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2023/04/29

P-Navi編集部

SGオールスター・オートレース(準決勝戦)レポート

SGオールスター・オートレース(準決勝戦)レポート

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【11R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(湿走路)
SGオールスターオートレース準決勝戦11レース
0mハンデの1・松尾彩が逃げ、10線からは4・西原智昭、3番手に6・有吉辰也が続き、8・鈴木圭一郎も前団にとりつく。2周回目に有吉が松尾をかわして先頭も、2周回3コーナーで鈴木が内に入り、有吉をかわして鈴木が先頭に立つ。だがペース上がらず、鈴木を外から有吉が攻め、さらに西原、7・中村雅人も加わる大混戦。6周回で有吉が鈴木を逆転するが、鈴木も再度巻き返して、最終周回で有吉を捲り、そのまま1着。外から西原も続いて2着。ゴール前で中村が有吉をかわし3着。

鈴木圭一郎
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム:3.645
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
今節の成績:1着・1着・1着・3着・1着
SG優勝:13回(23年:全日本選抜)

4日目に3着に敗れて連勝こそストップしたものの、今節ただひとり4勝をあげて優勝戦に駒を進めてきた。だが、準決勝戦も抜け出してから、一度逆転を許すなど「乗りにくく、きつかった。エンジンから滑る」。オールスターは現在連覇中、さらに昨年末のスーパースターからSG連続優勝中。ともに3連覇のかかる一戦となるが、レース脚が無い状況をいかに打破して、優勝戦に臨んでくるか。

西原智昭
2着/西原智昭(伊勢崎期)
競走タイム:3.645
競走車名:ニシエスタ
ランク:S24
今節の成績:3着・2着・7着・1着・2着
SG優勝:0回

スタートから好位置に付けて、チャンスを狙う展開。湿走路も「外一本に決めていました」とアウトを攻め、最終周回3番手からチャンスを掴んで、優出圏内に飛び込んだ。エンジン状態も前日より良化傾向。SGは2018年のグランプリ以来、5年ぶり3回目の優出で笑顔がはじける。オールスター限定だと2013年以来、実に10年ぶりに優出。優勝戦も2枠から好スタートを決めて、再びの波乱を巻き起こせるか。

※11レース結果
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【12R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(湿走路)
SGオールスターオートレース準決勝戦12レース
0mハンデの1・金田悠伽が逃げるも、2周回目に2・別府敬剛が先頭に立つ。内から5・篠原睦、外から8・青山周平が上がり、3週目からは内外にわかれた両者のマッチレースとなる。最後は青山が外から抜け出して1着ゴール。2着に篠原。最終コーナーで3・長田恭徳の内に入った7・若井友和が3着に入線した。

青山周平
1着/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム:3.652
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
今節の成績:2着・1着・1着・2着・1着
SG優勝:12回(22年:日本選手権)

「練習もたくさんして、外に決めていました」。内と外に分かれた篠原睦との1着争いを制して、今節もオール連対の安定感で優勝戦進出を果たした。エンジン状態も「いろいろ試して悪くはなっていない」。飯塚では21年に全日本選抜でSGグランドスラム達成、昨年は日本選手権を制覇と好実績を残す。強豪そろう中、10mオープンの大外枠となったが、No1の勝負強さを発揮して13回目のSG制覇を掴むか。

篠原睦
2着/篠原睦(飯塚26期)
競走タイム:3.659
競走車名:チャージ
ランク:S17
今節の成績:1着・2着・4着・5着・2着
SG優勝:1回(21年:グランプリ)

2着には敗れたものの、湿走路での青山とのバトルはスタンドを沸かせた。内のコースを進んで「泥臭いレースはできたと思います」。優出の最後の切符を掴み、ロッカーでも仲間の祝福を受け、喜びは爆発。良走路については、「タイムがまだ足りていない」ため、優勝戦までに、エンジンをさらに仕上げていく。昨年のオールスター以来のSG優出で、優勝戦は10mオープンの3枠。21年グランプリ以来2回目のSG制覇を、今度は地元で狙う。

※12レース結果

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【最終日・12R=優勝戦】
*10周回5,100m 10mオープン戦
1/角南一如(山陽27期)
2/西原智昭(伊勢崎28期)
3/篠原睦(飯塚26期)
4/佐藤摩弥(川口31期)
5/荒尾聡(飯塚27期)
6/金子大輔(浜松29期)
7/鈴木圭一郎(浜松32期)
8/青山周平(伊勢崎31期)

初日は湿走路からスタートした今回のSGオールスター・オートレース。準決勝戦の5日目も再度の雨となり、湿走路をクリアした8選手がファイナルに名を連ねた。
注目は、やはり10mオープン戦になったところだろう。準決勝戦1着の金子、鈴木、青山が6~8枠に入ったことで、展開も大きく動きそうだ。中でも注目を集めるのは鈴木で、オールスター3連覇、SG3連続制覇の期待がかかる。
SG初制覇を狙うのは、角南、西原、そして女子選手初の偉業に今回も挑む佐藤。地元SG優出した篠原と荒尾は、ともにチャンス十分の位置から好勝負に持ち込めるか。

気になる天気だが、準決勝戦終了後には徐々に雨足も弱まり、日付が変わる前には止んだ。最終日は天気も晴れ予報がでており、良走路に回復して優勝戦を迎えることになりそうだ。

また年末のスーパースター王座決定戦トライアル戦のポイントは以下の通りに付与される。
優勝:出場決定、2着:15ポイント、3着10ポイント、4着7ポイント、5着:5ポイント、6着3ポイント、7着2ポイント、8着1ポイント。(責外:2ポイント、フライングなど責任:0ポイント)

優出メンバーのここまでのポイントは、鈴木がSG優勝で確定。金子が20ポイント、荒尾が12ポイント、佐藤が7ポイント、青山が3ポイント。今年まだポイントが無いのは、角南、西原、篠原の3名。年末に向けてのポイント争いも注目だ。

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【過去のオールスターオートレース】
22年5月(川口)
優勝:鈴木圭一郎
21年4月(川口)
優勝:鈴木圭一郎
20年4月(飯塚)
優勝:荒尾聡

【直近のSG優勝戦・プレイバック】
23年2月全日本選抜オートレース(浜松)
優勝:鈴木圭一郎
22年12月スーパースター王座決定戦(川口)
優勝:鈴木圭一郎
22年11月日本選手権オートレース(飯塚)
優勝:青山周平
22年8月オートレースグランプリ(伊勢崎)
優勝:青山周平

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