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競輪

2023/09/09

P-Navi編集部

立川競輪G3(準決勝)レポート

立川競輪G3(準決勝)レポート

2023年9月9日 立川競輪
開設72周年記念「鳳凰賞典レース」G3(3日目)

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【立川競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
立川競輪開設72周年記念鳳凰賞典レースG310RS級準決勝
赤板過ぎに大川剛が先頭に立ち、そのままペースを上げて先行態勢に入っていく。3番手に入った森田優弥は最終HS前に仕掛けを試みるが、大川マークの守澤太志がけん制。森田は再度3番手に入り直すと、今度は最終2コーナーから捲って、東北ラインをとらえていく。守澤は森田の捲りに切り替えると、直線鋭く伸びて1着。2着に森田、8番手から捲り追い込んだ犬伏湧也が3着入線した。

守澤太志
1着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:3回(22年11月四日市)

(大川剛が)チャレンジャーとして、しっかり力を出し切ってくれたので、嬉しく思います。最近、感触は良かったのに、着が付いてこない不甲斐ない成績ばかりだったが、ここでしっかり3日間を走れているので、次の共同通信社杯にいい弾みにがついたかなと思います。

決勝は、新山(響平)君の番手。

森田優弥
2着/森田優弥(S2・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(23年3月玉野以来)

(打鐘後の4コーナー)犬伏(湧也)さんが仕掛けてくるタイミングだと思っていたし、地元選手が付いてくれていたのでしっかり仕掛けようと思ったのですが、(大川剛に)力負けしました。デビュー戦を立川で走らせてもらったので思い出の場所ですし、記念の決勝に乗れたのはすごく嬉しいです。

決勝は、眞杉(匠)君の後ろ。番手。

犬伏湧也
3着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:特6・二1・準3
G3優勝:1回(23年3月大垣)

前からの組み立てで、別線がやり合ってくれたらチャンスがくるかなと思いましたが、大川(剛)君が予想以上にふかして行った感じだったので。間合いの取り方を間違えたと思いましたが、落ち着いて脚をためながらいけた感じがありました。なんとか3着に粘り込めましたね。明日は、決勝で力を発揮できるようにしたいですし、もっとレベルを上げていきたいです。今日は、3日のうちで、一番軽い感じがありました。しっかり締めくくりたいです。

決勝は、自力。

10Rレース結果

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【立川競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
立川競輪開設72周年記念鳳凰賞典レースG311RS級準決勝
野田源一が上昇していくと、新山響平は赤板過ぎに突っ走っていく。新山の先行で、3番手に北井佑季、5番手に佐々木悠葵の隊列で最終HSを通過。北井は最終2コーナー過ぎから仕掛けると、逃げる新山を捲り切り、2着に4車身差をつける1着。新山マークの渡部幸訓がけん制した際に、あいたコースを突いてポジション上げた佐々木が強襲の2着。逃げた新山が3着に粘った。

北井佑季
1着/北井佑季(S1・神奈川119期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・二2・準1
G3優勝:1回(23年9月向日町)

打鐘では、強引に主導権を取りたい気持ちがあったが、小原(太樹)さんが迎え入れてくれたことで冷静に走れたのかなと思います。強いメンバーだったし、簡単にはいかないだろうと思っていたので、決勝に乗れて良かったと思います。自分の持てる力を、精一杯、出せるレースがしたいと思います。

決勝は自力。

佐々木悠葵
2着/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:1回(22年12月高松)

今日は、車番が悪かったので、取れた位置から組み立てようと思っていました。最終BS前は凄いスピードで、自分のフォームが崩れるくらい強烈でしたね。苦しかったです。準決勝は凄いメンバーだったのですが、いろいろ考えてできたと思います。

決勝は、平原(康多)さんの後ろ。関東の4番手。

新山響平
3着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特9・二2・準3
G3優勝:4回(20年3月玉野)

(最終BS過ぎ)北井(佑季)さんが仕掛けてくる時に、バンク内側の赤い所に入って、北井さんを捲りやすくさせてしまったと思うので反省していますし、(渡部)幸訓さんに申し訳なかったです。身体自体は悪い感じはないですし、自転車も上手く乗れていると思うのですが、脚力不足なんですかね。

決勝は、自力です。

11Rレース結果

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【立川競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
立川競輪開設72周年記念鳳凰賞典レースG312RS級準決勝
中井太祐が抑えにかかるが、眞杉匠が突っ走って、関東ラインが主導権を握っていく。眞杉の先行で、4番手に山崎芳仁、6番手に清水裕友が続く一本棒の展開となる。清水は最終2コーナーから捲りを打つも、眞杉マークの平原康多のけん制もあり不発に。関東優位のまま最後の直線に向くと、番手の平原が差し切り1着。3番手の高橋築が2着、眞杉が3着に入り、関東ラインの上位独占が決まった。

平原康多
1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:31回(22年7月弥彦)

「さすが眞杉」と、いうペース配分でした。なかなか後方から仕掛けてこられないペースでしたね。(最終BS)清水裕友がかなりいいスピードできたので、タイミングをミスったら、全て台無しにしてしまうと思いました。いいタイミングでけん制できたのかなと思うし、(高橋)築を連れ込めたので、すごく嬉しかったです。状態は、前走(松戸記念)よりかなりいいかなと感じます。

決勝は、森田(優弥)の後ろ。関東の3番手。

高橋築
2着/高橋築(S1・東京109期)
今回成績:一5・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年11月京王閣)

今日は、ラインの連結を外さないようにと、内のコースに入られないように3番手の仕事をしっかりやろうと思っていました。自分の仕事をしつつ、ラインのみんなと一緒に勝ち上がれたので良かったです。(地元の)立川記念の決勝は初めてです。いい着が取れるように頑張ります。

決勝は、関東の一番後ろ。そこから優勝を狙っていきたいと思います。

眞杉匠
3着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:特7・二3・準3
G3優勝:3回(23年5月宇都宮)

作戦通りにレースを運べたと思います。最近、突っ張り先行をしていない中で、2日、それで走れているので(状態は)いいのかなと思います。

決勝は、力を出し切るだけです。自力。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【立川記念(最終日)12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/眞杉匠(S1・栃木113期)
4/北井佑季(S1・神奈川119期)
5/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
6/高橋築(S1・東京109期)
7/犬伏湧也(S1・徳島119期)
8/森田優弥(S2・埼玉113期)
9/守澤太志(SS・秋田96期)

注目の並び想定は
3眞杉—8森田—1平原—5佐々木—6高橋
2新山—9守澤太
4北井(単騎)
7犬伏(単騎)

決勝は、眞杉匠の番手に森田優弥、その後ろには平原康多、佐々木悠葵、高橋築が続き5車が結束する関東ライン。
新山響平には守澤太志が付く北日本2車。
北井佑季と犬伏湧也は単騎の競走となった。

注目は、5車で結束した関東ライン。決勝は力を出し切るだけと話す眞杉が、ラインの先頭で主導権を握れば、ラインで上位独占する可能性は高まるか。
だが、先行にこだわりを持つ新山も主導権を取りに行くに違いなく、レースの動き出しが早くなりそうだ。また、単騎だが機動力のある北井と犬伏の動向も注視が必要で、立川の長い直線を活かし好位からの大逆転もありそうだ。大激戦になりそうな一戦に注目です。

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