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競輪

2022/09/11

P-Navi編集部

【青森競輪G3】吉田拓矢が5回目の記念優勝!

【青森競輪G3】吉田拓矢が5回目の記念優勝!

2022年9月11日 青森競輪G3
青森競輪開設72周年みちのく記念競輪「善知鳥杯争奪戦」(最終日)

9月8日から4日間の日程で開催された青森競輪開設72周年みちのく記念競輪「善知鳥杯争奪戦」。
メインスタンド内にフードコートが新設されるなど、一部施設にリニューアルを施して、より観戦しやすい環境に多くのファンが来場し、4日間の熱戦を見守った。
さらに注目されたのが、ルーキー・中野慎詞の記念初参戦。今開催も3連勝で勝ち上がり、デビューから30連勝達成と話題を独占した。その中野をはじめ、地元勢は新山響平、内藤宣彦の活躍がある一方、S級S班の郡司浩平や清水裕友、吉田拓矢も確実にレースをモノにする走りで応戦。三谷将太、椎木尾拓哉の追い込み型は自力勝負に転じる戦いで決勝進出を果たした。
決勝は、中野に主導権を渡さずに、前受けから清水が先行。最終BSでその3番手を確保していた郡司が仕掛けて出たところを三谷がけん制。その内を抜け出した吉田が4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切り優勝のゴールを駆け抜けた。吉田は今年5月の宇都宮記念以来、通算5回目の記念優勝となった。また、連勝街道を突き進んできた中野だったが、デビュー戦からの連勝は30でストップした。

※3日目のレポートはこちら

【青森競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/中野慎詞(S2・岩手121期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/和田真久留(S1・神奈川99期)
4/三谷将太(S1・奈良92期)
5/新山響平(S1・青森107期)
6/内藤宣彦(S1・秋田67期)
7/吉田拓矢(SS・茨城107期)
8/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
9/郡司浩平(SS・神奈川99期)

【レース展開】
青森記念決勝、赤板HS

青森記念決勝、最終HS先行する清水裕友

青森記念決勝、最終3コーナー内を突く吉田拓矢

青森記念決勝。1着でゴールする吉田拓矢

誘導以下、2清水-4三谷、9郡司-3和田、1中野-5新山-6内藤、7吉田-8椎木尾で周回。まず吉田が中野の横まで上昇すると、郡司も後方を警戒して前との車間をあける。赤板過ぎに吉田は5番手に入り、中野は7番手に引く。打鐘から清水がペースを上げて先行態勢に入っていくと、7番手から中野もスパートするが、新山との連携は崩れてしまう。中野の捲りは、南関東ラインや吉田のけん制もあり、前には届かず。最終2コーナーで吉田が内を突いて3番手の内まで上昇すると、4コーナーでは三谷が郡司の捲りをけん制して空いた内をさらに突いて、直線で抜け出す。吉田はそのまま混戦を制して優勝のゴール。2着に吉田と同じく4コーナーでコースを突いた和田が2着、3着に郡司が入線した。

【青森競輪G3(最終日)12R=決勝結果】
2車単7-3 13,420円(37番人気)
3連単7-3-9 40,180円(132番人気)
決まり手:差し-差し

ミスねぶたを記念撮影に臨む吉田拓矢
優勝/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今回成績/特5・二4・準3・決1
次走出場予定/共同通信社杯G2(9月16日~19日)

内容としては良くないレースだったのですが、昨日のレース後に自転車のセッティングを煮詰めて、いい状態にもってこられました。優勝を狙えるかなという思いがよぎったので、気負わずに走れたと思います。勢いのある新人を警戒しながらのレースで、展開も読みづらかったのですが、結果的に勝てたことは素直に喜びたいです。もっと納得いく勝ち方ができたらよかったとも思います。連日、感触が良くなかったのですが、なんとか戦えるところまでもってこられました。次の共同通信社杯では、S級S班らしいレースをできたらと思います。

ガッツポーズをする吉田拓矢

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\青森競輪G3(最終日)注目選手・ピックアップ/
【最終日・8R=S級特選】
佐々木豪
シリーズ3勝。迷いがひとつ無くなりました。
1着/佐々木豪(S1・愛媛109期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

今日は、途中から頭を切り替えて、落ち着いてしっかり組み立てました。3場所前からシューズを変えて、それが噛み合っていなかったのですが、昨日のレース後にサンとインソールを変えたら、噛み合って踏み心地が良かったので、今日は行けるかなと思いました。久しぶりにスピードも出せましたし、いい感触が見えてきました。迷いがひとつ無くなって良かったです。

【最終日・12R=S級決勝】
中野慎詞
挑む気持ちを忘れず戦います。
9着/中野慎詞(S2・岩手121期)

作戦が上手くいかずに苦しい展開になってしまいました。早い段階で先頭に出て勝負しようと思っていたので、それが上手くいかなかったです。今日の反省を次の共同通信社杯に活かせたらと思います。9車立てもそうですが、S級S班の競走はレベルが高くて、力だけでは勝てないことがわかりましたし、技術を身に付けていかないといけないことがわかりました。まだまだチャレンジャーです、挑む気持ちを忘れずに臨みます。

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