【ガールズドリームレース】児玉碧衣が３回目の制覇

2023年8月17日　西武園競輪F2
ガールズケイリンコレクション西武園ステージ
「ガールズドリームレース」

※前検日のレポートはこちら
※アルテミス賞レースのレポートはこちら

【オールスター競輪（3日目）11R＝ガールズドリームレース】
1／児玉碧衣（L1・福岡108期）
2／佐藤水菜（L1・神奈川114期）
3／小林優香（L1・福岡106期）
4／久米詩（L1・静岡116期）
5／柳原真緒（L1・福井114期）
6／山原さくら（L1・高知104期）
7／太田りゆ（L1・埼玉112期）

【レース展開】

誘導以下、6山原、7太田、2佐藤、3小林、1児玉、4久米、5柳原で周回。まず久米が動いて佐藤の横まで上昇すると、佐藤は5番手まで引く。2番手の太田は山原との車間をあけて、後続を警戒。打鐘を過ぎると、先頭の山原も踏むが、児玉、佐藤もスパート。最終HSで佐藤が山原をかわすも、児玉も佐藤を叩き切って主導権を奪い返す。児玉の後位には内に佐藤、外は柳原で並走になり、さらに外から太田も捲りで前団に迫ってくる。4コーナー先頭で逃げ切りを図る児玉に対して、太田が直線外から追い込むも、児玉が押し切り優勝。2着に太田、3着に佐藤が入線した。

【ガールズドリームレース=結果】
2車単1-7　1,880円（6番人気）
3連単1-7-2　4,060円（13番人気）
決まり手：逃げ－捲り

優勝／児玉碧衣（L1・福岡108期）
次走出場予定／高知F1（8月28日～30日）

これまで負けていたのは、サトミナ（佐藤水菜）を意識しすぎて、自分のレースができなかったことが、敗因だったのかなと思いました。だから今日は、サトミナの動きを気にしていたというよりは、行くべきところで仕掛けないといけないと頭にあったので、打鐘過ぎの2センターから仕掛ける形になりました。それにサトミナが合わせて動いてきて、そのスピード、音が凄かったので、無理に仕掛けるよりもサトミナの後ろで構えることにしました。が、休むことなく最終HSで仕掛けたことが良かったのかなと。そして、レースを通して誰かの動きを気にするよりも、自分が動くことに焦点を当てたことが優勝に繋がったと思います。
ゴールまでは死ぬ気で踏んでいました。最後、（太田りゆに）抜かれたと思って手を挙げませんでした。G1（パールカップ）を獲ったことが、すごく大きくて、前検日から今日までリラックスして臨めました。SNSで児玉の時代は終わったと、よく目にするので、見返せたかなと思います。
ケガをした時は、すごく辛かったし、トップで走るのは無理なのかなと不安がありましたが、今の調子に戻ってからは、身体の使い方などを考える必要なことだったのかなと捉えています。その結果、パールカップとガールズドリームレースを獲れたのかなと。
ドリームレースは、ファンの投票で選ばれた人しか走れない大きな舞台だし、お客さんに恩返しができる一番のレース。そして、投票して良かったと思ってもらえるレース内容だと思うし、児玉はまだまだトップを走り続けるぞ、という姿を見せられたのかなと思います。
今年は、インパクトのあるレースができていない中、投票で応援してくれる方がたくさんいることを改めて実感したので、これからもトップで走り続けるにはお客さんの声援も必要なので、これからも変わらず応援してください！

【ガールズケイリン選考用獲得賞金ランキング】（ガールズドリームレース終了時）
1位　児玉碧衣　18,987,000円
2位　久米　詩　18,672,000円
3位　坂口楓華　14,207,000円
4位　石井寛子　13,336,000円
5位　尾方真生　12,992,000円
6位　柳原真緒　12,304,000円
7位　小林莉子　11,711,600円
8位　吉川美穂　11,653,500円
9位　鈴木美教　10,857,200円
10位　山原さくら　10,299,000円
17位　小林優香　9,008,000円
90位　佐藤水菜　5,502,000円
138位　太田りゆ　3,441,000円
※JKA調