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競輪

2022/07/10

P-Navi編集部

【福井競輪G3】菅田壱道が復帰戦で優勝!

【福井競輪G3】菅田壱道が復帰戦で優勝!

2022年7月10日 福井競輪G3
福井競輪開設72周年記念「不死鳥杯」最終日

7月7日から4日間の日程で開催された福井競輪開設72周年記念「不死鳥杯」。シリーズ前半の好天から一転、3日目には一時的な豪雨の影響で、準決勝が中止となる自然の摂理を体感する傍ら、運をも味方に付けた選手が決勝進出権を獲得。
本日最終日を迎えた決勝戦では、初の記念決勝進出を果たした坂本周作の先行に乗る菅田壱道が、最終2コーナー手前、4番手に位置どりしていた古性優作の動きに合わせるように番手から発進。菅田は古性の追い上げを振り切り、1着でゴールを駆け抜け、4カ月の長期欠場の復帰戦を優勝で締めくくった。2020年3月久留米の「国際自転車トラック競技支援競輪」以来、通算4回目のG3優勝となった。

※3日目のレポートはこちら

【福井競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/森田優弥(S1・埼玉113期)
3/鈴木裕(S1・千葉92期)
4/松岡辰泰(S1・熊本117期)
5/菅田壱道(S1・宮城91期)
6/坂本周作(S1・青森105期)
7/松井宏佑(S1・神奈川113期)
8/佐々木雄一(S1・福島83期)
9/南修二(S1・大阪88期)

【レース展開】
最終HSを先行する坂本周作選手
最終HS
番手の菅田壱道が捲って出る
最終2コーナー
1着でゴールする菅田壱道選手
ゴール

誘導以下、1古性-9南、7松井-3鈴木、4松岡、2森田、6坂本-5菅田-8佐々木で周回。まず坂本が上昇していき、赤板過ぎに古性をおさえて、そのまま先行態勢に入っていく。古性が4番手、森田が6番手、松井が7番手で打鐘を通過。東北ラインの主導権取りで、番手の菅田が車間をあけて後続を牽制していく。最終HSから森田が捲りを打つも不発。最終2コーナーから古性が捲りで迫ると、菅田は番手捲りを敢行。直線では菅田と古性のマッチレースとなるが、菅田が振り切って優勝ゴール。連覇を狙った古性は惜しくも2着、最後方から鋭く伸びた松岡が3着に入線した。

【福井競輪G3(最終日)12R=決勝結果】
2車単5-1 2,260円(8番人気)
3連単5-1-4 16,180円(50番人気)
決まり手:捲り-捲り

菅田壱道
優勝/菅田壱道(S1・宮城91期)
今回成績/一2・二1・準未・決1
次走出場予定/G2サマーナイトF(7月16日~18日)

点数(競走得点)も出走本数も何も関係ない中で、リラックスして走れたのが大きかったと思います。(最終1センター付近で)古性(優作)君が一瞬見えた時、次に見えた時には横に来ているだろうと思い、前に踏んで行きました。(佐々木)雄一さんとゴール勝負をしたい気持ちもあったので、無我夢中でした。4カ月の欠場期間(※)は、悔しい思いや妬み、嫉みなど、ネガティブな気持ちになってしまうので、G1の中継なども見ないようにしたり、競輪と距離を置いて自分と向き合っていました。宮杯(高松宮記念杯)ごろからレースを見始めて、自分のあっせんが来て、徐々にモチベーションが高まった感じでした。優勝できると思っていなかったです。今日1日だけ喜んで、しっかり気持ちを引き締めて、次走のサマーナイトフェスティバルでも活躍できるように頑張ります。

※2月全日本選抜で先頭員早期追い抜きによる失格のため。

菅田壱道

菅田壱道

菅田壱道

※福井競輪G3(最終日)の注目選手ピックアップは
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