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競輪

2024/04/27

P-Navi編集部

オールガールズクラシックG1(2日目)レポート

オールガールズクラシックG1(2日目)レポート

2024年4月27日 久留米競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
第2回オールガールズクラシックG1(2日目)
※ナイター開催

【開催レポート】
初日 前検日 出場チャリレンジャーインタビュー

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【久留米競輪G1(2日目)10R=L級ガールズ準決勝】
1/吉川美穂(L1・和歌山120期)
2/久米詩(L1・静岡116期)
3/鈴木美教(L1・静岡112期)
4/吉村早耶香(L1・静岡112期)
5/小林莉子(L1・東京102期)
6/中野咲(L1・愛知11期)
7/太田美穂(L1・三重112期)

久留米競輪第2回オールガールズクラシック2日目10RL級準決勝
2久米、1吉川、5小林、7太田、3鈴木美、6中野、4吉村で周回。打鐘で吉村が久米を抑えて、先行態勢に入っていく。2番手に久米、3番手は内に吉川、外に鈴木美が並走で最終HSを通過。最終2コーナーから久米が捲りで抜け出すと、これに吉川、さらに小林莉が続いていく。直線で吉川が鋭し差し脚で1着。2着に小林、久米が3着に入線した。

吉川美穂
1着/吉川美穂(L1・和歌山120期)
今回成績:テ2・準1
G1決勝:3回目(23年11月競輪祭)
※オールガールズクラシックは2年連続優出(2着)

理想通りの形になったかなと思っていました。最終BSでは、外に(鈴木美教が)いたのですが、自分の出られるスペースはあると思っていたので、落ち着いて走れました。前回の向日町で前2日とも感じは良かったので、今回もいいのかなと思っていました。昨日も4コーナーからすごく伸びたし、今日も踏み込んだところから気持ちよく(バンク)を登っていく感じがあったので、思っている以上に調子がいいのかなと思います。明日、この勢いで優勝を目指して頑張りたいと思います。

小林莉子
2着/小林莉子(L1・東京102期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予2・準2
G1決勝:2回目(23年6月パールカップ)

吉川美穂、久米詩が並ぶより前にいたい気持ちでしたが3番手。内に詰まるだろうとヒヤヒヤしていました。ゴール前は、きっちりとらえようと思っていましたが、若干伸びが悪いかなと。ゆっくり休んで、勝負できる体にしたいです。

久米詩
3着/久米詩(L1・静岡期)
今回成績:テ6・準3
G1決勝:3回目(23年11月競輪祭)
※オールガールズは2年連続優出(3着)

今日は、Sを取って、そのまま突っ張る気持ちで走っていました。気持ちを強く持っていたので、1着、2着を狙うというよりも自分らしい走りをすることに焦点を置いて走りました。タイムが良くないので、思っているよりも状態は良くないと思うのですが、気持ちを入れて走れたので収穫かなと思います。自分らしい走りができれば、チャンスはあると思うので、ガールズグランプリの権利が取れるよう、しっかり走りたいと思います。

10Rレース結果

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【久留米競輪G1(2日目)11R=L級ガールズ準決勝】
1/坂口楓華(L1・愛知112期)
2/石井寛子(L1・東京104期)
3/柳原真緒(L1・福井114期)
4/當銘直美(L1・愛知114期)
5/尾崎睦(L1・神奈川108期)
6/太田瑛美(L1・三重120期)
7/小林優香(L1・福岡106期)

久留米競輪第2回オールガールズクラシック2日目11RL級準決勝
7小林、4當銘、6太田、5尾崎、3柳原、1坂口、2石井で周回。そのままの隊列で打鐘、最終HSを迎え、先頭の小林がそのままペースを上げて主導権を握っていく。最終2コーナーから尾崎が捲に出ると、小林の2番手から當銘も捲りで合わせていく。この捲り勝負を制した尾崎が1着入線。尾崎を追走する形で柳原が2着。當銘が3着。6番手から大外を捲り追い込む坂口だったが4着に終わった。

尾崎睦
1着/尾崎睦(L1・神奈川108期)
今回成績:予2・準1
G1決勝:2回目(23年11月競輪祭)

スタートが一番大事だと思っていて、集中しようと思っていたのですが、一番前はいらないと。坂口(楓華)さんが後ろにいたので、その仕掛けだけ見てと思っていました。小林(優香)さんが掛けると思もわなかったので、少し車間があいたのですが、射程圏には入っていたので、これ以上あけすぎないように意識し、あとは自分を信じて捲りに行きました。昨日より体調が良くなっているし、力も入っていたので、明日もっと良くなるように過ごし方を考えます。決勝に進めたので、チャンスをものにできるように、応援してくださる皆さんの思いを背負って、(タイトルを)獲れるように頑張りたいです。

柳原真緒
2着/柳原真緒(L1・福井114期)
今回成績:テ5・準2
G1決勝:3回目(23年11月競輪祭)

前を取りたくないと思っていましたし、けん制が入るだろうと感じたので、あまり踏みすぎずにスタートしました。前に自力選手が何人かいたので、ここと思ったところで仕掛ければいいなと。ゴールした時は3着だと思っていました。2着で良かったです。昨日より踏めている感じがありましたが、あと2段階ぐらい踏める感じが練習ではあったので、そこを出せたらと思います。ティアラカップで、児玉(碧衣)さん尾方(真生)さんの脚力が自分より上だと思ったので、そこを考えて、決勝を走りたいと思います。

11Rレース結果

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【久留米競輪G1(2日目)12R=L級ガールズ準決勝】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/尾方真生(L1・福岡118期)
3/飯田風音(L1・埼玉120期)
4/石井貴子(L1・東京104期)
5/野口諭実可(L1・大分102期)
6/日野未来(L1・奈良114期)
7/細田愛未(L1・埼玉108期)

