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競輪

2022/05/22

P-Navi編集部

【宇都宮競輪G3】吉田拓矢が4度目のG3優勝

【宇都宮競輪G3】吉田拓矢が4度目のG3優勝

2022年5月22日 宇都宮
開設73周年記念「宇都宮ワンダーランドカップ」G3(最終日)

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5月19日から22日の日程で開催された宇都宮競輪開設73周年記念「宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦 G3」は、最終日を迎えた。大ベテランの神山雄一郎や渡邉晴智のあきらめない走りや、決勝進出こそ逃したものの隅田洋介、坂井洋らの躍動もシリーズを盛り立てた。
決勝には、準決勝戦で力強い追い込みをみせたS級S班・松浦悠士、そして地元・関東勢からは眞杉匠、金子幸央、吉田拓矢の3車が進出。特に眞杉は先日の日本選手権競輪でも決勝に進んで波に乗っており、準決勝でも吉田拓矢と好連携でワンツーを決めた。また、函館記念優勝の瓜生崇智に刺激を受けたと話す中川誠一郎は、準決勝を先行策で九州ラインを上位独占に導く快走を見せた。
混戦必至となった宇都宮500バンクの決戦。レースは主導権を握った眞杉の3番手からゴール前鋭く伸びた吉田拓矢が、今年1月の立川記念以来、通算4度目のG3優勝を果たした。

※3日目のレポートはこちら

【最終日・12R=S級決勝】
1/吉田拓矢(SS・茨城107期)
2/中本匠栄(S1・熊本97期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/大槻寛徳(S1・宮城85期)
5/眞杉匠(S1・栃木113期)
6/坂本健太郎(S1・福岡86期)
7/小倉竜二(S1・徳島77期)
8/金子幸央(S2・栃木101期)
9/中川誠一郎(S1・熊本85期)

【レース展開】

誘導以下、9中川-2中本-6坂本、5眞杉-8金子-1吉田、3松浦-7小倉、4大槻で周回。まず松浦が上昇をはじめ、眞杉の横で並走となる。打鐘で松浦は前に踏んで、中川をかわして先頭に立つと、眞杉もすかさず仕掛けていく。眞杉は最終2コーナー過ぎに松浦をかわして主導権を握る。7番手から中川が捲りで迫るが、眞杉マークの金子が最終4コーナーで牽制。空いたコースを突いた吉田が差し切り優勝ゴール。2着に金子で、茨栃のワンツー。3着には松浦が入線した。

【宇都宮競輪G3・決勝結果】
2車単1-8 910円(1番人気)
3連単1-8-3 1,920円(1番人気)
決まり手:差し-差し


優勝/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今回成績/特1・二3・準1・決1
次走出場予定/全プロ記念競輪(5月28日~29日)

3番手の役割を今ひとつ分かっていなかったので、内だけはしゃくられないように、松浦(悠士)さんのところを、しのいだ感じです。今回は、前を走る選手のおかげで勝つことができた開催だと思うので、栃茨をはじめとして、より一層ラインの大切さを認識しました。感触は、物足りないところがあるのですが、この後は全プロ記念記念、取手記念と続くので、さらに状態を上げていけるように頑張りたいです。今年はまだG1の決勝に乗れていないので、優勝も目指して頑張ります。

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\最終日注目レース・ピックアップ/
【最終日・4R=S級選抜】

先行逃げ切りで通算100勝
1着/中野雄喜(S2・京都111期)

今日は、後ろ攻めと決めていました。先頭に出てからは、落ち着いて仕掛けられたと思います。今開催は内容がダメで、力が出せずに3日間走って、なんとか最終日に自分の競走ができたと思います。この流れで力をつけていきたいです。100勝は、意識せずに来ました。今開催で達成できてよかったです。

【最終日・7R=S級特選】

もっと競輪が上手くなりたいです
1着/高橋晋也(S1・福島115期)

3車だし逃げたかったのですが、迷いながら引いてしまい、仕掛けるタイミングも遅くなって後ろに申し訳ないです。今回、優勝できるのではと思うくらい仕上がっていたのですが、競輪はそんなに甘くないですね。でも、決勝で戦えるくらいには仕上げてきているので、もっと上手く競輪をしたいです。一走、一走を学びながら、上がっていきたいと思います。

【最終日・8R=S級特選】

いい開催になりました
1着/森田優弥(S1・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

吉田(敏洋)さんの先行は想定内で、7番手にならないように早めに仕掛けました。最近、自転車の乗り方があまり良くなくて、成績も良くなかったので、気持ちが沈んでいました。でも、今朝、自転車のセッティングを宿口(陽一)さんと吉田(拓矢)さんにアドバイスをもらって良くなって、すごくいい開催になったと思います。

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