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競輪

2024/04/26

P-Navi編集部

【オールガールズクラシックG1】チャリレンジャー前検日インタビュー

【オールガールズクラシックG1】チャリレンジャー前検日インタビュー

4月26日に久留米競輪場で開幕するガールズケイリンのG1「第2回オールガールズクラシック」。
チャリレンジャー(チャリロトスポンサード選手)から、今開催は下条未悠選手、鈴木美教選手、小林莉子選手、日野未来選手、鈴木奈央選手の5名が参戦します! チャリレンジャーへのたくさんの応援、今回もよろしくお願いします!

※オールガールズクラシックの前検日レポートはこちら
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【オールガールズクラシック(初日)7R=予選】
下条未悠
「点数以上の走りができるように」
4番車:下条未悠(L1・富山118期)

-今年ここまで、どのようなテーマで競走に臨んでいますか?
下条「昨年は立ち遅れないことを意識していたのですが、今年は自分らしいレースで戦いたいなと思ったので、自力で頑張りたいという気持ちで来ました。最初の方はパッとしない成績も多かったのですが、最近は自分のレースがちょっとずつ戻ってきているので、そういう意味では最近の方が充実しているかなと思います」

-今のスタイルでは、初手の位置などはどう考えていますか?
下条「どの位置でもいけるという風にはしたいと思っています。前回は前からの組み立てもしたし、後ろからの組み立てもしました。どこからでも自分の走りがしたいなと思っています。なるべく前々にはいたいという気持ちはありますけどね」

-確かに一時期に比べると、バック本数も増えてきていますね。
下条「そうですね。だいぶ戻ってきたとは思います。でも、まだまだです。バック本数を持っていたときは、もっと持っていたので。それに比べれば少ないですね」

-今の課題は?
下条「立ち上げのダッシュがひとよりも遅い分、長い距離がかかるので、短い距離でもしっかりと出し切れるように頑張っています」

-直前の向日町(3着5着5着)。それからここまでは?
下条「向日町は3日間仕掛けられたから良かったのですが、ちょっと2日目は中途半端でしたね。向日町が終わってからは、富山支部は若手が増えてきたので、若手と一緒に練習していました。マッサージもしてきましたし、ケアもしてきましたが、練習メインで頑張ってきました」

-今年最初のG1戦になりますが、最後に意気込みをお願いします。
下条「中途半端にならないように頑張ります。最近は点数も落としていますが、点数以上の走りができるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

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【オールガールズクラシック(初日)8R=予選】
鈴木美教
「前回とは全く違う気持ちで」
4番車:鈴木美教(L1・静岡112期)

-まず1月(あっせんしない処置)は競走がありませんでしたが、その間はどう過ごしていましたか?
鈴木美「練習はしていましたが、1カ月あくことがあまりないので、初めて伊勢神宮に行ってきました。どこかに行ったついでではなく、伊勢神宮を目指して。いい練習もできていましたし、いいリフレッシュもできたと思います」

-練習は、これまでと違うこともできましたか?
鈴木美「そうですね。最近は、山原さくらさんに教えてもらった練習を結構やっています。いい練習ができていると思います」

-2月の西武園では通算300勝も達成。戦列に戻ってから、ここまでの評価は?
鈴木美「まず復帰戦(2月京王閣)はしっかりと自分の力を試す意味でも、長い距離を踏みました。決勝は(石井)寛子さん相手に捲り切れなかったという課題も見つかりましたが、悪くなかったと思います。西武園ではその時の反省も活かして300勝できましたが、実は300勝はあまり意識していなかったです。初日、2日目を連勝したときに、記者さんから『明日勝ったら300勝だよ』と言われて初めて知ったほど。走るときも集中していて、その言葉も忘れるくらい。だからこそ、しっかり勝てたのかなと思います」

-今年に競走に関しては、新たなテーマなどは設けていますか?
鈴木美「昨年の後半は安定していなかったので、上のレベルで安定し戦うというのはずっとあります。それと、女子はG1など大きいレースが増えてきたので、新たな目標として、そこでいい戦いをすることですね」