久留米競輪第2回オールガールズクラシック2日目12RL級準決勝
4石井、6日野、1児玉、7細田、2尾方、3飯田、5野口で周回。打鐘前から野口が動いて、児玉の後位で内に細田、外に野口で並走。先頭の石井が最終HSでペースを上げるも、車間を開けていた2番手の日野がスパートして最終2コーナーで石井を叩いていく。日野を追った児玉は最終2コーナー過ぎに捲りを放つと、最終BS過ぎに日野をとらえて先頭に立つ。児玉には野口が続くが、児玉が振り切って連勝ゴール。2着に野口。直線外伸びた尾方が3着に入線した。

児玉碧衣
1着/児玉碧衣(L1・福岡108期)
今回成績:テ1・準1
G1優勝:1回(23年6月パールカップ)
※オールガールズは2年連続優出(4着)

決勝に乗れて、ホッとしています。2月は体調を崩し、なかなか勝てなかったのですが、前回の松山で急に良くなりました。練習をして、さらに状態が良くなって走れているので、自分の力を出し切れていると思っています。(尾方)真生がどこから仕掛けてくるのか、(日野)未来さんもダッシュがあるので離れないようにと思っていました。それでも、最終HSで誰も来なければ自分で仕掛けようと。未来さんのダッシュに少し離れたのですが、2コーナーからはしっかり踏めたので、すごくいいのかなと思います。地元で決勝に乗れたので、優勝して帰りたい思いだけですし、グランプリを一番最初に決めたいです。

野口諭実可
2着/野口諭実可(L1・大分102期)
今回成績:予2・準2
G1決勝:初

強い人の後ろが取れたら、へばりつくように戦っていこうと思っていました。久しぶりに児玉(碧衣)さんの後ろに付きましたが、バイク誘導のように、めちゃくちゃキツかったです。目眩(めまい)がしました。3月は病み上がりで、かなり苦戦していたのですが、こんなに力が戻るとは思っていなかったです。今が一番いいと思います。自分が一番弱いと思うのですが、自信を持って落ち着いていきたい。強い人の後ろが取れたら、へばりついて確定板を目指して走りたいと思います。

12Rレース結果

※G1決勝の( )は直近のG1優出開催

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【久留米競輪G1(最終日)12R=L級ガールズ決勝】
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/吉川美穂(L1・和歌山120期)
3/尾崎睦(L1・神奈川108期)
4/柳原真緒(L1・福井114期)
5/小林莉子(L1・東京102期)
6/野口諭実可(L1・大分102期)
7/久米詩(L1・静岡116期)

シリーズ唯一の連勝で、最高に仕上がっている児玉碧衣の地元G1完全優勝の期待が高まる。
また、状態がいいと口にする吉川美穂、応援者の思いを背負い力に変える尾崎睦、策をめぐらす柳原真緒、レース巧者の小林莉子らが抵抗を見せるに違いなく、好レースが期待できそうだ。誰がガールズグランプリ2024の出場一番乗りを果たすのか。熱戦にご注目ください。

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【決勝進出チャリレンジャーインタビュー】
小林莉子
「自在に優勝だけを目指します」
5番車:小林莉子(東京102期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-準決勝を振り返って、いかがでしたか?
「やっぱりできるだけ前にいたいという気持ちが強かったので、3番手で回れたことは良かったのですが、ちょっと余裕がないなと反省しています」

-余裕がないところは?
「たまたまコースがあいて2着が取れましたけど、あれはあかないコースなので。ああやって詰まった時が負けパターンだなと痛感しています」

-鈴木選手の仕掛けに乗るのも選択肢の一つだったと思いますが。
「久米詩さんがスタートを取りに行ったときに、今日はやる気だなというのがひしひしと伝わりました。これはもう下げられないなと。普段は和気あいあいと話しますけど、レース前はピリッとして、『これはもしかしたら1周行くのかもしれない』と思ったので、あの位置は腹をくくって付いていきました」

-決勝に向けては。
「もうここまで来たらやることはないと思っているので、しっかり休んで決勝を戦えるように準備したいです」

-トーナメント戦のプレッシャーもあるかと思いますが。
「でも、こうやってG1の緊張感ある中で走られてもらっているのも、貴重なこと。1走1走、勉強になることも多いし、自分の中では楽しいと思えることも多い。結果を残せるように頑張りたいです」

-決勝はどう戦っていきますか?
「もうスタイルは変えずに自在に。優勝だけ狙って頑張りたいです」

-最後にチャリロトユーザーにメッセージをお願いします。
「いつも応援いただきありがとうございます。ワンチャンスを活かせるように優勝を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

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【ガールズケイリン・プレイバック】
ガールズフレッシュクィーン(24年4月高知)
優勝者:畠山ひすい
ガールズケイリンコレクション(24年3月取手)
優勝者:坂口楓華
ガールズグランプリ(23年12月立川)
優勝者:佐藤水菜
競輪祭女子王座戦(23年11月小倉)
優勝者:梅川風子
オールガールズクラシック(23年10月松戸)
優勝者:佐藤水菜
ガールズドリームレース(23年8月西武園)
優勝者:児玉碧衣
アルテミス賞レース(23年8月西武園)
優勝者:石井寛子
ガールズケイリンフェスティバル(23年7月函館)
優勝者:久米詩
パールカップ(2023年6月岸和田)
優勝者:児玉碧衣
ガールズケイリンコレクション(23年5月平塚)
優勝者:久米詩
ガールズフレッシュクィーン(23年4月高知)
優勝者:小泉夢菜
ガールズケイリンコレクション(23年3月別府)
優勝者:佐藤水菜

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