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2023/11/25

P-Navi編集部

飯塚オートG1(準決勝戦)レポート【チャリロト杯】

飯塚オートG1(準決勝戦)レポート【チャリロト杯】

2023年11月25日 飯塚オート
チャリロト杯G1開設67周年記念レース(4日目)

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

10線7人並びの大外から8・黒川京介が抜群のスタートを切り、2番手に付けると、0mの片岡賢児を1周回3コーナーでかわして、そこからは独走状態に持ち込んで1着。7・荒尾聡もスタートから3番手に付けると、3周回目に片岡をかわして2番手に浮上。メンバー中で試走1番時計だった5・浦田信輔も3番手から機を狙うが、荒尾が2着をキープ。

黒川京介
1着/黒川京介(川口33期)
競走タイム:3.376
競走車名:イットウセイ
ランク:S20
今節の成績:1着・1着・1着・1着
G1優勝:1回(19年山陽:スピード王)

準決勝戦も大外枠から鮮やかな速攻劇で1着。今開催は初日の通算200勝達成にはじまり、成績欄に4個目の「1」を並べた。もちろん、エンジンは「最高の状態。これほどの仕上がりは、なかなかない」と最大級の評価。今年はG2を2回優勝、SG戦線でも活躍して、年末のスーパースター王座決定戦トライアル戦の出場権を2年ぶりにゲット。初めてグレードレースを制覇した2019年以来となる、2回目のG1制覇を完全優勝で成し遂げ、年末に向けて、さらに勢いを加速させるか。

荒尾聡
2着/荒尾聡(飯塚27期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
競走タイム:3.405
競走車名:デフジャムAK
ランク:S10
今節の成績:1着・3着・3着・2着
G1優勝:12回(23年山陽:プレミアムカップ)

初日1着スタートを切って、ここまでオール掲示板入りの勝ち上がりだが、納得の仕上がりとはいかず。「手は動かしています。少しずつは良くなっているのかなと」。今節も整備を進めてきたが、「タイヤも跳ねもひどい」と課題は山積している。優勝戦は10mオープンの5枠。開設記念レースは過去に2回制しており、今回優勝なら10年ぶりとなる。「諦めずに、手を動かします」

※9レース結果

**********
【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)

単独0mの1・春本綾斗がスタートから逃げる展開。序盤から3番手に付けた8・鈴木圭一郎は、3・高宗良次を捲って2番手に上がると、2周回4コーナーで春本をとらえて、早くも先頭に立つ。鈴木は後続を引き離して快勝。7・中村雅人はスタート後手も、徐々にポジションを上げると、4周回目に春本をかわして2着。人気の一角だった6・長田稚也は懸命の追い上げで、最終周回に3番手まで上がるも、3着で優出は叶わなかった。

鈴木圭一郎
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム:3.370
競走車名:カルマS5K
ランク:S1
今節の成績:2着・1着・1着・1着
G1優勝:14回(23年浜松:ゴールデンレース)

初日はレース中に不利があり、届かずの2着だったが、2日目からは3連勝で優出を決めてきた。「ちょっと軽いですが、乗り心地はいいです」。準決勝戦も好スタートから、展開優位に進めており、「スタートが自分の中で安定してきています」。10月にはチャリロト杯G2浜松記念曳馬野賞で初代覇者になったばかり。10mオープンの大外は決して楽な位置ではないが、今回もチャリロト杯を制して、No.1の底力を見せつけるか。開設記念は3年ぶり3回目の優勝を狙う。

中村雅人
2着/中村雅人(川口28期)
競走タイム:3.389
競走車名:KOモンソン
ランク:S5
今節の成績:1着・2着・6着・2着
G1優勝:9回(19年山陽:プレミアムカップ)

審議対象になったが、結果はセーフ。エンジン的には「4日間の中で、一番よかった」ものの、残り1周から「滑る」傾向にあり、優勝戦に向けても、その対策をどう練っていくか。G1は過去9回の優勝実績があるものの、2019年以来、遠ざかってしまっている。10mオープン戦の6枠から、好位に付けて持ち前の的確な捌きを繰り出せば、久々のG1戴冠の可能性も。

※10レース結果

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