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競輪

2023/07/30

P-Navi編集部

【名古屋競輪G3】山口拳矢が2回目のG3制覇

【名古屋競輪G3】山口拳矢が2回目のG3制覇

2023年7月30日 名古屋競輪
開場74周年記念「金鯱賞争奪戦」G3(最終日)

7月27日より4日間の日程で開催された名古屋競輪開場74周年記念「金鯱賞争奪戦」G3は、蝉の声がこだまする猛暑の中、最終日となった。連日熱戦となったシリーズは、今年のダービー覇者・山口拳矢が地元地区で多彩な動きをみせれば、S級S班の新田祐大や守澤太志らも躍動して決勝へ駒進めた。また、渡邉雄太や取鳥雄吾も持ち前の力強い自力を発揮、南潤や伊藤旭らは若手の瞬発力を繰り出しレースを盛り上げた。
超細切れ戦となった決勝は、先行する取鳥を捲った山口が後続を引き離し1着でゴール。今年2月に伊東温泉の協賛競輪でG3初優勝を遂げているが、今回はG3は2回目、記念競輪としては嬉しい初優勝を手にした。

※準決勝のレポートはこちら

【名古屋競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/渡邉雄太(S1・静岡105期)
2/桑原大志(S1・山口80期)
3/山口拳矢(S1・岐阜117期)
4/伊藤旭(S1・熊本117期)
5/守澤太志(SS・秋田96期)
6/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
7/武藤龍生(S1・埼玉98期)
8/南潤(S2・和歌山111期)
9/新田祐大(SS・福島90期)

【レース展開】
名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝青板2センター

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝打鐘

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝打鐘すぎ2センター

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝最終HS

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝最終1センター

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝ゴール

誘導以下、9新田-5新田、4伊藤、6取鳥-2桑原、1渡邉-7武藤、3山口、8南で周回。赤板前に山口が内を進み、渡邉の横までポジションを上げると、渡邉は前に踏んで赤板過ぎに新田を抑えて先頭に立つ。打鐘で6番手の取鳥がスパートすると、渡邉も踏み込むが、最終HSで取鳥が叩いて主導権取り。取鳥には桑原が続き、3番手は山口、内から盛り返す渡邉で並走となる。山口は最終2コーナー過ぎに捲り発進。山口は逃げる取鳥を最終2センターで捕えて抜け出すと、後続を3車身引き離して優勝のゴール。2着は逃げ粘った取鳥、3着には桑原が入線した。

【名古屋競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単3-6 7,260円(22番人気)
3連単3-6-2 30,040円(88番人気)
決まり手:捲り-逃げ

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝優勝山口拳矢と父山口幸二
優勝/山口拳矢(S1・岐阜117期)
今回成績/特1・二2・準1・決1
次走出場予定/オールスターG1(西武園/8月15日~20日)

やっと記念が獲れました。一つの目標だったので、嬉しいです。
最終HS付近から並走になったので、仕掛けるしかなかったです。(渡邉)雄太さんも初日の事があったので、引かないことを想定。けん制をされても飛ばない位置にいました。苦しい展開だったのですが、ガムシャラに最後まで踏んで、優勝できて良かったです。
(ファンに)オッズで人気に推してもらっているので、人気に応えられて良かったです。今は、自分の事で精一杯のところがありますが、タイトルを獲り、そんなことも言っていられない。中部、岐阜の若手がたくさん出てきているので、前後を交代しながら、一緒に上を目指して走れたらと思っています。
今月はレースばかり3本。(オールスターに向けて)しっかり練習をします。赤パンを履く姿や出場することも想像つきませんが、一年の集大成として次の目標はグランプリですね。4日間、暑い中、応援をありがとうございました。

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝優勝山口拳矢

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝優勝山口拳矢

名古屋競輪開場74周年記念金鯱賞争奪戦G3決勝優勝山口拳矢

※名古屋競輪G3(最終日)ピックアップは次ページへ→

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