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競輪

2023/08/28

P-Navi編集部

松戸競輪G3(準決勝)レポート

松戸競輪G3(準決勝)レポート

2023年8月28日 松戸競輪
開設73周年記念「燦燦ダイヤモンド・滝澤正光杯」G3(3日目)

※ナイター開催
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【松戸競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
松戸競輪開設73周年記念燦燦ダイヤモンドン滝澤正光杯G310R準決勝
松本秀之介を深谷知広が突っ張って、南関ラインが主導権取り。深谷が快ペースで飛ばす中、最終2コーナーから松本貴治の捲りは不発。深谷マークの岩本俊介が番手有利に差し脚を伸ばして1着。中団から仕掛けた阿部拓真の捲りは、南関3番手の山賀雅人がけん制。阿部マークの大森慶一が直線で中コースを伸びて2着。3着は深谷が逃げ粘った。

岩本俊介
1着/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:4回(22年12月松戸)

ちょっと深谷(知広)君が強くて、(松本)秀之助に追い上げられて危うかったのですが凌げて、それが結果につながってくれた感じです。今日、昨日に関してはベストを尽くせたと思います。前と番手とでは仕事が違うので、ゼロから競輪をやっているような感じなので、デビューした時のような気持ちで頑張っています。精神的に落ち着いています。

決勝は、自力。

大森慶一
2着/大森慶一(S1・北海道89期)
今回成績:一2・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(22年3月大垣以来)

最終4コーナーは、外のコースに行く選択肢はなかった。あそこに行くしかないですね。瞬時に判断ができました。踏めていますね。2ヶ月くらい前から少し違う練習を始めたのとほんの少しセッティングをいじったのがいい方向にいっているのかもしれません。伸び脚ができてきたのかなと思います。

今回、川越勇星君と連携したので、決勝は川越君、深谷知広君の3番手。確定板を目指して頑張ります。

深谷知広
3着/深谷知広(S1・静岡96期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二2・準3
G3優勝:18回(23年1月大宮)

前が取れた時点で突っ張るつもりでいました。早めに踏み上げていったのですが、思ったよりも粘れたので良かったです。状態は、悪い時よりは上向いてきている気がしますが、まだこれからという感じですね。7月の伊東F1を走って、内藤(秀久)さんと北井(佑季)に地元だからと盛り上げてもらって、南関地区を盛り上げる意識を再認識しました。その気持ちを持って頑張りたいと思います。

決勝は、川越(勇星)君の番手。

10Rレース結果

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【松戸競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
松戸競輪開設73周年記念燦燦ダイヤモンドン滝澤正光杯G311R準決勝
三谷竜生が抑えに行くと、森田優弥が突っ張って、関東ラインが主導権を握っていく。4番手に川越勇星、7番手に三谷の態勢で打鐘を通過。最終HS過ぎから川越、さらに三谷も捲りを打っていく。川越は前団に迫ると、最終BS過ぎに森田追走の平原康多が川越をけん制しつつ、捲りで抜け出す。平原はそのまま押し切り1着。関東3番手の諸橋愛が平原に続いて2着。3着に川越が入線した。

平原康多
1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特5・二3・準1
G3優勝:31回(22年7月弥彦)

後方の仕掛けのタイミングと森田(優弥)ペースを見ながらでした。後ろにメグ(諸橋愛)さんがいたので、躊躇(ちゅうちょ)してしまうと全員、勝ち上がれないで終わってしまうので、最終BSは出させてもらいました。踏んだ感じは、3日間の中で良くなっていると思います。

決勝は、自力自在。

諸橋愛
2着/諸橋愛(S1・新潟79期)
今回成績:一2・二4・準2
G3優勝:8回(21年4月四日市)

森田(優弥)は調子が良かっただけに、もったいなかったですね。川越(勇星)が意外と良い感じで来ていました。(平原)康多とも大舞台でなかなか連携がなかったので、久しぶりにいい刺激だったと思います。状態は、悪くないです。

決勝は、(平原)康多に任せます。番手。

川越勇星
3着/川越勇星(S2・神奈川111期)
今回成績:一4・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:初

