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競輪

2022/07/13

P-Navi編集部

【サマーナイトF特集】加藤慎平×松浦悠士(特別対談)

【サマーナイトF特集】加藤慎平×松浦悠士(特別対談)

絶対に優勝したいという思い

サマーナイトフェスティバル連覇に期待のかかる松浦悠士選手

加藤 さて、今年も上半期が終わって、現時点で賞金ランキングは4位。ここまで自分自身で振り返ってみると?

松浦 全く満足できていないですね。ランキング4位という意識も全くないです。

加藤 それは、勝てたと思うレースに勝てなかった、そういう思いから?

松浦 はい。今年前半戦の決勝では、悔いが残るレースが、かなり多いです。悔しいレースが続くことも悔しいので、賞金ランキング4位という感じもしないのだと思います。

加藤 毎年、聞かれることだとは思うけど、グランプリに向けて、目標としていたところは?

松浦 6月の高松宮記念杯競輪が勝負かなとは思っていました。だから、自分の中では、かなり残念ではあるのですが、アクシデントもあったので、何とも言えないですね。ただ、小松島記念で気づいたことが、福井で出来たことは良かったですし、これからが楽しみだなという思いはあります。

加藤 では、ここまでの半年と違い、自分の中での伸びシロを感じていると?

松浦 そうですね。むしろ、そこを見つけていくしかないと思っています。前半戦のままでは、いけないとは思っていますので。

加藤 数年前は松浦選手が到達していたところに、他の選手がなかなか到達できていなかったけれど、今は他の選手もバッと上がってきた印象がある。そういう変化は感じられる?

松浦 感じています。やはり若手のスピードがすごい。どんどん、スピード競輪が加速していっています。スピードという部分での脚力は、数年前からそう伸びてないというのが自分にはありますね。そのためにも、練習メニューも変えて、もっと自力が出るように、という思いでやっています。

加藤 最後になるけど、もちろん注目を集めるサマーナイトで、どんな走りを見せたい?

松浦 地元地区での初めて出させてもらうビッグレースなので、とにかく結果を残したい、1着を取りたい、という思いです。いつもは他地区でビッグレースを走っているので、その分、今回は自分の中でもかなり高ぶっています。絶対に優勝したいという思いがあるので、応援してもらえたらと思います!

加藤慎平が和やかに対談スタート

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(加藤慎平プロフィール)
1978年5月18日生まれ(44歳)、岐阜県出身。2005年12月に全日本選抜、KEIRINグランプリを制覇し競輪界の頂点に立った。この時の月額獲得賞金1億3千万円は競輪界レコード記録。2018年12月に現役引退後は様々な分野でマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「ペーちゃんねる」にて配信中。

(松浦悠士プロフィール)
1990年11月21日生まれ(31歳)、広島県。2010年7月に第98期生として熊本競輪場でデビュー。2019年の競輪祭でG1初優勝を果たすと、2020年にはオールスター競輪、昨年は日本選手権競輪を制して初のダービー王の称号も手にした。S級S班は今年で3年目。今回のサマーナイトフェスティバル(玉野)が地元・中国地区で出場する初のビッグレースとなる。

※掲載の選手写真は過去撮影したものを使用。

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