-前走の大垣は積極的なレースも際立ちました。
鈴木美「やっぱりレースの中で長い距離を踏むことは大事だと思っていて、いくら練習で長い距離を踏んでいても、レースで行く勇気がないと全然いけなかったりする。その一瞬の勇気を昔のように思い出すために、最近は積極的にいこうとしています。ただ、最近は逃げても1着取れずに3着ばかり。力の部分がまだ足りないので、これからの課題だし、そこが強くなれば、もっと強くなれるんじゃないかなと思います」

-そこも踏まえて、現在のコンディションはいかがですか?
鈴木美「状態は良くて、前回の大垣のあとも1日休んで練習しました。練習といってもリフレッシュしながらの練習なので、いい感じで体は仕上がっているのかなと思います」

-最後に今年最初のG1に向けての意気込みをお願いします。
鈴木美「松戸のG1(昨年のオールガールズクラシック)では、何も得るものがなくて、本当に自分がいるのか、いないのか分からないくらいだったと思います。今回は全然違う気持ちで入っているし、自分でももっと戦えるところを皆さんにも見てほしいし、自分自身でも頑張りたい。今回は頑張れるんじゃないかなと思っています」

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【オールガールズクラシック(初日)9R=予選】
小林莉子
「まずはこの大会でどれだけ戦えるか」
1番車:小林莉子(L1・東京102期)

-前半戦は6場所連続優勝などの活躍がありましたが、快進撃の要因は?
小林莉「本当にこればかりは分からなくて。昨年の暮れに落車してしまい、体を戻すのに時間がかかるだろうなと思っていました。ケガの治りも良くなかったですしね。でも、1月の名古屋を優勝してから、練習の感じもそれほど良くないし、思ったようにいつも通りのウエイトトレーニングもできていなかったのですが、体は動いていました。これが競輪の難しさですね。それを今、痛感しています。自分の体も変わってきていますし、それに合わせて練習も変えないといけない時期なのかと思っているところです。今までは練習の調子がいいからレースもここまで動ける、という感じで、いい方からいい方にいくことが多かったのですが、ここまであまり良くないのに、レースでこんなに反応がいいのはなぜだろうと、その答えを今、探していますね」

-その中で、今年一年の目標に掲げていたことはありますか?
小林莉「まずはG1で戦える選手に、というのが自分の中のテーマ。グランプリ出場も目標ですが、まずはこの大きい勝ち上がりを含めた大会で、どれだけ戦えるか。それによって年末のグランプリにつながると思うので。そこですね」

-さきほどは練習についてお話しされていましたが、現在すでに変えたり、特別に取り組まれていることはありますか?
小林莉「練習のリズムは大きく変えました。今までは『明日は皆で何時から乗ろう』とか強制的にやることが少なくて、体が動きそうなときに練習をしていたんです。でも逆に、今年はそれを毎日同じ時間に動いてみようとはしています。難しさはありますが、いい感じではありますね。生活のリズムは作ってしまった方が楽なのかなと思っています」

-前走の松山は決勝4着でした。
小林莉「今年はそこまで良くないのが、顕著に出てしまったレースでした。前でスピードが上がってしまったときに、対処しなくてはいけないのに遅れてしまって。昨年あれだけ悔しい思いをしたのに、また今年やってしまったのが……。ただ、これがG1の前だったので、それが今回起きないように気を付けたいと思っています」

-それを含めて、前走から状態はいかがですか?
小林莉「ここ最近では珍しく、調整ではなく、しっかり練習して普通開催と同じ入り方をしました。これがいい方に出るとは思います」

-今年前半戦の山場となるG1ですが、最後に意気込みをお願いします。
小林莉「まずは昨年8番手で決勝に乗れなかったので、しっかり決勝に乗って優勝が獲れるように頑張りたいと思います」

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【オールガールズクラシック(初日)11R=予選】
日野未来
「1年間やってきた自力を出し切りたい」
2番車:日野未来(L1・奈良114期)