森田(優弥)君が突っ張ってくれたので、落ち着いて自分の仕掛けられるところからと思いました。最終2コーナー手前、あの辺りから仕掛けないと内容が残らないと思ったので、ダメでも行ってみようと。平原(康多)さんが番手から出て行ったので厳しいと思いましたが、脚は溜まっていたので。平原さんとは実力と経験の差があり、良い経験ができました。2着で勝ち上がれていれば良かったですが、そんな選手でもないので、少しずつ頑張ります。

決勝は、自力。

11Rレース結果

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【松戸競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
松戸競輪開設73周年記念燦燦ダイヤモンドン滝澤正光杯G312R準決勝
小川真太郎が郡司浩平を赤板前に抑えていく。7番手から岩谷拓磨が上昇していき、打鐘で小川をかわして、そのまま九州ラインが先行。中団に小川、郡司は7番手となる。郡司は最終HSから仕掛けていくが、中団の小川も捲りを仕掛けていく。最終BS前に郡司マークの和田健太郎は、前に切れ込んでいき、小川を捌いて前を追う。先手を奪った九州ラインが優位のままレースは進み、岩谷マークの小川勇介が差し切り1着。逃げ粘った岩谷が2着で福岡ワンツー。和田が3着に入線した。

小川勇介
1着/小川勇介(S1・福岡90期)
今回成績:一2・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:14回目(22年4月川崎以来)

岩谷(拓磨)は成長していますね。気持ちが伝わったし、一門で頑張ってきて、こういう場所でワンツーを決められてちょっと感動しました。G1(オールスター)で2人とも見せ場がなかったので、明日こそしっかりですね。

決勝は、(岩谷)拓磨の後ろ。拓磨が車券に貢献できるように走ってくれれば、拓磨の競輪祭も決まると思うので、しっかり付いて行きます。

岩谷拓磨
2着/岩谷拓磨(S1・福岡115期)
今回成績:一2・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(23年3月大垣以来)

やりました。今日は、いい走りだったと思います。今日は、先行一本でした。前に出切ってからは、しっかり踏み切って、ゴールまでという気持ち。しっかり踏み切ってワンツーなので、良かったです。明日も、兄弟子(小川勇介)とワンツーが実現できるよう頑張ります。脚の調子は問題ないです。

決勝は、自力。兄弟子とは初めての記念決勝なので、気合いが入ります。

和田健太郎
3着/和田健太郎(S1・千葉87期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:3回(21年12月佐世保)

(郡司)浩平には本当に世話になっているので、こういう形で、自分だけが決勝に乗るのは心苦しかったし、(中村)浩士さんも付いてくれていたので。地元で決勝に乗ろうと思ったら(最終BS)あそこしかないと思って突っ込みました。決勝に乗れたのは大きいですね。

決勝は、岩本(俊介)の番手。南関東4人で並ぶ選択肢もありましたが、岩本も自力でやっているし、その方が悔いが残らない。川越雄星、深谷知広とは別線です。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/和田健太郎(S1・千葉87期)
2/小川勇介(S1・福岡90期)
3/諸橋愛(S1・新潟79期)
4/岩本俊介(S1・千葉94期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/川越勇星(S2・神奈川111期)
7/大森慶一(S1・北海道88期)
8/岩谷拓磨(S1・福岡115期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

注目の並び想定は
4岩本—1和田
8岩谷—2小川
5平原—3諸橋
6川越—9深谷—7大森

決勝は、岩本俊介と和田健太郎が結束する千葉2車。
岩谷拓磨には準決勝同様小川勇介が付く福岡2車の同門ライン。
平原康多には諸橋愛が続く関東の2人。
川越勇星の番手に深谷知広、大森慶一が続くラインによる4分戦となった。

それぞれのラインで力を出し切り優勝を目指す南関東勢が別線を選択したことで、レースの行方が混沌としていきそう。唯一3車でラインの長さを活かす競走を川越が考えれば、主導権を握って、深谷に好機が訪れるか。しかし、準決勝と同じように同門でワンツーフィニッシュを目論む福岡勢も積極策を考えてきそうだし、地元優勝を目指す千葉両者や徐々に調子を取り戻してきた平原の戦い方も気になるところ。混戦が予想される一戦に注目です。

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