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競輪

2023/04/01

P-Navi編集部

チャリレンジャーに北井佑季選手が新加入!

チャリレンジャーに北井佑季選手が新加入!

2023年4月1日より、競輪の北井佑季選手(神奈川119期)が新たにチャリ・ロトスポンサード選手(チャリレンジャー)に加わりました!
元Jリーガーから競輪選手に転身。2021年5月のデビューから積極果敢なレースで頭角を現し、昨年5月にS級に特別昇級。今年からはビッグレースへの参戦も続き、活躍のフィールドを広げています。
皆様のご声援、よろしくお願いいたします!

北井佑季

◆北井佑季(神奈川119期)選手コメント◆

ずっとサッカーをしていましたが、サッカー選手の現役生活は長くないですし、次の仕事を探さなければいけないと20代半ばくらいから思っていました。サッカー選手の場合、現役中から指導者のライセンスを取ったり、引退後もサッカーに携わる仕事に就く人が、ほとんど。しかし、僕の場合は、その道は考えていませんでした。サッカーをすること自体が好きだったので、引退を決めた時に、第一線で何かをする仕事がいいなと思い、いろいろ考えて、競輪選手ならチャンスがあるかなと転向を決意しました。

競輪との接点は、幼稚園からずっと一緒だった幼なじみの女の子がいたのですが、そのお兄さんが競輪選手で、神奈川の小菅誠さん(90期)。そのつながりがあったので、まだ僕がサッカー選手として現役だった20代半ばに、どうしたら競輪選手になれるのか、まず最初に、小菅さんに話を聞いてもらいました。小菅さんには「競輪は努力した分、報われる」と言われまして、ずっとサッカーをやってきた自分には合っているのかなと。そして、29歳の時に区切りを付けました。

2021年に競輪デビューして、チャレンジレースの時から、何度も特別昇班のチャンスを逃したりして、ここまでトントン拍子で来ているとは思っていません。同期の中では、S級特別昇級をしている選手は多くないので、うまくいっている方なのかもしれないですが、たとえば最近はG3を走る機会も増えて、自分では優勝できてもおかしくないと思っている反面、なかなかつかみ取ることができていません。振り返っても、うまくいっているところ、なかなか届かないところ、その両方を感じています。

戦法はデビューした頃から、先行にこだわってきました。競輪はレースの中で、先行できる選手が一人だけ。それで勝つことができれば、9人の中で、一番強いということ。そういう走りを目指したいと、養成所に入った時から決めていました。しかし、最近は勝ち上がるにつれて、自力の選手も強くなり、やりたい競走をやらせてもらえないことも増えてきています。包囲網を敷かれた時でも、それを超える脚をつけ、自分の走りで勝ち切ること。そして、もし先行できなかった時も、うまく対応することが今の課題です。今年はG1も初めて走らせてもらい、力を出し切れたとは思いますが、上のレベルで走れたことで、さらに課題も多く感じています。

競輪とサッカーで大きく違うのは、公営競技であり、お客様が自分にお金を賭けてくれていること。正直、お客様からしたら、お金を賭けている選手がどのような走りをしようと、車券通りに来てくれれば満足という部分はあるかもしれません。ただ、例え負けたとしても、自分に賭けてくれたお客様に納得してもらえる走りをしたい、そして、その走りを応援してもらいたいと思っています。もちろん、賭けてもらっていることにプレッシャーは感じるので、それを跳ねのけるくらい普段から練習するしかないです。

今後の目標は、G3で何回か決勝に乗れているので、できるだけ早くG3を自力で優勝すること。それが、直近の目標です。そして、5月にはまたG1(日本選手権競輪)を走れる機会があります。前回のG1(2月全日本選抜)では準決勝まで勝ち上がれて、展開次第では決勝まで行けてもおかしくなかったと自分でも感じていたので、次は決勝に行くのも目標です。

この4月から、チャリレンジャーのメンバー入りをできたことに、すごく嬉しい気持ちがあります。ユニホームにもロゴマークが付くので、責任もあると思いますし、スポンサーの広告を背負って、自分の走りを少しでも多く見せたいと思います。頑張ります!

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北井佑季

【選手プロフィール】
北井 佑季(キタイ ユウキ)
神奈川・119期
1990年1月27日生まれ・33歳

幼少期からサッカーをはじめ、横浜F・マリノスジュニアユースから桐光学園高校、近畿大学と進む。そして在学中の2010年にFC町田ゼルビアに加入。その後、松本山雅FC、カターレ富山、SC相模原でプレーし、2019年3月にサッカーを引退。競輪への転向を決意して、高木隆弘に弟子入り。日本競輪選手養成所の第119回生に合格し、在所中にはゴールデンキャップを獲得。そして2021年5月、静岡競輪場でデビューを果たすと、同年12月にA級2班に特別昇班。さらに、22年5月にはS級特別昇級を決め、9月平塚F1でS級初優勝、今年2月には前橋で通算100勝。そして全日本選抜競輪でG1デビューと、徹底した先行勝負でステップアップ中。
(3月31日現在)

※チャリレンジャーとは

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