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競輪

2024/04/07

P-Navi編集部

【川崎競輪G3】嘉永泰斗が3回目のG3制覇

【川崎競輪G3】嘉永泰斗が3回目のG3制覇

\川崎G3(最終日)注目選手ピックアップ/

【最終日・8R=S級特選】
北井佑季
「冷静に悔しさをぶつける走り」
1着/北井佑季(S1・神奈川119期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

今日は、冷静に走る中で、準決勝の悔しさをぶつけられたらと思って臨みました。ライン3人で先頭に出られるペースと場所を考え、2コーナーの下りを使って仕掛けました。積極的なレースをして、3人で決められ良かったと思います。また、準決勝は(眞杉匠と)気持ちのぶつけ合いで着外になってしまいましたが、課題が見つかった中で、多少なりとも収穫があり、最終日に1着で終われて、次につながるのかなと思います。そして、G1を獲れるところまで来ていると思いますし、全日本選抜の(決勝)3着から、2着、1着はすごく遠いとは思いますが、練習で埋めていければ必ず獲れると思います。

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川崎競輪G3最終日の第5レース終了後に、場内ステージにおいて、チャリレンジャー深谷知広選手(SS・静岡96期)のトークショーが行われた。

まず、前日の準決勝で激しい主導権争いを演じた北井佑季と眞杉匠のレース話題に。
「リアルタイムで見ていました。SNSで賛否両論ありましたね。北井の何とか眞杉の仕掛けに合わせようとする思いと、眞杉に出られた時のことを考え、場所を確保しようとした郡司のお互いの気持ちが逆に向いたと思います。郡司と北井の気持ちがすごく分かるし、すごく難しいレースだったと思います」。
レースでは眞杉が4番手から打鐘でスパート。その仕掛けについては「北井と郡司が前にいて、いい位置にいるにも関わらず、あそこで叩けるのがすごいし、上手いと思いました。自力選手としては憧れる動き方です」とレース解析をした。

自力選手として競輪界のトップをけん引し続ける深谷だが、近況は番手回りも増加中。その難しさについては、
「後ろを走り出して思うのは、今まで前で自由に走っていたんだなと思っています。準決勝の郡司と北井の走りのように、後ろは前を観察している、前の選手の脚質によって出方が変わるので、間合いのとり方が難しいと感じます」。
とくに連携が多い郡司だが、「郡司の後ろはモーションなく流れに乗って、シュパッといなくなるので、脚を使わずに対応するのが難しいです。でも、マーク選手に聞くと、郡司の後ろが一番走りやすいと言うので、自分の技量不足なのかなと感じます」と語った。

また、近況の南関東の勢いについては「みんな自信を持って走っていると思うし、自分も出来るんだとの思いが、すごく強くなっているのかなと思います」。その勢いを生み出している立役者の一人は北井佑季であろう。こんなエピソードをユーモラスに明かす。
「最近(宿舎で)神奈川勢の部屋に行くことがあるのですが、北井は夜、顔面を氷で冷やしベッドで倒れるくらい、命を削って走っています。皆で、北井は人間を辞めたなと話しています」。

次の出場予定は4月11日からの高知記念。
「しっかり練習をして、皆様の前でいい走りを見せられるように精いっぱい頑張ります。これからもよろしくお願いします」と意気込みを語り、笑顔でステージを後にした。

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