SGオートレースグランプリ(5日目)レポート
2022年8月14日 伊勢崎オート
SG第26回オートレースグランプリ(5日目)
【9R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
1・伊藤信夫が最内から好スタートを切って先手を奪取。6・荒尾聡もスタートから2番手の好位置につける。伊藤の逃げ展開で、荒尾は2番手から仕掛けを試みるがとらえきれない。3番手には3・木村が上昇して3車の優出争いに絞られるが、伊藤が8周回を逃げ切り1着。2着に荒尾、3着に木村で決着した。
1着/伊藤信夫(浜松24期)
競走タイム3.420
競走車名:プロドライブ
ランク:S12
今節の成績:2着・3着・3着・2着・1着
SG優勝回数:5回(2020年グランプリ)
4日目は苦手な湿走路を克服して2着。「昨日、雨を乗れたことが今日に活きました」と、さらに好リズムを引き寄せた。準決勝戦は「連日、切れている」スタートを武器に、1枠から8周回を逃げ切り。2年前の伊勢崎オートレースグランプリで13年ぶりのSG制覇を飾り完全復活を印象付けた。ベテランがグランプリVの再現へ、「しっかりと車を仕上げたい」。
2着/荒尾聡(飯塚27期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
競走タイム3.422
競走車名:デフジャムAK
ランク:S3
今節の成績:1着・2着・1着・3着・2着
SG優勝回数:5回(2021年全日本選抜)
レース後のチャリレンジャー荒尾選手コメント
「準決勝戦は試走から感じは良く乗れていました。スタートは今節悪くないので、今日も抜群に切れたのですが、信夫さんがさらに速かったですね。あとは仕掛けようと思ったときに、木村(武之)さんも見えていたので、ミスしたらやられると思い、考えながら乗りました。
ここまで5走して、2日目から徐々に良くなってきています。優勝するにはもうちょっと必要かなと思うのですが、最近の中では良い方だと思います。あと今節は内枠にもたくさん入れていたので、流れも良いです。
エンジンで今足りないのは、手前の瞬発力と、もうちょっと敏感さも足りていない。優勝戦に向けて、そこを求める整備をしていきたいと思います」
***************
【10R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
1・鈴木宏和がインからスタートを決めるも、4・早川清太郎がセンター枠から抜群の飛び出しを見せて、1周3コーナーで鈴木をかわして先頭に立つ。鈴木も2番手でレースを進めるが、8・中村雅人が周回ごとに差を詰めて、6周回で2番手に上がる。独走の早川が1着、2着に中村が入り、最終周回で6・岩見貴史が鈴木をとらえて3着。
1着/早川清太郎(伊勢崎29期)
競走タイム3.395
競走車名:シナモン
ランク:S5
今節の成績:2着・1着・2着・7着・1着
SG優勝回数:0回
SG優出回数:16回目(2022年オールスター以来)
準決勝戦は4枠から「自分でもビックリした」というほど切れ味あるスタートを決めた。素早い捌きで先頭に立つと、この日の一番時計3.395で、しっかりと地元SGの優勝戦にコマを進めた。エンジンも「フィーリングが良かったので、不安なく走れた」と好感触。優出インタビューでのひときわ大きなファンの応援が物語るように、期待されることは一つだけ。「最後、狙うしかないです」。16回目のSG優出で、念願のSG初タイトルをつかみ取るか。
2着/中村雅人(川口28期)
競走タイム3.420
競走車名:KOモンソン
ランク:S6
今節の成績:3着・1着・2着・5着・2着
SG優勝回数:6回(2016年グランプリ)
試走自体に「手応えはなかった」ものの、さすがの追い上げで、しっかりと優出圏内に入った。「スタートは自分なりに切れているけど、回りが早い」と苦心するが、百戦錬磨の捌きでリカバリーしてきた。オートレースグランプリは2016年に優勝歴があり、その開催でSGグランドスラムを達成。「もっとエンジンを良くしないと勝てない」との評価だけに、6年ぶりのSG制覇に向けて、どこまで仕上げてくるか。
※SG優勝回数の( )は直近のSG優勝開催
※SG優出回数の( )は直近のSG優出開催
◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→
12
Recommend
New Article|オートレース
2024/08/27
2024/08/27
2024/08/26
2024/08/15
2024/08/14
Recommend
NEW
2024/09/25
NEW
2024/09/25
NEW
2024/09/17