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競輪

2024/04/07

P-Navi編集部

【川崎競輪G3】嘉永泰斗が3回目のG3制覇

【川崎競輪G3】嘉永泰斗が3回目のG3制覇

2024年4月7日 川崎競輪
大阪・関西万博協賛
開設75周年記念「桜花賞・海老澤清杯」G3(最終日)

4月4日から4日間の日程でスタートした川崎競輪開設75周年記念「桜花賞・海老澤清杯」G3が最終日を迎えた。
同競輪場で今年2回目のG3開催となった大会は、2月の全日本選抜競輪を制し凱旋レースの郡司浩平や、ウィナーズカップ以来の実戦となるS級S班5名の動向などに注目が集まった。
とくに郡司は、力強い自力や圧倒的はパワーで他を粉砕する北井佑季との連携から激戦を勝ち上がり、地元G3の5連覇に王手をかけた。また、状態がいまひとつのS班・古性優作や新山響平、佐藤慎太郎も現状を打破する巧みな組み立てとレースの読み、持ち前の先行力などで混戦を切り抜け存在感を示した。さらに、調子が戻ってきた嘉永泰斗はS班をも凌ぐ高速捲りでファイナリスト名に連ねた。

細切れ戦となった決勝は、6番手から捲った嘉永が、先行する新山を最後の直線でとらえ、そのまま後続を寄せ付けず1着でゴール。2023年5月函館以来、通算3回目のG3を制覇を果たし、大観衆の拍手を浴びた。

※3日目のレポートはこちら

【川崎競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/山田久徳(S1・京都93期)
5/松本貴治(S1・愛媛111期)
6/佐々木眞也(S1・神奈川117期)
7/古性優作(SS・100期)
8/松岡貴久(S1・熊本90期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

【レース展開】
川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3決勝赤板

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3決勝赤板過ぎ1センター

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3決勝打鐘

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3決勝最終HS

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3決勝最終BS

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3決勝ゴール

誘導以下、7古性-4山田、1郡司-6佐々木、2嘉永-8松岡、3新山-9佐藤、5松本で周回。赤板前に新山が動き出すと、それを察知した嘉永が先に動いて、赤板過ぎに古性を抑えていく。その動きを見て、郡司が上昇し、打鐘前に嘉永をかわして先頭に立つと、打鐘で新山がスパートして、打鐘過ぎ4コーナーで郡司を叩いて先行態勢に入る。東北ラインの3番手は内に郡司、外に松本で並走となる。中団の嘉永は最終2コーナーから捲りを打つと、佐藤慎太郎のけん制もしのいで、最後の直線で新山をとらえる。8番手から古性、さらに古性マークの山田も追い込んでくるが、抜け出した嘉永が押し切り優勝のゴール。2着に山田、3着に古性が入線した。

【川崎競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単2-4 8,780円(32番人気)
3連単2-4-7 25,110円(94番人気)
決まり手:捲り-差し

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3優勝嘉永泰斗
優勝/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績/一2・二1・準1・決1
次走出場予定/松山F1(4月17日~19日)

組み立ては割と想定内で、新山(響平)さんの後ろ攻めも想定に入れていたので、焦らず動けました。新山さんの3番手、4番手が取れたら良かったのですが、(赤板過ぎに)郡司(浩平)さんが先に来たので、引いて、後は行けるところからと。
(最終HSで)(松本)貴治さんが郡司さんのところにいたのが分かっていたので、そこが折り合う前に仕掛けたらチャンスがあるのかなと思い仕掛けました。仕掛けた感じは、重かったですね。無理やり仕掛けた感じです。(佐藤)慎太郎のけん制をもらいながらでしたが、なんとか乗り越えられて良かったです。
今後は、まずG1の決勝に乗ることが目標です。乗れたら、おのずとチャンスが巡ってくるのかなと。ダービー(日本選手権競輪)に向けて、早速練習します。

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3優勝嘉永泰斗

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3優勝嘉永泰斗

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3優勝嘉永泰斗

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3優勝嘉永泰斗

川崎競輪開設75周年記念海老澤清杯G3優勝嘉永泰斗

【嘉永泰斗の過去G3優勝開催・レポート】
2023年5月函館競輪G3
2021年10月熊本記念in久留米G3

※川崎競輪G3(最終日)注目選手ピックアップと深谷知広選手のトークショーの模様は次のページをご覧ください→

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