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競輪

2022/07/17

P-Navi編集部

サマーナイトフェスティバルG2(2日目)レポート

サマーナイトフェスティバルG2(2日目)レポート

2022年7月17日 玉野競輪G2
「第18回サマーナイトフェスティバル」2日目

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【サマーナイトフェスティバル(2日目)10R=S級準決勝】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/宿口陽一(SS・埼玉91期)
4/町田太我(S1・広島117期)
5/中川誠一郎(S1・熊本85期)
6/吉田有希(S2・茨城119期)
7/新田祐大(S1・福島90期)
8/森田優弥(S1・埼玉113期)
9/山田庸平(S1・佐賀94期)

赤板で町田が前を抑えて、そのまま先行態勢に入っていく。吉田も仕掛けるが、町田マークの清水の牽制もあって出切れない。中国ラインを追った新田は、3番手の好ポジションをキープして、最終2コーナーから捲り発進。清水も番手捲りで応戦するも、新田が捲り切って1着。2着にマークの佐藤で福島ワンツー。森田が直線伸びて3着に入線した。

新田祐大
1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特1・準1
G2優勝:2回(2017年7月サマーナイトF)
サマーナイト優勝歴:1回(2017年7月伊東)
賞金ランク:21位

2人(町田と吉田)の叩き合いは誰もが想定しますが、そうならない可能性もあるので、常に勝負できる位置にいることが重要だと考えていました。清水君も地元の気持ちが伝わるレースでしたし、町田君もスピード持久力あったので、油断できない状態でした。前回の高松宮記念杯に比べると、良い状態かなというのは成績を見てもらった通り。明日も、まずは戦う状態にもっていくことですね。
(決勝は)自力で頑張ります。

佐藤慎太郎
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特2・準2
G2優勝:2回(2005年4月ふるさとダービー武雄)
サマーナイト決勝:4年連続4回目(2021年7月函館以来)
賞金ランク:3位

タイミングで行けるところから仕掛ける、ゆるりとした作戦でした。ワンツーが決まったのは良かったです。昨日と比べて、今日は多少余裕ありました。新田に付いていけているので、良い状態でキープしていると思います。
(決勝も)新田の番手です。

森田優弥
3着/森田優弥(S1・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予2・準3
G2優勝:0回
G2決勝:初
賞金ランク:50位圏外

自分もできる役割をしようと思っていました。打鐘が反省点で、5番手まで引いてしまって。新田さんの捲りについていっただけになってしまいました。(感触は)良いと思います。
(決勝は)単騎です。

10Rレース結果

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【サマーナイトフェスティバル(2日目)11R=S級準決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/小原佑太(S1・青森115期)
3/眞杉匠(S1・栃木113期)
4/和田真久留(S1・神奈川99期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/岩本俊介(S1・千葉94期)
7/園田匠(S1・福岡87期)
8/犬伏湧也(S2・徳島119期)
9/守澤太志(SS・秋田96期)

打鐘で眞杉匠が岩本俊介を叩いて先手を奪っていくが、7番手から犬伏湧也が一気にスパート。逃げる眞杉-平原の関東ラインを最終BSで捕らえて、マーク松浦とともに抜け出す。番手から差し脚を伸ばした松浦が1着。関東ラインの後ろで脚をためた岩本が直線強襲の2着。3着には犬伏が粘った。

松浦悠士
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・準1
G2優勝:2回(2021年7月サマーナイトF)
サマーナイト優勝歴:1回(2021年7月函館)
賞金ランク:4位

行けるタイミングでしっかり仕掛けようという作戦。犬伏君が良いタイミングで仕掛けてくれたと思います。本当にすごかったです。しっかりと信頼して付いていました。最終BSからは平原さんを気にしながら、犬伏君もきつそうだったので、ギリギリまで待って、残せたし、残ってくれました。状態も踏み込んだ感触も良かったです。優勝を目指したいですし、しっかり頑張ります。
(決勝も)犬伏君に。

岩本俊介
2着/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回成績:予1・準2
G2優勝:0回
G2決勝:4回目(2021年7月サマーナイトF以来)
サマーナイト決勝:2年連続2回目(2021年7月函館)
賞金ランク:50位圏外

絶対にどの選手も仕掛けてくるので、想定内でしたが、(内で)最後まで我慢できました。感触はすごく良かったです。目の前のレースを一生懸命頑張って、明日も最後まで力を出し切って、いい穴を出したいと思います。
(決勝は)和田さんの前で自力です。

