自転車競技
ツアー・オブ・ジャパン(第4ステージ)

レースリーダーとなるヒルを要するリュブリャナ・グスト・サンティックが集団をコントロール。この3名の逃げを容認する形で、タイムギャップを3分程度にキープし、レースは展開していく。
4周目、逃げ集団にメンバーを送り込んでいないチーム右京とチームブリヂストンサイクリングから1人ずつ集団の牽引に参加し、集団のペースアップに協力。逃げる3名とのギャップはジリジリと縮められていく。

チームごとにまとまり、自チームのスプリンターを勝たせるために走る
タイムギャップを35秒まで縮め、最終周回へ突入。ラスト15km、集団が逃げる3名を吸収、ゴールを狙うスプリンターを有するチーム間の熾烈な駆け引きが始まった。
全体のペースが上がり、集団はバラバラになり、下り区間で長く伸びる。迎えたラスト1km。長い長いストレートに、大集団がなだれ込んでいく。愛三工業レーシングチームを先頭に、ラスト500mへ突入。イメリオ・チーマ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、窪木、オールイス・アウラール(マトリックス・パワータグ)、レイモンド・クレダー(チーム右京)が飛び出し、横一線に並ぶ。この激戦のスプリントを制し、両手を挙げたのはクレダーだった。2位に窪木、3位にアウラール。窪木は、今大会2回目の2位をもぎ取っている。

横一線に並ぶスプリンターたち。ハンドルを投げる

選手たちが「カオス」と表現した大混戦のスプリント。迫力満点の真剣勝負に観客は大いに沸いた
Recommend
New Article|自転車競技
2024/08/25
2024/08/24
2024/08/20
2024/08/20
2024/08/03
Recommend
NEW
2024/09/25
NEW
2024/09/25
NEW
2024/09/17