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競輪

2023/10/31

P-Navi編集部

【京王閣競輪G3】新田祐大が今年3回目の記念V

【京王閣競輪G3】新田祐大が今年3回目の記念V

2023年10月31日 京王閣競輪
開設74周年記念「ゴールドカップレース」G3(最終日)

10月28日より開幕した京王閣競輪開設74周年記念「ゴールドカップレース」G3ナイターは、秋の涼やかな風の下、連日激戦が展開され、本日最終日を迎えた。
初日特選から眞杉匠が失格欠場となり、波乱を予感させたシリーズは、S級S班の平原康多が決勝進出を逃すなど、その後も混戦を極めた。一方、若手機動型が目を見張るレースで躍動。カマシ先行で逃げ切った藤井侑吾、展開を見極めゴール前鋭く追い込んだ中釜章成、好走した晝田宗一郎が決勝進出を決めた。また、「積極的な競走ができなかった」ものの新田祐大と佐藤慎太郎の福島S班両者や、パワフルな先行で真っ向勝負する北井佑季ら9選手が名を連ねた。

細切れ戦となった決勝は、打鐘で先行態勢に入った単騎の北井を追いかけた新田が、最終BSでとらえると、そのまま押し切り1着でフィニッシュ。G3優勝は4月の高知記念以来、今年3回目で通算12回目。佐藤慎太郎との福島SS連携で見事なワンツー決着を演出し、貫録を見せつけた。

※準決勝のレポートはこちら
※競輪ルーキーシリーズ2023プラスの結果はこちら

【京王閣競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/新田祐大(SS・福島90期)
2/北井佑季(S1・神奈川119期)
3/東口善朋(S1・和歌山85期)
4/晝田宗一郎(S2・岡山115期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/柴崎俊光(S2・三重91期)
7/香川雄介(S1・香川76期)
8/中釜章成(S2・大阪113期)
9/藤井侑吾(S2・愛知115期)

【レース展開】

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3決勝赤板

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3決勝赤板過ぎ2コーナー付近

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3決勝最終HS

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3決勝ゴール
誘導以下、4晝田-7香川、1新田-5佐藤、8中釜-3東口、9藤井-6柴崎、2北井で周回。まず藤井が上昇を開始し、晝田に並びかける。赤板で抑えた藤井を、中釜がかわしていくと、打鐘で単騎の北井がスパートして先行態勢に入っていく。北井を新田、佐藤が追い、4番手は中釜の態勢で最終HSを通過。新田は最終BSから捲りを打ち、北井をとらえると、マーク佐藤の差しを振り切って優勝ゴール。2着に佐藤で福島SSワンツー。3着には中釜が入線した。

【京王閣競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単1-5 530円(1番人気)
3連単1-5-8 7,190円(19番人気)
決まり手:捲り-マーク

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3優勝新田祐大
優勝/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績/特2・二2・準3・決1
次走出場予定/四日市G3(11月9日~12日)

初日は、落車を避けたところがありましたが、その中で反応できていたし、後ろの先輩2人も対応してくれたので、成績としてはいいスタートを切れたと思いました。
しかし、中日の2日間、積極性を欠くような、よくない走りをしてしまった。昨日(準決勝)などは、格下の相手をどう攻略するかの部分でしてやられてしまい、非常に悔しいところがありました。決勝は、それを何とかしたい気持ちが強かったです。そのことで、心と体の準備ができたのだと思います。
力試しをしたい選手が、格上を倒す目的の戦いを仕掛けてくるようなレースは、非常に戦いにくくなることがあります。競輪祭の優勝しかグランプリ出場はないと思っている中で、G3の準決勝では、負けられないと思うことが、違う形になって出てしまっているのかなとも感じます。
今日優勝できたのは、(佐藤)慎太郎さんがレース前から「お前の感性に任せる」と、言ってくれて自信をつけてくれたからですし、昨日と同じ失敗をしない思いが、打鐘前の北井(佑季)君の仕掛けに反応できて、その結果が繋がったと思います。いい弾みをつけられると思うので、油断せず、競輪祭を迎えたいですね。頑張ります。

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3優勝新田祐大

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3優勝新田祐大

京王閣競輪開設74周年記念ゴールドカップレースG3優勝新田祐大

※京王閣競輪G3(最終日)ピックアップは次ページへ→

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