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2024/04/14

P-Navi編集部

山陽オートG1(準決勝戦)レポート

山陽オートG1(準決勝戦)レポート

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【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ4日目準決勝戦11レース
1・武藤博臣が単独0mハンデから逃げて、スタートでは2番手に2・松尾彩、3番手に5・森且行が続く。1周回3コーナーで森が捲って2番手に、4番手から6・丹村飛竜がインから3番手に上がり、8・青山周平は4番手から前を追う。2周回3コーナーで青山が丹村をとらえて3番手に上がり、武藤、森に対してチャンスを狙う。4周回4コーナーで青山は森をインから捌くと、さらに武藤のインに飛び込んで5周回目で先頭奪取。森も武藤を捲って2番手に浮上、丹村も武藤をかわして3番手に上がってくる。抜け出した青山はそのまま1着。最終3コーナーで丹村が森のインを狙うが両者流れたところを、4番手につけていた2・松尾彩がゴール前で逆転の2着入線。森は3着で惜しくも優出を逃した。

青山周平
1着/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム:3.395
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
今節の成績:1着・1着・1着・1着
G1優勝:25回(24年3月川口:開設記念グランプリレース)

準決勝戦も鋭い攻めで前団をさばいて、初日から4連勝で勝ち上がり。前節は伊勢崎ではデビューから史上最速で通算100回目の優勝を達成しており、そこから現在7連勝中。優勝戦は好メンバーがそろい10線大外の8枠は厳しい位置ではあるが、今期ナンバーワンに返り咲いた、最初のグレードレースで貫禄を示すか。

松尾彩
2着/松尾彩(山陽34期)
競走タイム:3.405
競走車名:カピバラ6
ランク:A37
今節の成績:2着・1着・3着・2着
G1優勝:0回
※G1初優出

前がもつれたところを、4番手から渾身の差し切りでゴール前の逆転優出。G2は若獅子杯での優出があるが、「めっちゃ嬉しい」というG1初優出を地元で達成した。エンジン状態も「今日が一番乗りやすかったし、気になるところもない」と好感触。1つ前のレースでは師匠の佐々木啓が1着で、師弟での優出となった。初のG1優勝戦は7人並びの最内2枠から、どんなレースを披露するか。

※11レース結果
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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ4日目準決勝戦12レース
0mハンデの1・吉田祐也が逃げて、ハンデ10mから3・桝崎陽介が2番手に、外枠から7・荒尾聡、8・鈴木圭一郎が4番手で続く。4周回目に荒尾が桝崎のインに入って2番手をうかがうと、鈴木も両者のインを狙って一気に2番手に上がっていく。鈴木は4周回1コーナーで吉田をかわして先頭に躍り出ると、リードを広げて1着。5周回目に荒尾は吉田を抜いて2着入線。最終周回3コーナーで桝崎が吉田をかわして3着に入った。

鈴木圭一郎
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム:3.367
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
今節の成績:1着・1着・1着・1着
G1優勝:17回(24年山陽:プレミアムカップ)

今節は2日目の二次予選で自身3回目の10連勝を達成。さらに翌日の準々決勝戦で通算800勝を達成とメモリアルが続く。前々節の山陽プレミアムカップ初日からの連勝は12まで伸びており、マシンは「下回り整備でうまくキープできている」。優勝戦に向けては「リング点検して、いいリングを入れたい」とし、完全優勝&自身タイの13連勝に挑む。

荒尾聡
2着/荒尾聡(飯塚27期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
競走タイム:3.383
競走車名:デフジャムAK
ランク:S10
今節の成績:1着・5着・2着・2着
G1優勝:12回(23年山陽:プレミアムカップ)

鈴木圭一郎にはかわされたものの、好スタートから着実に前をとらえて2着に入り、最後の優出切符を手にした。エンジンは「今節の中で一番良かったです」。昨年3月には山陽で初のプレミアムカップ制覇をしており、今回は5枠から13回目のG1優勝に期待。

※12レース結果

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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回4,100m
1/金田悠伽(浜松33期)0m
2/松尾彩(山陽34期)10m
3/佐藤裕二(川口24期)10m
4/佐々木啓(山陽23期)10m
5/荒尾聡(飯塚27期)10m
6/有吉辰也(飯塚25期)10m
7/鈴木圭一郎(浜松32期)10m
8/青山周平(伊勢崎31期)10m

優勝戦は0mに金田、10mに松尾から青山まで7名が並ぶハンデ戦となった。
前回のプレミアムカップもそうだったが、今回も鈴木と青山がともに初日から負け知らずで優出。両者の全勝対決が最大の焦点となりそうだ。プレミアムカップは湿走路で、鈴木が押し切り優勝、青山が2着だった。現在12連勝中の鈴木の記録も気になるところだ。
また、佐々木、松尾の師弟優出も注目を集めるところ。実力者の荒尾、有吉も動向も要警戒だろう。
最終日は晴れ予報。良走路で8周回の決戦を迎えられそうだが、走路温度は高くなることも予想されており注意が必要だ。

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◆令和グランドチャンピオンカップ・過去大会レポート
第4回(23年4月)中村杏亮
第3回(22年4月)平田雅崇
第2回(21年4月)丸山智史
第1回(20年6月)長田恭徳

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【過去の山陽オートG1・プレイバック】

24年3月プレミアムカップ
優勝:鈴木圭一郎
23年12月スピード王決定戦
優勝:佐藤励
23年4月令和グランドチャンピオンカップ
優勝:中村杏亮
23年3月プレミアムカップ
優勝:荒尾聡
22年12月スピード王決定戦
優勝:松尾啓史
22年4月令和グランドチャンピオンカップ
優勝:平田雅崇
21年12月スピード王決定戦
優勝:青山周平
21年4月令和グランドチャンピオンカップ
優勝:丸山智史
20年12月スピード王決定戦
優勝:木村武之
20年9月プレミアムカップ
優勝:早川清太郎
20年4月令和グランドチャンピオンカップ
優勝:長田恭徳
19年9月プレミアムカップ
優勝:鈴木圭一郎

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