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競輪

2023/05/28

P-Navi編集部

【全プロ記念競輪】古性優作が2回目のSPR賞制覇!

【全プロ記念競輪】古性優作が2回目のSPR賞制覇!

2023年5月28日
全プロ記念競輪(F2)富山競輪場
選手強化支援競輪
2023年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪(最終日)

5月27日から28日の2日間の日程で、富山競輪場において初開催された「2023年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」F2は、目まぐるしくバンクを疾走するトップレーサーの共演で戦いは熱を帯び、本日、最終日を迎えた。
初日優秀競走では、近況好調の浅井康太や東口善朋、調子を立て直してきた新田祐大。激しい主導権争でハイスピードとなったレースで強さを見せた古性優作や俊敏に立ち回った松浦悠士、稲川翔。他を一蹴する快速の脇本雄太や、山田久徳、粘り強さが光った新山響平の9選手が2日目のスーパープロピストレーサー賞に駒を進めた。5選手が勝ち上がった近畿勢の並びは、脇本と古性が別線を選択したことで、さらに激戦必至となった。
レースは、新山の番手を取り切った松浦との捲り合戦を制した古性が1着でフィニッシュ。2017年(和歌山)以来、2回目の全プロ記念競輪・スーパープロピストレーサー賞制覇となった。

※開催レポートはこちら
前検日 初日

【全プロ記念(最終日)12R=SPR賞】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/稲川翔(S1・大阪90期)
5/浅井康太(S1・三重90期)
6/山田久徳(S1・京都93期)
7/古性優作(SS・大阪100期)
8/東口善朋(S1・和歌山85期)
9/新田祐大(SS・福島90期)

【レース展開】
富山競輪全プロ記念競輪SPR賞青板BS

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞赤板HS

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞最終HS

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞最終BS

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞ゴール

誘導以下、1脇本-6山田、7古性-4稲川-8東口、5浅井、3新山-9新田、2松浦で周回を重ねる。まず新山が上昇していき、赤板前には脇本をかわして先頭に立つ。新山はペースアップして、北ラインに単騎の松浦、さらに4番手で古性ラインが続き、脇本は8番手で打鐘を通過。新山マークの新田は車間を切って後続を警戒するが、最終HSで3番手から松浦が仕掛けていく。松浦は最終BS前に新山を捕えるが、中団の古性も捲りを打って松浦に迫る。古性と松浦の捲り合戦は古性に軍配が上がり、直線で抜け出した古性が押し切り優勝。2着にマークの稲川、3着にも東口が入り、古性ラインの上位独占となった。

【全プロ記念競輪(最終日)12R=SPR賞・結果】
2車単7-4 2,030円(7番人気)
3連単7-4-8 8,120円(24番人気)
決まり手:捲り-マーク

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞勝者古性優作
優勝/古性優作(SS・大阪100期)
今回成績/優秀1・SPR賞1
次走出場予定/高松宮記念杯G1(岸和田/6月13日~18日)

普段ラインを組む脇本(雄太)さんと別線でしたし、いつもとは違った緊張感で走れたと思います。脇本さんに胸を借りるつもりで、頑張れました。(別で戦うことは)楽しみでしかなかったです。
(道中は)理想的な位置が取れたましたね。すごく余裕があったのですが、打鐘過ぎに車間が詰まったところで、車間を空けないと捲れないと思った時に、松浦(悠士)君が仕掛けたので、少し立ち遅れてしまいました。そこからは、松浦君をめがけて思いきり仕掛けた感じですね。最後は、苦しくスピードも落ちていたので、稲川(翔)さん(の優勝)かなと思いました。まさか粘れるとは。東口(善朋)さんには、どちらのラインに付くのか苦しい選択をさせてしまいましたが、ワンツースリーだったので、僕に付いて良かったと思ってもらえていたら、嬉しいです。
日本選手権では感触が良くなくて、ちょっとヤバイと思っていましたが、今回は乗り方をだいぶ思い出しました。高松宮記念杯に向けて、筋肉の状態を上げていくこともひとつですが、2月頃の自転車との一体感が出ていないので、そこを上げていけるようにしたいし、獲る気持ちで頑張りたいです。
初日からビックリするくらいの声援をいただいて、そのおかげで頑張ることができました。明日(競技大会)は脇本さんにボロ負けすると思いますが、また頑張ります!

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞勝者古性優作

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞勝者古性優作

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞勝者古性優作

富山競輪全プロ記念競輪SPR賞勝者古性優作

【選手強化支援競輪 2023年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪における支援金について】
富山市(富山市長:藤井裕久)は、本競輪の収益金から、(公社)全国競輪施行者協議会を通じて、(公財)日本自転車競技連盟(会長:松村正之)に500万円を支援金として拠出した。

※最終日のピックアップレーサーは、次ページをご覧ください!

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