【防府競輪G3】清水裕友が5連覇達成!

2022年11月6日 防府競輪G3
開設73周年記念「周防国府杯争奪戦」最終日
11月3日から6日の日程で開催された防府競輪「開設73周年記念・周防国府杯争奪戦G3」は、秋晴れの穏やかな天候の下、33バンクならではのスピーディーなレース展開が繰り広げられた。
開催の注目は、同一記念4連覇中の地元S級S班・清水裕友。準決勝では連携する松浦悠士の番手からレースを進め、同県の桑原大志と決勝進出を果たし、5連覇達成に大手をかけた。
清水の他にも、S級S班からは吉田拓矢、郡司浩平、佐藤慎太郎も意地を見せる決勝進出。また東口善朋は久しぶりの実戦ながら、気持ちの入るレースを見せて3連勝で勝ち進んだ。
決勝レースは、逃げる吉田の3番手を確保した清水裕友が最終2コーナー過ぎに踏み出し、同県の桑原とワンツー決着。自身がの持つ同一競輪場でのG3連覇記録(グレード制導入以降)を更新する5連覇を見事に達成し、観衆の声援を一身に受けた。
※3日目のレポートはこちら
【防府競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/清水裕友(SS・山口105期)
2/吉田拓矢(SS・茨城107期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/永澤剛(S1・青森91期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/東口善朋(S1・和歌山85期)
7/園田匠(S1・福岡87期)
8/桑原大志(S1・山口80期)
9/神山拓弥(S1・栃木91期)
【レース展開】
誘導以下、5郡司-3佐藤-4永澤、1清水-8桑原-7園田、6東口、2吉田-9神山で周回。まず吉田が上昇を始めると、青板BSから中団の清水も動いて、先に郡司を抑えて先頭に立つ。赤板から吉田が仕掛けて、茨栃ラインが先手を握ると、3番手に清水、6番手に東口、7番手に郡司で打鐘を通過。最終HSで郡司が捲り発進するも、園田がけん制して4車落車のアクシデントが発生(園田は斜行で失格)。最終2コーナーから3番手の清水が捲りを放つと、最終BS前に逃げる吉田をとらえて抜け出し、優勝のゴール。清水マークの桑原が2着で地元勢のワンツー決着。3着は山口両者を追った単騎の東口が入線した。
【防府競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単1-8 1,690円(5番人気)
3連単1-8-6 17,440円(49番人気)
決まり手:捲り-マーク
優勝/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績/特6・二1・準1・決1
次走出場予定/小倉競輪祭G1(11月22日~27日)
地元は、何かわからない力が働きますね。ファン声援が嬉しかったです。1番車なので、基本は中団からレースを組み立てようと思っていました。結局、郡司(浩平)さんなど、落車のアクシデントがあったので、残念なところではあります。吉田(拓矢)君の3番手から仕掛け、出切ってからは桑原(大志)さんと勝負できるかなと思いました。着だけを見れば、最高の結果になりました。防府記念だけは、4日に感じない。倍くらいの開催に感じます。(5連覇については)これだけは、誇れます。準決勝は、自分の判断が少し早かったので、そこは反省ですね。でも、松浦(悠士)さんに申し訳ないことをした分、決勝は自力でやってやろう、しっかり勝たないといけないという気持ちになりました。そして、2日目から思うように自転車に乗れ出し、モヤモヤした感じが少し無くなってきているので、競輪祭までに煮詰めて、グランプリの出場権を自分で獲得する気持ちで頑張りたいです。(改修前最後の開催で)2年後、強くなってまた帰ってくる気持ちをしっかり持ちながら練習したいなと思います。
※防府競輪G3(最終日)の注目選手ピックアップは次ページをご覧ください。
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