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競輪

2023/10/14

P-Navi編集部

小田原競輪G3(準決勝)レポート

小田原競輪G3(準決勝)レポート

2023年10月14日 小田原競輪
第8回施設整備等協賛競輪「小田原城下町音頭杯」G3(3日目)

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【小田原競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
小田原競輪第8回施設整備等協賛競輪小田原城下町音頭杯G310RS級準決勝
石塚輪太郎が上昇も、大石剣士が譲らず、先行態勢に入っていく。赤板で稲吉悠大が大石の番手を狙い、大森慶一と競り合いになるが、最終HSで大森が番手をキープ。大石の主導権取りで、番手から大森が差し脚を伸ばして1着。ライン3番手の河野通孝が2着で、88期のワンツー。石塚が最終1センターから捲りを打ち、その仕掛けに乗って直線外を伸びた柴崎淳が3着に入った。

大森慶一
1着/大森慶一(S1・北海道88期)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:7回目(23年8月松戸以来)

稲吉(悠大)か松尾(勇吾)のどちらかが攻めてくるなと思っていましたが、早めに(稲吉が)きましたね。意地でも位置を守ろうと。大石(剣士)が頑張っていましたが、若干スピードが落ちてきた感じがあったし、後ろももつれていたので、早めでしたが前に踏ませてもらいました。苦しい場面でも踏めていたので、良かったと思います。

決勝は、地元神奈川勢に付けます。神奈川の3番手。

河野通孝
2着/河野通孝(S2・茨城88期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(23年7月福井以来)

最終HS、人の心配をしているよりも自分の心配をしないといけない場面だったので、位置を取りきれて良かったです。ゴール前は、どのコースを取ろうかと思ったのですが、最後は2着までいけました。初日から気になっていた心肺機能系は、日に日に良くなっている感じがあります。明日もっと楽になるのかなと。あと1日、頑張りたいです。

決勝は、宿口(陽一)君の番手。

柴崎淳
3着/柴崎淳(S1・三重91期)
今回成績:特4・二1・準3
G3優勝:5回(21年6月福井)

昨日、初日に比べて状態が良くなかったので、レース後ゆっくりローラーに40分くらい乗って調整しました。そのおかげで、ウォーミングアップでは、さほど乗らなくてもいい状態でした。小田原は、応援してくれるファンがたくさんいるので、期待に応えて歓声を沸かせたいですね。

決勝は、単騎です。

10Rレース結果

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【小田原競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
小田原競輪第8回施設整備等協賛競輪小田原城下町音頭杯G311RS級準決勝
赤板で川越勇星が脇本勇希をおさえていく。吉田茂生、不破将登の落車アクシデントがある中、打鐘から久田裕也が仕掛けると、連携の田尾駿介が離れ、久田の番手に川越がおさまる。久田が先行し、打鐘過ぎに長島大介も仕掛けて前団に迫るが、2番手の川越も車間を切ってけん制していく。後続の争いを尻目に、久田が逃げ切り1着。川越の後位から大塚玲が伸びて2着。長島マークの宿口陽一が外伸びて3着に入線した。

久田裕也
1着/久田裕也(S2・徳島117期)
今回成績:一3・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(23年5月宇都宮以来)

レースはセオリー通りだったのですが、先行するか、中団にいるか迷ってしまい、動くタイミングがずれてしまいました。反省点が色々ありますが、手応えとしてはいいと思います。33バンクの小田原は、バックも取れつ、相性がいいと思うので、この後、修正をして自分の力を出し切れるレースがしたいです。

決勝は、単騎です。

大塚玲
2着/大塚玲(S1・神奈川89期)
今回成績:一4・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(22年4月平塚以来)

今回で、神奈川3場のG3決勝に乗れました。チャンスだなと思っていたので良かったです。落車がありましたが、上手く(川越)勇星が仕掛けてくれました。脚は、連日、軽くなってきているので、明日は、もっといいと思います。

決勝は、北井(佑季)君の後ろ。

宿口陽一
3着/宿口陽一(S1・埼玉91期)
今回成績:特9・二1・準3
G3優勝:2回(22年11月京王閣)

長島(大介)とワンツーが決まると思ったのですが、ダメでしたね。残念でした。脚はいい状態だと思います。相手は強いので、初日同様に緩んだら仕掛けるスタイルで頑張ります。

決勝は、自力。

11Rレース結果

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【小田原競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
小田原競輪第8回施設整備等協賛競輪小田原城下町音頭杯G312RS級準決勝
前受けの北井佑季がそのまま先行態勢に入っていく。伊藤信が仕掛けて主導権争いとなるが、北井は突っ張り切って主導権を譲らない。山本勝利が捲りを仕掛けると、北井マークの松坂洋平は車間を切ってけん制。最終2センターで山本らが落車のアクシデント。北井マークの松坂が差し切り1着入線も斜行により失格。逃げた北井が繰り上がりで1着。2着に磯田旭、3着に山本伸一がそれぞれ繰り上がった。

北井佑季
1着/北井佑季(S1・神奈川119期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:1回(23年8月向日町)

早い段階から踏み合いになりましたが、その中で33バンクの特性を生かしながら、踏んだり休んだりができました。最後の踏み直しは、少し末脚を欠くところがあった気がします。体の状態は明日のほうが良くなってくると思うので、今日以上にの強い気持ちを持って臨みます。

決勝は、自力です。しっかり自分の力を出して戦います。

磯田旭
2着/磯田旭(S1・栃木96期)
今回成績:一4・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(22年12月松戸以来)

(山本)勝利の仕掛けの出が良かったので、ギリギリまで信用して付いていました。落車があったので、どうにか着に届いた感じです。感触は、徐々に良くなっていて、今日も少しだけですが良くなっています。

決勝は、関東の3番手。しっかり走ります。

山本伸一
3着/山本伸一(S2・奈良101期)
今回成績:一3・二4・準3
G3優勝:2回(22年8月岸和田)

(伊藤)信が頑張っていたので、しっかり付いていくのと、隙があればどこかで迎え入れる準備をしていたのですが。気持ちに応えたかったです。最後はラッキーですね。落車を避けられたのは大きいです。コンディションはいいと思います。

決勝は、1人でやります。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝の( )は直近の優出

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【小田原競輪G3(最終日)12R=S級決勝】

1/北井佑季(S1・神奈川119期)
2/河野通孝(S1・茨城88期)
3/柴崎淳(S1・三重91期)
4/大塚玲(S1・神奈川89期)
5/宿口陽一(S1・埼玉91期)
6/久田裕也(S2・徳島117期)
7/大森慶一(S1・北海道88期)
8/磯田旭(S1・栃木96期)
9/山本伸一(S2・奈良101期)

注目の並び想定は
1北井−4大塚−7大森
5宿口−2河野−8磯田
3柴崎(単騎)
6久田(単騎)
9山本(単騎)

決勝は、北井佑季の番手に大塚玲、その後ろに北海道の大森慶一が続く3車ライン。
宿口陽一の後ろに河野通孝、磯田旭が続く関東3車。
柴崎淳、久田裕也、山本伸一の3名は単騎の競走となった。

決勝も、連日前受けから突っ張り先行で勝ち上がった北井の先行が濃厚。ライン上位独占か、逃げ切り優勝もそうだ。
しかし、戦績上位の宿口や好調の河野、単騎で一発にかける柴崎や山本、好気合の久田の動向にも注目が集まりそうだ。小田原城を臨む高速33バンクの熱戦にご期待ください。

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