静岡競輪場でGP開催!(2018年度開催日決定)

2017年度がスタートしたばかりなのに気が早いと言われそうだが、2018年度の特別競輪開催日程決定のニュースをピックアップしたい。
G1レースの幕開けとなる日本選手権は平塚で行われる。今年12月に5年ぶりのグランプリ(以下、GP)の開催を控えているが、G1レース開催は2007年の日本選手権以来12年ぶり。丸2年をかけた競輪場改修で新しくなった湘南バンクでの熱戦が楽しみだ。
高知・別府・大垣も久々のビッグレースが組まれ、足を運んでみようというファンも増えるのではないだろうか。
そして、最大のサプライズは静岡競輪場でのGP開催と言えるだろう。
GP開催が首都圏から出るのは2014年の岸和田開催以来の史上2場目、地方競輪場では初の開催となる。
念願のGP開催に向けて、地道に取り組んできた静岡競輪場の担当者に話しを聴いた。
「(GP開催に)手を挙げたのは2005年度のGPからです。13年越しの悲願が叶ったので、決まった時は自然にガッツポーズが出ました」
業界全体が低迷している感が否めない中で静岡競輪場は集客力の高さを維持、全国トップクラスの入場者数を誇っているのは大きな魅力。一昨年の全日本選抜競輪、昨年の日本選手権の客席の景色は圧巻だった。
「昨年のダービー開催で弾みをつけて、今度こそという気持ちがありました」
2007年から始まった施設整備が2014年に完了。明るく、クリーンな競輪場へのイメージアップと来場者の快適な観戦環境を整えた。
「地元の熱いファンの後押しもあって、GPの申請にも熱が入りました。静岡ならこんなにお客さんが入る、こんなGPが出来るんだ!というPRが結果につながったのだと思います」
「東海・中部地区のお客様にGPをライブで見ていただく機会が作れて嬉しいですね。全国のお客様にも居心地の良い静岡競輪場を是非とも体感していただきたいです」
開催まで1年半となったが、ハード面の整備のみならず、あらゆる想定をしたソフト面の施策にもさらなる期待が膨らむ。
13年越しの思いをぶつける競輪最高峰のレース、競輪史に残る1日を目撃することにきっと、なる!
[2018年度/特別競輪開催日程]
5月 | 第72回日本選手権競輪 平塚(5/1~6) |
---|---|
6月 | G1第69回高松宮記念杯競輪 岸和田(6/14~17) |
7月 | G2第14回サマーナイトフェスティバル 松戸(7/14~16) |
8月 | G1第61回オールスター競輪 いわき平(8/15~19) |
9月 | G2第34回共同通信社杯 高知(9/14~17) |
10月 | G1第27回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 前橋(10/5~8) |
11月 | G1第60回朝日新聞社杯競輪祭 小倉(11/22~25) |
12月 | GPKEIRINグランプリ2018 静岡(12/28~30) |
2月 | G1第34回読売新聞社杯全日本選抜競輪 別府(2/8~11) |
3月 | G2第3回ウィナーズカップ 大垣(3/21~24) |
Text/Kimi Kitamura
Photo/Eiji Uchi
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