館競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
開設74周年記念「五稜郭杯争奪戦」G3(最終日)

※ナイター開催

早春から晩春へ移り行く季節を迎えた北海道。今回の函館記念開催初日には雨が降り、以降も冷たい強風が吹き、日々バンクコンディションが変化する中で、シリーズは進んでいった。
今開催は5名のS級S班が参戦し、迫力ある走りで他を圧倒してきたが、準決勝で新山響平と山口拳矢が主導権争いを演じた末に共倒れ。初戦から順調に勝ち進んだ眞杉匠も、町田太我の先行を捲れず、まさかの敗退を喫した。波乱含みの展開の中、力を発揮したのは古性優作で、主導権を取れないとみるや戦略を変える好判断の好走で、対応力を際立たせた。また、全日本選抜競輪優勝で、早々に来年のS班返り咲きを決めた郡司浩平や北海道出身の松井宏佑も、わずかなチャンスを逃さない力走で決勝進出。また、岩津裕介はシリーズ唯一の3連勝で優出。善戦を見せた北日本勢だったが、決勝に勝ち進んだのはS班の佐藤慎太郎ひとりだった。

決勝レースは、打鐘で先行態勢に入った松井の番手を取り切った古性が、ゴール前で松井を差し切り優勝のゴール。3月の松山以来、今年3回目のG3優勝(通算11回目)のG3優勝を遂げた。

※3日目のレポートはこちら

【函館競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/松井宏佑(S1・神奈川113期)
3/小倉竜二(S1・徳島77期)
4/三谷竜生(S1・奈良101期)
5/郡司浩平(S1・神奈川99期)
6/棚橋勉(S2・岡山96期)
7/東口善朋(S1・和歌山85期)
8/岩津裕介(S1・岡山87期)
9/古性優作(SS・大阪100期)

【レース展開】
函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G312RS級決勝赤板過ぎ1センター

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G312RS級決勝最終HS

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G312RS級決勝最終1センター

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G312RS級決勝ゴール

誘導以下、9古性-4三谷-7東口、8岩津-6棚橋、2松井-5郡司-1佐藤、3小倉で周回。赤板過ぎに松井が上昇をはじめ、2コーナー付近で古性をおさえると、古性は松井の番手で粘り、郡司と並走になる。3番手は三谷と佐藤で並走になるが、打鐘過ぎに三谷がけん制した際に、佐藤の後位にいた小倉が落車(三谷が押し上げで失格)。松井が先行態勢に入っていき、後位の競りも続くが、最終2コーナーで古性が番手を取り切り、郡司は3番手に。最終2コーナーで岩津が捲りを打つが、3番手外まで。逃げ粘る松井を、ゴール前で古性が差し切り優勝のゴール。2着に松井。外伸びた東口が、郡司をかわして3着に入線した。

【函館競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単9‐2 3,570円(12番人気)
3連単9-2-7 31,500円(86番人気)
決まり手:差し-逃げ

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G3優勝古性優作
優勝/古性優作(SS・大阪100期)
今回成績/特3・二1・準1・決1
次走出場予定/高松宮記念杯競輪G1(岸和田/6月11日~16日)

レースは、ほぼ後ろ攻めかなと思っていたのですが、前が取れて良かったですね。松井(宏佑)の動き出しが遅かったし、自分の横で緩めたので、そこでスピードが合う形になりました。(打鐘からは)必要最小限の動きで(郡司浩平を)どかして、位置を確保できたらと考えました。技術で(位置を)取りたかったので、重心の位置を考えながらでした。
(番手を確保してからは)岩津(裕介)さんが捲ってきたのも見えていたし、ライン3人で決まるかなと思ったのですが、決められなかったのは、力不足かなと思いました。全プロ記念競輪に出られない悔しさがあるので、思い切りトレーニングをして、当たり前のようにタイトルを幾つも獲れるようになりたいし、獲るべくして獲る選手になりたいと思っています。それには、相当のレベルアップをしないといけないと思う。(3連覇のかかる高松宮記念杯競輪を)通過点として、優勝できるようにしたいと思います。

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G3優勝古性優作

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G3優勝古性優作

函館競輪開設74周年記念五稜郭賞争奪戦G3優勝古性優作

【古性優作選手の直近グレードレース優勝開催・レポート】
2024年3月松山競輪G3
2024年1月和歌山競輪G3

※函館競輪G3(最終日)注目選手ピックアップは次のページをご覧ください→

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