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競輪

2023/08/15

P-Navi編集部

アルテミス賞レース(前検日)レポート

アルテミス賞レース(前検日)レポート

2023年8月15日 西武園競輪
ガールズケイリンコレクション2023西武園ステージ
「アルテミス賞レース」(前検日)

ガールズ総選挙2023の上位選手(今年は8位から14位)から選出される「アルテミス賞レース」。オールスター競輪の2日目第11レースに行われるこのレースに、チャリレンジャー(チャリ・ロトスポンサード選手)から日野未来選手、石井貴子選手(千葉)、小林莉子選手の3名が選出! 15日の前検日に、アルテミス賞への意気込みを聞きました__。

【オールスター競輪(2日目)11R=アルテミス賞】
日野未来
「確定板に載って、今度こそ恩返し」
2番車:日野未来(L1・奈良114期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-フェスティバルの後は、前橋、小倉と決勝に乗っていますが。
日野「全く良くないですね。後半に体調を崩してから、スピードも落ちましたし、思うように走れていないです。とくにトップスピードが落ちている感じがして、決勝には乗れていますが、自分としては良くないですね。しっかり練習して、ケアしていこうと思っています」

-前橋では先行での勝ち上がりでした。
日野「バンク特性的にも、前橋は早い仕掛けになりました。でも、後ろに抜かれているので、納得いく結果ではないですね。しっかり持ち直さないといけないと思いました」

-今回は普段とは違い、単発レースになります。
日野「そうなんですよね。昨年、(ガールズドリームレースを)走らせてもらって思ったのが、ここでは自分で仕掛けるとか以前に、確定板に載りたい。そこで車券に貢献することが、『ありがとう』という恩返しになるということ。だからこそ、そろそろ確定板に載りたいんですよね。ここに来る前に、ばんえい競馬でファン投票のレースがあったんです。ファン投票1位のお馬さんが1着になった、その感動を見てきまして、私も恩返しがしたい! そう、思いました」

-最後にファンにメッセージをお願いします。
日野「応援してくれて嬉しいです。私がやることは車券に貢献すること。確定板に名前が載るように、精一杯、頑張りますので、見守ってください」

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石井貴子
「感謝の気持ちで、精一杯の走りを」
5番車:石井貴子(L1・千葉106期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-3月小倉の後は、長期欠場が続きました。
石井「練習中の落車でした。鎖骨、肋骨と肩甲骨を骨折してしまい、鎖骨はすぐに手術しましたが、すぐにまた復帰という気持ちになれない時期があって。それが、これだけ時間のかかった背景です」

-7月の前橋で復帰戦を迎えました。
石井「本当にピリッとし始めたのは、この(アルテミス賞が決まった)発表があった時。それまでも少しずつ練習はしていたけど、復帰するつもりでトレーニングに取り組めたのは、この発表があったからですね」

-復帰戦を1着で飾りました。
石井「緊張感もありましたし、現場から離れていたので、どんな感じなのか、できることを精一杯やろうと思っていました。レースでは、また、ちゃんと走れているなという感じ。少し離れていたからこそ、見えたこと、分かったことがありましたね。また走りたいんだな、そう感じました。自分自身もそうだし、お客様、応援してくれる方も、どんな反応なんだろうと思った部分もありましたが、また走りたいと思えたし、そう言ってもらえた気がしましたね」

-復帰2場所目の高知のあとから、ここまでは?
石井「中8日でしたので、間があいた復帰のあとに2場所続いたので、少し疲れを取ってという感じでした」

-アルテミス賞はファン投票で選ばれるレースです。
石井「走っていない期間の投票でしたし、走っていた時も、鳴かず飛ばず感が強かった。それでも、投票してくれたことに感謝しました。自分でもビックリ。でも、それがなかったら、ちょっと走っていなかったかもしれないですね」

-最後に今回への意気込みをお願いします。
石井「本当に、現場から離れていた期間もありますし、出走本数もないですが、今できる精一杯の走りたをしたいと思います」

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小林莉子
「連覇を目指して、優勝だけを狙う」
7番車:小林莉子(L1・東京102期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-フェスティバルの後は、2場所連続の完全優勝です。
小林「そうですね。脚は戻っている感じはしますが、パールカップから戻り切っていない不安要素はあります。フェスティバルはギリギリ決勝に乗れましたが、あの舞台でギリギリでは勝てない。アルテミス賞も、自分の中では仕上げてきたので、狙いたいですね」

-パールカップでの落車の影響はまだ残っているのですか?
小林「だいぶ直してきたつもりです。でも、まだ反応が悪いのはあるので、もっと良くなればいいですね」

-徐々に調子は戻ってきている?
小林「そうですね。高松では戻ってきている感覚を掴めて、玉野でも戻ったと思えたので、感触的には、いい状態で走れていると思います。フェスティバルで児玉碧衣、山原さくら、鈴木美教と、練習の情報共有をしたときに、『こういうのやっているんだ』と教えてもらったことを取り入れたことで、レースにも影響が出ていますね。児玉選手は、普通は練習内容なんて教えたくないものだと思うのに、教えてくれたので。それで、身体の反応も良くなってきたので、もっと良くなれば」

-前走からここまでは。
小林「普段と変わらず練習して、ゆっくり休んできました」

-アルテミス賞は連覇がかかります。最後に意気込みを。
小林「気持ち的には獲りたいですし、西武園は練習でいつもお世話になっているので、投票してくれたお客さんの前で、勝ちたい気持ちです。優勝だけ狙って、精一杯、走ります。個々を走れるのは投票のおかげなので、応えられるように頑張ります!」

※アルテミス賞レースの
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