犬伏湧也
3着/犬伏湧也(S2・徳島119期)
今回成績:予1・準3
G2優勝:0回(初出場)
G2決勝:初(初出場)
賞金ランク:27位

先行一本にはこだわらず、状況を見て、行けるところからいく作戦でした。冷静に立ち回りできたかなと思います。眞杉君のペースで行かれると捲れないと思ったので、早めの仕掛けで何とか行けました。きつかったです。出切ってからは脚が一杯で、松浦さんに残してもらいました。決勝もしっかりと(松浦と)連携して、冷静に前で頑張りたいです。

11Rレース結果

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【サマーナイトフェスティバル(2日目)12R=S級準決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/荒井崇博(S1・佐賀82期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/太田竜馬(S1・徳島109期)
6/山田英明(S1・佐賀89期)
7/吉田拓矢(SS・茨城107期)
8/坂井洋(S1・栃木115期)
9/和田健太郎(S1・千葉87期)

太田竜馬が打鐘前に郡司浩平を抑えると、坂井洋の栃茨ラインも仕掛けるが、太田が主導権を譲らない。最終BS前に太田の番手から山田が捲りを放ち、荒井との佐賀両者が抜け出すと、これを郡司と和田の南関ラインが追っていく。山田の後位から差し脚伸ばした荒井が1着。郡司マークの和田が鋭く迫り2着で、3着には山田が入線した。

荒井崇博
1着/荒井崇博(S1・佐賀82期)
今回成績:予1・準1
G2優勝:1回(2001年12月ヤンググランプリ)
G2決勝:3回目(2008年10月ふるさとダービー広島以来)
サマーナイト決勝:初
賞金ランク:10位

前の2人が頑張ってくれたので。戻ってきたときに、中団入れようと思って待っていましたが、行ったので付いていきました。ちょっと絡んだけど、郡司も古性もいて、内はあけられないので。感触は悪くないです。
(決勝は)ヒデの後ろ。優勝して帰ります。

和田健太郎
2着/和田健太郎(S1・千葉87期)
今回成績:予2・準2
G2優勝:0回
G2決勝:2回目(2020年3月ウィナーズカップ以来)
サマーナイト決勝:初
賞金ランク:30位

考えていたパターンの中のひとつでした。少し意外な展開でしたが、さすが郡司で、瞬時に判断して踏んだと思います。余裕はないですけど、自分のできることをしっかりして2人で決まればと思っていました。郡司のおかげです。
(決勝は)岩本の後ろ。郡司の分も、南関の代表として頑張りたいと思います。

山田英明
3着/山田英明(S1・佐賀89期)
今回成績:予1・準3
G2優勝:0回
G2決勝:4回目(2021年3月ウィナーズカップ以来)
サマーナイト決勝:初
賞金ランク:50位圏外

前を任せている太田君が強い気持ちだったので、しっかりと応えないとダメだと思って、出させてもらいました。荒井さんにも3番手固めてもらっているので。ラインに尽きます。決勝に乗りたい気持ちが、着に繋がったんだと思います。
(決勝は)荒井さんに任せてもらえるなら、前で頑張ります。

12Rレース結果

※G2優勝の( )は前回G2優勝開催
※G2決勝の( )は前回のG2優出開催、YGPを除く
※賞金ランクは7月15日現在

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【サマーナイトフェスティバルG2(最終日)12R=S級決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/和田健太郎(S1・千葉87期)
4/森田優弥(S1・埼玉113期)
5/荒井崇博(S1・佐賀82期)
6/岩本俊介(S1・千葉94期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/山田英明(S1・佐賀89期)
9/犬伏湧也(S2・徳島119期)

注目の並びは
1新田-7佐藤
9犬伏-2松浦
6岩本-3和田
8山田-5荒井
4森田(単騎)

決勝は、連日ワンツーを決めている新田祐大と佐藤慎太郎が再度連携する福島ライン。
こちらも連携が続く犬伏湧也と松浦悠士の中四国ライン。
岩本俊介に和田健太郎が結束する千葉両者。
佐賀の山田英明と荒井崇博が並び、森田優弥が単騎の競走となった。

まず注目は、サマーナイトフェスティバルの連覇がかかる松浦悠士。「優勝したい」と前検日から強く意気込んでおり、連日力強い自力を出している犬伏との連携で、地元地区で初のビッグレース参戦を最高の形で締めくくれるか。
連勝で勝ち上がってきた新田も、落車から復調気配で、久々の優勝を手にするか。また荒井も連勝での勝ち上がりを決めており、番手に据える山田がどのような戦略を立ててくるのか。好調の岩本、和田の千葉勢の動向や、ビッグレース初優出を決めた森田も単騎戦ながら戦い方からも目が離せない。

※優出チャリレンジャーインタビュー、2日目の注目選手ピックアップ&場内イベント情報は次ページに掲載中→

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