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2024/04/28

P-Navi編集部

SGオールスターオート―レス(準決勝戦)レポート

SGオールスターオート―レス(準決勝戦)レポート

2024年4月28日 飯塚オート
SG第43回オールスターオートレース(5日目)

【9R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)0mオープン戦
1/佐藤 摩弥 3.32
2/岩田 行雄 3.32
3/荒尾  聡 3.31
4/角南 一如 3.32
5/高橋  貢 3.30
6/鈴木 宏和 3.29
7/黒川 京介 3.29
8/小林 瑞季 2.28

第43回オールスターオートレース準決勝戦9レース
スタートは内から佐藤、外から鈴木が好ダッシュを決める。内から佐藤が突っ張り切って先手を握るが、2周回2コーナーで鈴木が佐藤をインからかわして先頭奪取。序盤は鈴木が逃げて、佐藤が2番手、荒尾が3番手の態勢となる。鈴木と佐藤が抜け出す展開となり、後続との差を広げていく。3周回目に高橋が荒尾をかわして3番手に上がると、今度は小林が5周回目には高橋をとらえて3番手に浮上。前団では佐藤も逆転を狙うが、鈴木が振り切って1着。2着に佐藤。3着は混戦を抜け出した小林が入線した。

鈴木宏和
1着/鈴木宏和(浜松32期)
競走タイム:3.371
競走車名:ナアーモ
ランク:S4
今節の成績:1着・2着・1着・2着・1着
SG優勝:0回
SG優出:3回目

「F覚悟で切りました」という鋭いスタートから2番手に付けると、佐藤摩弥をとらえて優出一番乗りを決めた。今節は初日からオール連対の安定感で、21年川口オールスター、23年伊勢崎グランプリに次いで3回目のSG優出を果たした。今期ランクは過去最高のS4で、G2、G1優勝は未経験ながらSGタイトルを狙えるところまでレベルアップしてきている。心配なのは最終日の天気だが、あいにくの雨予報で「雨の練習もします」。再び「ロケットスタート」を決めて、SG初制覇を射止められるか。

佐藤摩弥
2着/佐藤摩弥(川口31期)
競走タイム:3.373
競走車名:Pタン3
ランク:S26
今節の成績:5着・1着・2着・2着・2着
SG優勝:0回
SG優出:10回目

初日のスターセレクションこそ5着に終わったが、二次予選からはオール連対で、もはや常連ともいえる10回目のSG優勝戦進出を決めた。準決勝戦は鈴木宏和にかわされはしたものの、キャブレターを新品にして「手前がよくなった」と乗り味も良化。昨年のオールスターは湿走路の準決勝戦を2着で突破して、優勝戦は準優勝。今回も女子レーサー初のSG制覇の偉業に挑む。

※レース結果

**********
【10R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)0mオープン戦
1/長田 稚也 3.27
2/金子 大輔 3.31
3/早川清太郎 3.29
4/上和田拓海 3.28
5/若井 友和 3.29
6/新井 日和 3.33
7/有吉 辰也 3.30
8/平田 雅崇 3.29

第43回オールスターオートレース準決勝戦10レース
スタートは有吉が抜群の飛び出して、内枠を飲み込み先頭。長田は最内枠から盛り返して2番手に付け、3番手は早川の態勢となる。有吉、長田が序盤からリード広げ、2周回で金子が早川をかわして3番手に上がる。4周回2コーナーで長田が有吉のインに飛び込んで逆転、離れた3番手争いは金子、早川、さらに平田も加わり大混戦となる。抜け出した長田はリードを保ちながら1着ゴール。2着に有吉で飯塚ワンツー。3着は金子が入線。

長田稚也
1着/長田稚也(飯塚34期)
競走タイム:3.359
競走車名:ロシナンテ
ランク:S18
今節の成績:1着・1着・1着・6着・1着
SG優勝:0回
SG優出:2回目

最終予選は6着も、今節は抜群の動きで準決勝戦も有吉辰也をさばいて優出。初日は試走3.25もマークするなど、シリーズ4勝をあげた。エンジンは「変わらずにいい状態ないので、自信を持っていけました」。雨は心配材料であるが、前節の飯塚最終日は湿走路3着があり、「前回は乗れた方なので、そのときのセッティングから始めていく」。SG優勝戦は昨年11月の日本選手権に続いて2回目。昨年は8月のダイヤモンドレースで涙のG1初優勝。今度は3枠の好ポジションから、再び歓喜の瞬間を。

有𠮷辰也
2着/有吉辰也(飯塚25期)
競走タイム:3.368
競走車名:キックアス
ランク:S8
今節の成績:2着・1着・2着・1着・2着
SG優勝:3回(12年山陽:全日本選抜)

準決勝戦は「満足です」と振り返るほど、強烈なスタートダッシュで先制。長田稚也には抜かれたものの、初日からオール2連対で地元SGの優勝戦にしっかりと駒を進めた。それでもマシン的には「すごくキツかった。もう一杯だった」ため、パーツ交換も考えていく。2月川口の全日本選抜では、雨の優勝戦で2強に次ぐ3着で、湿走路はもちろん歓迎。今開催のポスターモデルを務めており、あとは実に12年ぶりとなるSG制覇に期待だ。

※レース結果

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