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2024/02/12

P-Navi編集部

【山陽オートG2】黒川京介が4回目のG2制覇

【山陽オートG2】黒川京介が4回目のG2制覇

2024年2月12日 山陽オート
スポニチ創刊75周年記念
G2第34回若獅子杯争奪戦(最終日)

36期の参戦など新進気鋭レーサーが一堂に集結する「G2若獅子杯争奪戦」。予選からロングハンデ戦も多く、通常のグレードレースとは異なる特色を持つ開催だが、鈴木圭一郎、青山周平のNo1、No2ランクが、今回もシリーズを牽引していった。ともに3勝をあげ、鈴木圭は今年オール連対、青山は今年オール掲示板入り継続の安定感で、格の違いを見せていた。勝ち上がりで注目を集めたのは36期の吉林直都で、3日目選抜予選では、鈴木圭、青山から逃げ切り初日から3連勝。準決勝戦で敗退したものの、インパクトある走りを披露した。
鈴木圭、青山がしっかりと優勝戦進出を決める一方で、優出した野本佳章、泉田修佑、松本康、鈴木宏和の4選手にとっては、初のグレードレース優勝を狙う一戦。また、地元からただひとり優出を決めた丸山、昨年当地でG2優勝している黒川も加わり、優勝戦は10mオープン戦の構成となった。

第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦進出選手

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
良走路=走路温度22度
1/野本佳章(伊勢崎34期)3.35
2/泉田修佑(川口33期)3.30
3/丸山智史(山陽31期)3.27
4/松本康(伊勢崎32期)3.32
5/鈴木宏和(浜松32期)3.28
6/黒川京介(川口33期)3.26
7/鈴木圭一郎(浜松32期)3.26
8/青山周平(伊勢崎31期)3.27
※右数字は試走タイム

最終日は気温も12度まで上がり、晴れの良走路。
試走は3.26で黒川と鈴木圭がトップタイム。3.27で丸山、青山が続いた。人気は鈴木圭と青山の2強で、両者の折り返しが支持を集めていた。
迎えた優勝戦は、泉田が先手を奪って逃げる中、スタート好位につけた黒川が3周回目に2番手、そして5周回目に泉田をとらえて先頭に立つと、鈴木圭、青山を振り切り、優勝のゴールを決めた。黒川は昨年6月山陽の小林啓二杯以来、通算4回目のG2制覇。競走タイム3.324の快速で、鈴木圭、青山を破っての優勝で自信を深めた黒川。今月に控える全日本選抜オートレースでのSGタイトル初戴冠への期待が、ますます高まった。

■レース展開
山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦スタート

山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦スタート直後

山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦5周回

山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦7周回

山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦最終回

山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦ゴール

スタートは黒川が好ダッシュで飛び出すが、内枠の野本、泉田が1コーナー先制して、黒川は1周回で3番手に付ける。2周回1コーナーで泉田が黒川をかわして先頭に立ち、逃げ態勢に入る。3周回目に黒川は野本のインに入り2番手に浮上、青山、鈴木圭もつづいてポジションを上げていく。黒川は逃げる泉田との差を詰めると、5周回1コーナーで捲り、先頭に躍り出る。青山も泉田をかわして2番手に上がるが、抜け出した黒川はリードを広げる。7周回目に鈴木圭は泉田をとらえると、さらに青山のインを攻めて2番手に浮上。後続の争いを尻目に、黒川はリードを保ったまま優勝のチェッカー。2着に鈴木圭、3着に青山が入線した。

【G2若獅子杯争奪戦・優勝戦】
2連単6-7 1,850円(8番人気)
3連単6-7-8 3,440円(13番人気)

山陽G2第34回若獅子杯争奪戦の優勝戦を制した黒川京介
優勝/黒川京介(川口33期)
競走車名:イットウセイ
ランク:S20
競走タイム:3.324
今節成績:1着・1着・5着・2着・1着
次走出場予定:浜松(2月16日~18日)

まさか、優勝できると思っていなかったので、すごく嬉しいです。
できることはやってきたので、とにかく一生懸命に走るしかないと思って、スタートに集中していました。
鈴木宏和さんより先にスタートを行けたことが無かったので、ものすごくいい感触でした。
昨日よりも止まらない症状がなくなって、すごく乗りやすかったです。
青山(周平)さんや鈴木圭一郎さん、いろいろな選手が後ろにいるのは分かっていたので、とにかくミスしないように走っていました。音的にいるなと思っていたのですが、締めたら負けると思って、頑張って開けました。
3.324は、ナイトレースでも同じタイムが出ましたが、すごく嬉しいです。
すぐ浜松の一般戦、そしてSG(全日本選抜)もあるので、これからも気を抜かず、一走、一走、頑張ります。


同期と記念撮影。同期の多さも若獅子杯ならでは

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