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競輪

2023/01/07

P-Navi編集部

【立川競輪G3】新田祐大の完全優勝で決着

【立川競輪G3】新田祐大の完全優勝で決着

2023年1月7日 立川競輪G3
開設71周年記念「鳳凰賞典レース」最終日

1月4日から4日間の日程で開催された立川競輪開設71周年記念「鳳凰賞典レース」G3は、KEIRINグランプリ2022を走り終えてまもない新田祐大や郡司浩平、佐藤慎太郎をはじめとするS級S班5名が参戦するなど、2023年最初のグレードレースにふさわしい好メンバーが顔を揃え、新春の好天のもと熱戦が繰り広げられた。
S級1班になったが巻き返しを狙う吉田拓矢と清水裕友は、アグレッシブな走りを見せたが、準決勝まで。S級S班の新山響平と平原康多も力を発揮できずに勝ち上がりを逸し、シリーズは激戦一途に。
その中、躍動したのが南関東勢。好調キープの郡司浩平が連携した北井佑季の番手で危なげない走りを見せると、松井宏佑は絶妙な突っ張り先行でライン上位独占を果たす活躍で場内を沸かせた。また、3連勝で勝ち上がった新田祐大と佐藤慎太郎の福島S班コンビ、北津留翼や高松記念優勝の佐々木悠葵らが決勝に駒を進めた。
注目の決勝は、先行策に出た松井の番手を新田が狙い、5車連携の南関ラインを分断。郡司から番手を取り切った新田は、最後方から捲り追い込んできた北津留との捲り合戦を制してゴール。2021年12月の伊東温泉以来、10回目の記念優勝を手にすると同時に、自身初となる記念の完全優勝を成し遂げ、2023年の好スタートを切った。

※3日目準決勝レポートはこちら

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【最終日12R=S級決勝】
1/新田祐大(SS・福島90期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
4/松井宏佑(S1・神奈川113期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/高橋雅之(S2・千葉90期)
7/北津留翼(S1・福岡90期)
8/岡村潤(S1・静岡86期)
9/和田健太郎(S1・千葉86期)

【レース展開】
立川記念決勝赤板

立川記念決勝打鐘

立川記念決勝最終ホーム

立川記念決勝最終2コーナー手前

立川記念決勝ゴール

誘導以下、1新田-5佐藤、3佐々木、4松井-2郡司-9和田-8岡村-6高橋、7北津留で周回。まず松井が上昇して、赤板過ぎに新田を叩きにいくと、新田は番手で粘って、郡司と並走になる。松井が先頭で、番手競りのまま打鐘、最終HSを通過。最終2コーナーで新田は郡司から位置を奪取すると、最後方から捲ってきた北津留に合わせて、最終BSから捲りで抜け出しを図る。捲りで抜け出す新田に、北津留も続くが、新田が振り切って優勝のゴール。2着に北津留、3着には逃げた松井が粘った。

【最終日12R=立川競輪G3決勝】
2車単1-7 4,120円(13番人気)
3連単1-7-4 119,670円(165番人気)
決まり手:捲り-捲り

立川記念勝者新田祐大
優勝/新田祐大(SS・福島90期)
今回戦績:特1・二1・準1・決1
次走出場予定:和歌山G3(1月12日~15日)

今日は、後手を踏むと勝負圏外になってしまうので、なるべく後方にならないように考えていました。松井(宏佑)がペースで仕掛けていたので、苦しかったですね。郡司(浩平)君も相当キツかったと思います。最後はガムシャラに踏んでいました。初日、2日目は、先輩や後輩の頑張りがあっての1着でした。そして3日目は自力で良い感触を掴み、今日は勝負の場面で気を緩めず、強い気持ちで挑むことだけを考えていました。初めての記念完全優勝です。昨年は、苦しい事や報われた事など順風満帆に行かなかったですが、諦めないことを学んだ気がしているので、今年はその気持ちを持ち続けながら高みを目指し、一戦一戦、気を引き締めて、戦い続けたいと思います。

※立川競輪G3(最終日)注目レースのピックアップは次ページへ→

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