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2023/11/04

P-Navi編集部

SG日本選手権オートレース(準決勝戦)レポート

SG日本選手権オートレース(準決勝戦)レポート

2023年11月4日 浜松オート
SG第55回日本選手権オートレース(5日目)

【9R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
1/丹村 飛竜 3.32
2/荒尾  聡 3.31
3/木村 武之 3.30
4/長田 稚也 3.30
5/高橋  貢 3.30
6/鐘ヶ江将平 3.31
7/中村 杏亮 3.30
8/黒川 京介 3.31

日本選手権オートレース準決勝戦第9レース
スタートは1・丹村が先制して、2番手に木村、3番手に長田で、黒川も外から迫るが後退。1周回2コーナーで長田が捲りを狙うと、2周回2コーナーで木村、丹村をかわして先頭に躍り出る。長田の仕掛けに続いて、高橋貢もアウトからポジションを上げると、3周回目に木村のインに入り2着に浮上。抜け出した長田は、そのままリードを広げて1着ゴール。木村も食い下がるが、高橋が2着に入線した。

長田稚也
1着/長田稚也(飯塚34期)
競走タイム:3.366
競走車名:ロシナンテ
ランク:S17
今節の成績:2着・3着・8着・5着・1着
SG優勝:0回(初優出)

今年8月に飯塚のダイヤモンドレースで涙のG1初優勝。そこから2カ月、今度はSG初のファイナルの舞台も射止めた。「奇跡が続きますね」。3日目・4日目は大きく着を落として、準決勝戦は32番目でのギリギリ進出だったが、「うまく潜り込んで展開を作れました」。6回目のSG参戦で価値ある1勝をもぎ取った。エンジン的にも、あとは点検程度の仕上がり。4枠から、今度はSG初優出・初制覇の偉業に挑む。

高橋貢
2着/高橋貢(伊勢崎22期)
競走タイム:3.380
競走車名:Sウルフ
ランク:S7
今節の成績:2着・2着・5着・5着・2着
SG優勝:21回(17年:グランプリ)
日本選手権優勝:4回

「まさか(優勝戦に)乗れるとは」。開口一番、そう振り返るが、1周回目に「長田君が外を伸びていたので、巧く同じコースで感覚を掴めた」と、さすがの状況判断で、優出を引き寄せた。SG優出は昨年の日本選手権以来で、意外にも今年ここまでSS王座決定戦トライアル戦への獲得ポイントはゼロ。勝負駆けとなる優勝戦は8枠と厳しい位置になったが、百戦錬磨の勝負強さで食い込んでくるか。優勝なら6年ぶり22回目で、トップをひた走るSG優勝数記録をさらに更新する。

※9レース結果

**********
【10R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
1/田村 治郎 3.32
2/有吉 辰也 3.32
3/伊藤 信夫 3.30
4/若井 友和 3.32
5/金子 大輔 3.32
6/早川清太郎 3.34
7/久門  徹 3.34
8/浦田 信輔 3.31

日本選手権オートレース準決勝戦第10レース
スタートで2・有吉と3・伊藤が飛び出し、伊藤が1周回3コーナーで有吉のインに入り、先頭に立つ。はらんだ有吉を、内から4・若井がとらえて2番手に浮上するも、3周回で有吉が再逆転で2番手を奪い返す。さらに1・田村も巻き返して、4周回3コーナーで若井を抜いて3番手に上がる。抜け出した伊藤はリードを保ったまま1着ゴール。2着に有吉、3着に田村が入線した。

伊藤信夫
1着/伊藤信夫(浜松24期)
競走タイム:3.378
競走車名:プロドライブ
ランク:S18
今節の成績:1着・1着・3着・4着・1着
SG優勝:5回(20年:グランプリ)
日本選手権優勝:0回

審議対象になったものの、判定はセーフ。準決勝は「遅れたらチャンスは無い」と、2番手スタート。有吉辰也をかわしたところは「少し迷惑をかけてしまった」が、今節3勝を上げているように、エンジン自体は前節に比べて上出来の評価。だが、感触の良い試走に比べると、本走は「車速が止まる」ため、優勝戦まで策を練っていく。枠番は2番目に2枠を選択。復活を印象付けた20年のグランプリ優勝から3年、今度は地元SGで初の日本選手権タイトル奪取なるか。

有吉辰也
2着/有吉辰也(飯塚25期)
競走タイム:3.385
競走車名:キックアス
ランク:S8
今節の成績:2着・1着・1着・6着・2着
SG優勝:3回(12年:全日本選抜)
日本選手権優勝:0回

前日は6着に敗れたが「セッティングが間違っていた」と修正。朝練習では「変なスタートを切ってしまった」が、本番は無心で、持ち前の好発進を決めた。道中はいったんは後退したものの、「頑張って抜き返せば何とかなる」と冷静に捌き返して、2着を死守した。日本選手権は3年連続優出も、昨年は落車(他落)。今期は飯塚最上位ランクに返り咲いた支部長が、6枠から鋭いスタートを決めて、11年ぶりのSG優勝を狙う。

※10レース結果

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