-まず、今年ここまでの競走についての評価を教えてください。
日野「今年は昨年よりも成長できたと思っています。自分の力の出し方、出し切り方を研究して、どうやってレースをしたらいいかを考えて実践したら、優勝することができたので、嬉しかったですね」

-自分の力をいかに出し切るか、そこが今年のテーマでしょうか。
日野「はい。出し惜しみして、レース後にまだ脚が残っていたのに…という言い訳を絶対にしたくなくて。それはお客さんにも失礼なこと。自分の力を出し切れば、たとえ差し切られたとしても、もし自分がお客さんの立場でも納得できるかなと。レースでは自分の長所を絶対に出すことを心がけました」

-そういった力を出し切るレースが定着してきたと。
日野「自分の一番の持ち味はダッシュ。前受けでも、後ろからのカマシでも、ダッシュは生かせますが、捲り不発にはなりたくない。カマシ先行だったり、合わせて踏んだり、いい風にレースが組み立てられたと思います。でも、自分のレースはできていますが、ダメなところもまだまだありますし、通用しない部分、見破られる部分も多い。そこは、しっかり踏まえながら、毎回挑んでいますね」

-前回の岸和田が終わって、中4日ですが、どのように過ごしてきましたか?
日野「岸和田の決勝でふがいないことをしてしまったので、翌日から師匠に『バイクを引っ張ってもらえませんか』と連絡して、朝から一緒に練習してもらいました。ワガママを言って、この4日間は練習に付き合ってもらったので、本当にありがたいです。元気な状態できました」

-前半戦の大一番になるかと思いますが、意気込みは?
日野「正直、うまく立ち回りたいという気持ちは一切なく、この1年間でやってきた自力をすべて出し切ってレースを運びたいです。思い切った心がけをレースで出せるように頑張るので、そこを踏まえて予想もしてくれたら嬉しいです」

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【オールガールズクラシック(初日)11R=予選】
鈴木奈央
「気負いはせずに、いつも通りに」
5番車:鈴木奈央(L1・静岡110期)

-今年最初のG1参戦になりますが、今年これまでを振り返ると?
鈴木奈「ここまでは、どうだろう……。ちょっと点数があまり上がらない悩みはありますが、自分自身の走っている感じでは、落ちていることもなく、悪くないと思います。伊東温泉G3とか、目標を立てて練習できたのも良かったと思いますが、ダッシュ戦になると自分の持ち味が全然出せていないところが、まだ課題です」

-ダッシュ戦へは、どのように対応を?
鈴木奈「そもそもメンバーによっては、ガンッとペースを落とす人もいて。そうならないように、自分で先に前を切ったりして、展開の流れを自分で考えるようにはなってきたかなと思います。ただ、G1はペースが落ちるレースは比較的少ないので、自分的には戦いやすいかなと思っています」

-今年は優勝こそないですが、近況は3月岸和田で1着1着2着、次のいわき平も1着1着2着と成績は上がってきているように思いますが。
鈴木奈「うまく成績をまとめられるときもあるのですが、決勝で飛んでしまうことも多くありました。判断力も、もっと付けていかないといけないと思います」

-前走の弥彦(4着4着1着)については?
鈴木奈「何年かぶり、久しぶりの一般戦になり、ちょっとやらかしてしまいましたね(苦笑)。いかなくてはいけないところで、1テンポ遅れてしまったのが敗因。今回はそうならないように、前々に踏みたいと思っています」

-前走からここまでは1週間くらいでした。
鈴木奈「そうですね。しっかり練習してきました。バイク誘導もやってもらって、実戦に近い練習もできたので、大丈夫です。G1だからという気負いをせず、いつも通りの練習をして、いつも通りの感じで入ってきました」

-成果を試す意味でも大事な一戦になると思いますが、意気込みをお願いします。
鈴木奈「昨年は初日6着で失敗してしまったことがとても大きかったので、まずは準決勝に乗れるように、初日集中して頑張りたいと思います」

※掲載はレース番号順

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