TOP > オートレース > 【伊勢崎オートG1】青山周平がスーパーハンデからV

オートレース

一覧へ戻る

オートレース

2022/09/11

P-Navi編集部

【伊勢崎オートG1】青山周平がスーパーハンデからV

【伊勢崎オートG1】青山周平がスーパーハンデからV

2022年9月11日 伊勢崎オート
さわやか杯G1第29回ムーンライトチャンピオンカップ(最終日)
※ナイター開催

※4日目のレポートはこちら

現ランクNo1の青山周平が単独スーパーハンデからの挑戦となったG1第29回ムーンライトチャンピオンカップ。
初日から雨が降ったり止んだりの不安定走路が続いて、4日目準決勝戦は良走路に回復したものの、レースは波乱の連続。ハンデ重化したものの、0mハンデからベテランが躍動し、栗原勝測は12年ぶり、木村義明は実に25年ぶりのG1優出を果たした。一方、荒尾聡や高橋貢、早川清太郎らの実力者もしっかりと優出を決めると、青山も苦しい展開を打破して優勝戦進出を決めた。
0‐20mのハンデ戦となった優勝戦。試走タイムは3.29で青山がトップ。3.30で高橋、荒尾、早川が続く。一番人気に推されたのは荒尾聡で、対抗にに青山、早川。また高橋から荒尾、青山の組み合わせも人気オッズを示していた。
レースは、高橋が速攻を決めて抜け出し、荒尾が2番手で機を狙い、そこにスーパーハンデから追い上げてきた青山が加わって三つ巴の展開となる。大混戦となるも、青山は3番手から荒尾を、そして最終周回で高橋をとらえて優勝のチェッカー。見事にスーパーハンデからムーンライト初優勝を果たした。この勝利でG1は通算19回目、G2稲妻賞から4連続グレードレース制覇、そして通算勝利数は700勝達成のメモリアルVとなった。

【G1ムーンライトチャンピオンカップ(最終日)12R=優勝戦】
*8周回4,100m
走路温度:30度、走路状況:良走路
1/栗原 勝測 0m 3.38
2/木村 義明 0m 3.38
3/中野 光公 0m 3.36
4/松尾 啓史 10m 3.32
5/高橋  貢 10m 3.30
6/荒尾  聡 10m 3.30
7/早川清太郎 10m 3.30
8/青山 周平 20m 3.29
※右数字はハンデ、試走タイム

■レース展開
ムーンライトCC優勝戦のスタート
優勝戦のスタート
ムーンライト優勝戦の序盤
序盤で高橋貢が先頭に立つ
ムーンライト優勝戦は三つ巴の展開に
高橋を、荒尾聡、青山周平が追う
ムーンライト優勝戦で青山周平が2番手に浮上
7周回、青山が荒尾のインを狙う
ムーンライト優勝戦の最終周回で青山周平が先頭
最終周回の3コーナーで青山が先頭に立つ
ムーンライト優勝戦のチェッカー
優勝のゴール

0mハンデ3車のスタートは2・木村が先制。して、2番手に3・中野。10線からは高橋が飛び出して3番手、荒尾も4番手につける。中野が木村をかわして先頭に立つも、木村を捲った高橋がすぐさま仕掛けて先頭奪取。荒尾が3番手に上がり、さらに早川、青山が続く態勢となる。荒尾は4周回1コーナーで中野をかわして2番手に上がり、高橋を追う。また青山も早川、中野と立て続けにとらえて3番手まで浮上してくる。先頭の高橋に荒尾は仕掛けを試みるが、高橋も譲らない。青山の後位では早川も追い上げてきて、混戦に拍車がかかるが、3番手の青山は7周回4コーナーで荒尾のインに入り2番手に上がると、最終周回3コーナーで高橋をもとらえて、優勝のゴールに飛び込んだ。2着は高橋、ゴール前で詰め寄るも3着は荒尾、そして大会連覇を狙った早川は4着に終わった。

【G1ムーンライトチャンピオンカップ・優勝戦】
2連単8-5 1,320円(8番人気)
3連単8-5-6 3,760円(21番人気)

優勝インタビューの青山周平
優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
競走タイム:3.410
今節成績:1着・4着・2着・2着・1着
次走出場予定:伊勢崎(9月16日~19日)

信じられないです。
700勝は目の前にありましたが、レースを盛り上げられるように最後まで頑張ろうと。スタートラインに立ってからも、なんで自分はここにいるんだろうと思うハンデ位置でしたが、最後は先頭でゴールができたので、言葉にないです。
エンジンは良い感触がありましたが、みんなも速かったですね。
貢さんが早めに先頭に立ったように見ていましたが、自分はそれどころか、一車ずつ抜いていくことに必死。とにかく捌くことに集中して、走っていました。
優勝は厚い壁だと思っていましたが、このレースは記憶にずっと残るレースだと思います。
スーパーハンデは、正直嫌だなと思いながら(苦笑)。でもレースがスタートしたら、最後まで諦めるわけにはいかないですし、車券を買ってくれるファンの気持ちに応えたい、負けたくないという気持ちがありました。正直、複雑な思いはありましたが、勝てて良かったです。
今後の目標はありません。目の前の一走を頑張るのみです。今日は力いっぱい出し切れましたし、最後まで同期や仲間に助けてもらって、エンジンは良くなりました。自分の実力というよりも、周りや、ファンの方のサポートのおかげです。
今後もその気持ちを忘れずに、一走、一走を頑張っていきたいと思います。

優勝した青山周平が仲間とフォトセッション

優勝旗を掲げる青山周平

賞金ボードを掲げる青山周平

ページの先頭へ

メニューを開く