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2022/12/17

P-Navi編集部

山陽オートG1(準決勝戦)レポート

山陽オートG1(準決勝戦)レポート

2022年12月17日 山陽オート
九州スポーツ杯G1第57回スピード王決定戦(4日目)

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(湿走路)
山陽オートスピード王決定戦の準決勝戦9レース
10mオープンのスタートは4・田村治郎が先手を奪い、大外から8・若井友和が2番手、7・松尾啓史が3番手につける。松尾は外から捲りで攻め上げ、2周回3コーナーで田村をとらえて先頭に立つ。若井も3周回目に田村をかわして2番手に浮上。抜け出した松尾がリードを広げて1着。態勢変わらず、若井が2着、田村が3着で入線した。

松尾啓史
1着/松尾啓史(山陽26期)
競走タイム3.614
競走車名:ラディカルV
ランク:S14
今節の成績:2着・1着・1着・1着
G1優勝回数:2回(18年浜松:スピード王決定戦)

試走タイムは3.63で二番時計。「タイムが出ていたので、一本道を失敗しなければ抜かれないと思った」という思惑通りのレース運び。4日目はスーパースターへの壮行会もバンク内で行われて、地元ファンの激励を受けたが、まずは地元G1での優出一番乗りで期待に応えた。今節はオール連対、2日目から3連勝と充実。鋭い追い脚で4年ぶり3回目のG1制覇を決めて、年末へ最高の弾みをつけたいところ。

若井友和
2着/若井友和(川口25期)
競走タイム3.637
競走車名:モエルトウコン
ランク:S5
今節の成績:4着・1着・3着・2着
G1優勝回数:6回(19年川口:開設記念グランプリレース)

「今日はスタート行けたね」と大外から好位置をキープ。試走タイムはインコースを走って劣勢だっただけに、「レースでは外を開けていこうと思った」と切り替えて、巧く上位争いに食い込んだ。G1は今年6回目の優出で、4月の山陽G1令和グランドチャンピオンカップでは優勝戦3着。7枠から3年ぶりのG1制覇をもくろむ。

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【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(湿走路)
山陽オートスピード王決定戦の準決勝戦10レース
センターから3・桝崎陽介と4・岩崎亮一が飛び出すも、3番手につけた5・松本やすしが間隙をぬって1周回で先頭に躍り出る。7・丹村飛竜はインから攻め上がり、2周回目に桝崎、岩崎をかわして2番手に浮上。抜け出した松本は大きくリードを保ち、そのまま押し切り1着。2着は丹村、さらに離れた3着には桝崎が入線した。

松本やすし
1着/松本やすし(伊勢崎32期)
競走タイム3.514
競走車名:オブセRMC
ランク:S33
今節の成績:2着・2着・2着・1着
G1優勝回数:0回

準決勝戦は見事な速攻劇で、オール連対の優出を決めて「すごく嬉しい!」と笑顔。「G1でこんな良い成績は無かった」ことは、エンジン好調の証拠でもある。G1は2020年2月の飯塚以来の優出。雨走路は歓迎ではないとのことだが、優勝戦は10線の4枠から再び素早い攻めを披露できるか。念願の記念初Vに期待が集まる。

丹村飛竜
2着/丹村飛竜(山陽29期)
競走タイム3.543
競走車名:ヒシャカク
ランク:S8
今節の成績:1着・1着・6着・2着
G1優勝回数:2回(22年浜松:スピード王決定戦)

ロッカーに引き上げると、開口一番は「緊張した!」。スーパースターの壮行会をともに行った松尾啓史が先に1着を取ったことで、「ドキドキした」とプレッシャーを感じたという。抜け出した松本には、行った者勝ちの走路コンディションで及ばなかったが、外を回る選手が多い中、冷静にイン戦を選択して優出を決めた。今年は最初のG1、浜松のスピード王で5年ぶりのG1制覇。今年最後のG1、地元のスピード王をVで締めくくれるか。

※G1優勝回数の( )は直近の優勝開催

◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→

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