宇都宮シクロクロス(レースレポート)

特に、エンデューロは『仮装の表彰』も設けられており、グループでの参加も可能。参加者たちは、思い思いの格好での参戦を楽しんでいた。どことなくゆったりとした会場の雰囲気が、UCIレースに該当するカテゴリーが始まると、少しずつ引き締まっていく。
参加者は少数ながら、力のある若手選手の真剣勝負となったジュニアのレースでは、2日間ともに、迫力あるレースが展開された。

熱戦となったジュニアのレース。初日は鈴木来人が優勝
14日は鈴木来人(BonneChance)が優勝を決めたが、初日に惜敗した松本一成(TEAM SCOTT JAPAN )が2日目の優勝をもぎ取り、会場を沸かせた。

白熱したジュニアレース。ガッツポーツでフィニッシュラインを越える
エリート女子は海外からMTBのクロスカントリー競技を専門とするスロバキアチャンピオン、ジャンカ・ケセグステブコア(OUTSITERZ cycling)が参戦。
25年のオフロードレースのキャリアを有する43歳のベテランが強さを見せつけ、1周目から先行、日本のベテラン・唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が健闘を見せたが、1日目はケセグステブコアが、そのまま独走でレースを終えた。西山みゆき(Toyo Frame Field Model)が3位。

健闘した唐見(弱虫ペダルサイクリングチーム)

ケセグステブコア、唐見、西山の表彰台
2日目は、海外遠征から帰国したばかりのジュニアチャンピオン渡部春雅(駒澤大学高等学校)が参戦。

ケセグステブコアに果敢に挑んだ渡部
ケセグステブコアに果敢に挑んだが、やはり突き放され、ケセグステブコアが独走優勝。パワーとテクニックの差を示した。

独走で連勝を決めたケセグステブコア

レース後の上位3名。渡部の健闘をケセグステブコアは高く評価した
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