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競輪

2024/07/19

P-Navi編集部

【佐世保競輪】初のミッドナイトG3覇者は松本貴治!

【佐世保競輪】初のミッドナイトG3覇者は松本貴治!

2024年7月18日 佐世保競輪
ミッドナイトG3(最終日)

競輪史に、また新たな1ページが刻まれた__。
ミッドナイトで初のG3レースが、佐世保競輪場を舞台に7月16日から18日の3日間シリーズで開催された。
話題の中心になったのは、今年の日本選手権覇者である平原康多の参戦。初日特選は2着、準決勝3着で薄氷を踏む勝ち上がりにはなったが、ミッドナイトにいかに対応するか、ダービー王の走りは注目を集めた。
また、地元九州勢も奮起し、G3初優出の後藤大輝を先頭に3名が連携。また中四国勢も連勝の松本貴治を番手に決勝で3名が連携と、ミッドナイトG3初の優勝をめぐる争いは、23時30分の発走時刻が近づくにつれ、ますます熱を帯びていった。
単騎戦を選択した平原の動向も注目された決勝は、前受けの九州ラインが突っ張って主導権取りから、岩谷拓磨が捲りで抜け出すも、久田裕也マークの松本が捲りで迫り、ゴール前わずかに捕えて優勝ゴール。21年松山記念以来、2回目のG3優勝で、見事に初のミッドナイトG3覇者に輝いた。

また、同日程で行われた3日制ガールズケイリンは、奥井迪がパワフルな自力戦で、見事に完全優勝を果たした。

なお、次回のミッドナイト競輪のG3開催は、2025年2月17日(月)~19日(水)、小松島競輪場で開催される。

※2日目のレポートはこちら

【佐世保競輪G3(最終日)9R=S級決勝】
1/平原康多(S1・埼玉87期)
2/松本貴治(S1・愛媛111期)
3/後藤大輝(S1・福岡121期)
4/隅田洋介(S1・岡山107期)
5/岩谷琢磨(S1・福岡115期)
6/久田裕也(S1・徳島117期)
7/阪本和也(S1・長崎115期)

【レース展開】

誘導以下、3後藤-5岩谷-7阪本、1平原、6久田-2松本-4隅田で周回。久田が上昇していくと、前受けの後藤は赤板から突っ張り、ペースを上げて九州ラインが主導権を握っていく。4番手に平原、5番手に久田の隊列で打鐘を通過。最終HSで久田が仕掛けると、後藤の後位に車間を開けていた岩谷が番手捲りを打つ。合わされた久田は後退も、マークの松本は自力に転じて前に踏む。最終2センターで平原は阪本の内を狙っていく。岩谷が粘り込むかに、ゴール前で松本が8分の1車輪とらえて優勝。2着に岩谷、3着に九州3番手の阪本が入線。平原は4着に終わった。

【佐世保競輪G3(最終日)9R=S級決勝・結果】
2車単2-5 1,430円(8番人気)
3連単2-5-7 6,610円(22番人気)
決まり手:捲り-捲り


優勝/松本貴治(S1・愛媛111期)
今回成績/特1・準1・決1
次走出場予定/玉野F1(7月25日~27日)

久田君が行ってくれたので、そのおかげです。
気持ちに応えた感じですね。何回も仕掛けてくれたし、無駄にならないようにと。
強いので、しっかり仕掛け所で千切れないようにしようと思っていました。めちゃくちゃかかっていましたね。
今回は3日間とも、前の選手が頑張ってくれたおかげで、こういった結果が出たと思います。
ミッドナイトはレース間隔が短くて、始まったらあっという間。楽な部分はありますけど、身体はやっぱりしんどいと思いました。
しっかりまた練習して、いいレースができるように。これからも精いっぱい、頑張ります。

※同時開催のガールズケイリン結果は、次ページをご覧ください!

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