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2024/05/12

P-Navi編集部

【浜松オートG1】鈴木圭一郎が連覇&完全優勝!

【浜松オートG1】鈴木圭一郎が連覇&完全優勝!

2024年5月12日 浜松オート
遠鉄グリーンカップ
G1開場68周年記念ゴールデンレース(最終日)

飯塚で開催されたSGオールスターオートレースの激戦から約1週間。浜松オートレースにおいて「G1開場68周年記念ゴールデンレース」が5月8日から12日までの5日間の日程で開催された。5月といえども連日つよい日差しで、走路温度が50度近くに達するレースもあるなど、トップレーサーの激戦と走路ともに「熱」を帯びていった。
初日から圧倒的なスピードを見せたのは鈴木圭一郎。初日のゴールデンドリームから、ただひとり4連勝で優出。完全優勝での大会連覇に王手をかけた。また、川口勢の活躍も目立ち、篠崎実、小林瑞季、中村雅人、佐藤励の4名が優出。特に75歳の篠崎はG1最年長優出記録を大幅更新、18年ぶりのG1優出を果たし、レジェンド健在を示した。

※4日目レポートはこちら

ゴールデンレースの優勝戦メンバー

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m
良走路=走路温度30度
1/篠崎 実(川口9期)0m 3.33
2/小林瑞季(川口32期)10m 3.29
3/荒尾 聡(飯塚27期)10m 3.28
4/鈴木宏和(浜松32期)10m 3.26
5/中村雅人(川口28期)10m 3.30
6/佐藤 励(川口35期)10m 3.28
7/有吉辰也(飯塚25期)10m 3.31
8/鈴木圭一郎(浜松32期)10m 3.25
※右数字はハンデ、試走タイム

最終日は曇りの良走路。気温は4日目ほど上がらない中、レースは進んでいった。夜から雨予報が出ており、どんよりとした曇り空が上空を覆い、優勝戦の前にパラッと小雨が降ったものの、それもすぐに止み、走路状況が変わるまでには至らなかった。
試走タイムは3.25で今節のベストを出してきた鈴木圭がトップ。2番手に鈴木宏が3.26、荒尾と佐藤が3.28で続いた。

スタンドに詰めかけた多くのファンが見つめる中、優勝戦がスタート。
序盤から小林瑞季が先制して逃げていくが、鈴木圭も6番手から着実に捌いてポジションを上げる。そして7周回目に小林をかわしてトップに立ち、そのまま押し切り優勝のチェッカー。初日から5連勝の完全優勝で、G1ゴールデンレースは連覇、4回目の優勝を果たした(G1は通算19回目の優勝)。これで地元G1は3連続優勝で、今回も地元のG1シリーズの主役を全うした。

■レース展開
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦のスタート
優勝戦のスタート
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦の1周回
1周回、2・小林が逃げる
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦の3周回
2番手は3・荒尾と4・鈴木宏が激しく争う
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦の5周回
8・鈴木圭が着実に捌いて3番手に
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦の7周回
8・鈴木圭が7周回目に2・小林をとらえる
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦の最終回
8・鈴木圭が先頭に立ち、最終周回へ
浜松オートG1ゴールデンレース優勝戦のチェッカー
優勝のチェッカー

10線からスタートで飛び出したのは2・小林と3・荒尾で、ともに0線の1・篠崎を叩いていく。小林が逃げる展開に入り、2番手に荒尾、3番に4・鈴木宏で、8・鈴木圭は6番手の態勢で2周回目に突入。2周回2コーナーで鈴木宏が荒尾をインからとらえて2番手に上がるが、すぐさま荒尾も反撃に転じて2番手を奪い返す。3周回目に鈴木圭は中村雅、佐藤励の2車を一気にとらえて4番手まで浮上。鈴木宏は4周回目に再度、荒尾をインから抜いて2番手に上がると、鈴木圭も荒尾を抜いて3番手へ。さらに鈴木圭は5周回3コーナーで鈴木宏をかわして2番手に上がり、逃げる小林を追う。荒尾も鈴木宏をとらえて、再び3番手に浮上。鈴木圭は小林の後ろでチャンスを見定め、7周回目に入るホームストレッチで小林をインから抜き去り、ついに先頭に立つ。抜け出した鈴木圭は、そのまま押し切り優勝のゴール。荒尾も差を詰めるが2着に小林。3着に荒尾が入線した。

【G1ゴールデンレース・優勝戦】
2連単8-2 1,280円(6番人気)
3連単8-2-3 4,000円(16番人気)

優勝インタビューの鈴木圭一郎
優勝/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
競走タイム:3.348
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:浜松(5月16日~20日)

すごく嬉しいです。(レース前の雨は)そんなに強い雨ではなかったので、気にせずに走りました。
(試走の手応えは)すごく良かったです。
スタートは(10点中)4点くらいだったと思います。
とにかく落ち着いていけば、優勝が近いかなと思って走りました。
(エンジンは)安定してよかったと思います。
少しは同期に負けたくない気持ちも強いので、隙があればと思って走っていました。
うまくいったと思います。
(エンジンは)100点、タイヤも100点です。
練習からスタートが切れていなかったので、思っていた展開で良かったと思います。
初日からすごくいい状態で5日間、落ち着いて臨めました。
次節の5日間開催は、エンジン乗り替わり。合間を見てエンジンを作っていたのですが、良いか悪いか分からないですが、しっかり合わせて同じようなエンジンを作りたいと思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。

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【レースヴィーナスよしの・お披露目&トークショー】

ちとせよしの

浜松オートの8代目レースヴィーナスに就任した、ちとせよしのさんのトークショーが第2レース発売中に場内のイベントプラザでおこなわれた。よしのさんは「私は佐賀県出身で、普段はグラビアアイドル、ライブアイドル、大食いタレントなど、いろいろな活動をしています」と自己紹介。「これからたくさんオートレースのことを、皆さんに教えられるぐらい学んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします!」と、新レースヴィーナスを一目見ようと集まった多くのファンに意気込みを語った。

なお、イベントでは浜松オートで開催される次のグレードレースである「チャリロト杯G2第2回浜松記念曳馬野賞」(6月19日~23日)のポスタービジュアルも発表された。

チャリロト杯G2第2回浜松記念曳馬野賞
チャリロト杯G2第2回浜松記念曳馬野賞のポスター

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