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2021/06/16

P-Navi編集部

ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ

ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ

ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の第2ステージは5月29日、今年初となる相模原で開かれた。

※富士山ステージのレポートはこちら


宮ヶ瀬湖畔に設定された周回コース


平らな箇所がなく、ギザギザばかりのコースプロフィール。キツいアップダウンが続く

スタートは橋本公園。パレード走行を経て、東京五輪の個人ロードレースコースに合流、宮ヶ瀬湖畔に設定された13.8kmの周回を7周する108.5kmのコース。周回はほぼアップダウンのみで構成されており、獲得標高は1728mにも達する。この日で総合順位は決まると予想されており、展開を考えれば、非常にタフなステージになることが予想された。


レース前にウォーミングアップする選手たち


この地域にありサイクリストに圧倒的人気の「オギノパン」の人気商品「あげパン」が描かれたタイム表示ボード

スタートラインには各賞のリーダージャージが並ぶ。個人総合リーダーのグリーンジャージは第1ステージを制した増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、赤い山岳賞ジャージは、昨日2位のトマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)が繰り上げで着用し、ブルーのポイント賞ジャージは草場啓吾(愛三⼯業レーシングチーム)が、ホワイトの新人賞ジャージは留目夕陽(日本ナショナルチーム)だ。


4部門のリーダージャージ


相模原を拠点とするチーム右京相模原が最前列に並んだ

このステージをホームとするチーム右京 相模原のメンバーを最前列に、パレード走行が始まった。


スタート。まずはパレード走行だ


小倉橋を渡り、レースが始まる

スタート後、早々に16名の逃げが形成される。この中に唯一、那須ブラーゼンが谷順成、佐藤宇志、渡邊翔太郎(以上、那須ブラーゼン)の3名を送り込んだ。2名を送りこんでいるのは、3チーム。メンバーは前日、2位、3位を占めたキナンサイクリングチームの畑中勇介、山本元喜(以上、キナンサイクリングチーム)、ホームチームであるチーム右京相模原の小石祐馬、横塚浩平(チーム右京)、マトリックスパワータグのホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア、安原大喜(マトリックスパワータグ)だ。
1名ずつ入ったのは、リーダーチームの小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)、日本チャンピオンジャージの入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、MTBを主戦場に戦う沢田時(チーム・ブリヂストンサイクリング)、さらに寺澤アンドリュウ(チームユーラシア・IRCタイヤ)、仮屋和駿(日本大学)、昨日も健闘した小出樹(京都産業大学)、平井光介(日本ナショナルチーム)と若手選手もこの中に入り込んでいる。
この集団の中で、個人総合順位で良い位置につけているのは、7位の谷(2分51秒差)、8位の小石(2分57秒差)。ここに多くのチームが選手を送り込んでおり、力のある選手も多く含まれている。タイム差をつけて逃げ切れば、個人総合をひっくり返す可能性も否めない。増田を擁する宇都宮ブリッツェンにとっては気の抜けない展開になった。


16名の逃げ集団が形成された


集団には力のある選手も含まれている


メイン集団に残った個人総合1、2位の増田(宇都宮ブリッツェン)、トマ(キナンサイクリングチーム)

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