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競輪

2022/01/18

P-Navi編集部

【大宮競輪G3】平原康多が地元記念3連覇!

【大宮競輪G3】平原康多が地元記念3連覇!

2022年1月18日
大宮競輪G3(最終日)
東日本発祥73周年「倉茂記念杯」

「大宮Big Bank」こと大宮競輪場を舞台に、1月15日から18日までの4日間にわたって争われた伝統の一戦「東日本発祥73周年・倉茂記念杯」。平原康多、宿口陽一、吉田拓矢の関東SS3名に注目が集まる中、吉田は二次予選の落車で途中欠場に終わったものの、地元エースの平原は初日特選から無傷の3連勝で決勝進出。宿口もしっかりと勝ち上がり、さらには黒沢征治、武藤竜生も躍進を見せて、地元・埼玉勢が強力な4車連携を形成した。特に3番手を回る平原は、過去に大宮記念を8度制覇。今年は3連覇がかかり、さらに完全優勝にも王手と話題が集中した。
そして決勝。前受けの黒沢が宣言通りにレースの主導権を握り、地元ラインの先頭で奮起。宿口が番手から捲りを放ち、直線では平原が差し脚を伸ばして、見事に地元記念3連覇を達成した。

3日目のレポートはこちら

【最終日・12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/山田庸平(S1・佐賀94期)
3/深谷知広(S1・静岡96期)
4/成田和也(S1・福島88期)
5/宿口陽一(SS・埼玉91期)
6/原口昌平(S2・福岡107期)
7/武藤龍生(S1・埼玉98期)
8/黒沢征治(S1・埼玉113期)
9/和田真久留(S1・神奈川99期)

【レース展開】

誘導以下、8黒沢−5宿口−1平原−7武藤、4成田、2山田−6原口、3深谷−9和田で周回していく。赤板過ぎ、徐々に上昇を開始した深谷は、打鐘手前で黒沢に揺さぶりをかけるように上昇していくも、突っ張る黒沢が打鐘でさらにペースを上げて先行態勢に入る。深谷は8番手まで下がり、周回中と同じ並びに戻る。黒沢はペースをグングン上げて主導権を奪取、最終HSでは山田、深谷ラインとの車間が開いていく。2コーナ過ぎに、黒沢の番手から宿口が捲りを放ち、埼玉勢が優勢のままレースが進む。直線ゴール手前で平原が抜け出して完全優勝の1着
ゴール。2着は埼玉ラインを追走して鋭く伸びた単騎の成田。3着は武藤が入線した。

【大宮競輪G3・S級決勝結果】
2車単1-4 2,370円(8番人気)
3連単1-4-7 5,300円(14番人気)
決まり手:差し-差し


優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績/特1着・二1着・準1着・決1着
次走出場予定/静岡G3(2月3日~6日)

(初手が)前だったら出させないということでしたが、あれほど打鐘から全開とは思っていませんでした。
あそこまで運んでもらったので、無駄にはしてはいけないし、僕か龍生が優勝しないといけないと思っていました。
良い後輩を持ったなという感じですね。勝ったことよりも、そういう走りをしてくれたことが嬉しいです。
前回の立川記念で落車して、不安はありましたが、今回は仲間に助けられました。自分でも完全優勝で終えることができたなんて、今でも信じられません。出来すぎですね。
今回は地元ファンの熱い声援のおかげで、地元から4人が勝ち上がることができましたし、決勝でもああいう走りができたと思います。埼玉で良い走りができました。
このあとは全日本選抜競輪の前に静岡記念もあるので、またしっかり頑張りたいと思います。

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