『森泉宏一の実況天国』Vol.41

『準備9割、本番1割』
これはかつてあの松井秀喜さんが発した言葉です。
仕事をするようになって、年々、この言葉の重要性を感じるようになりました。
特に初めての仕事をする時には、より実感するものです。
先日、松戸競輪で開催された『G3燦燦ムーンナイトカップ』。
こちらの決勝進出選手インタビューを担当させていただきました。
実は競輪関連の仕事はこれが初めて。
正直に申しますと、競輪に関してはまだまだ未熟な身。
そうなると松井秀喜さんではないですが、ここは“準備”で補うしかありません。
本番で「何とかなる」はあり得ない。
準備次第で、心の余裕が変わってくる。
準備に要した時間が自信につながる。
準備をした者だけが「何とかなる」のだと、思っています。
知らないなりに調べものなどして、当日は何とか形にはなりました。
初めての機会を作っていただいた関係者の皆様に、この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
初日から3日目までは大雨。
男子は落車も目立つ開催でした。
男子の準決勝11レースではゴールライン付近で6選手が落車するなど、激しい戦いに。
熾烈(しれつ)を極めるシリーズで、決勝まで勝ち上がった選手たち。
ガールズ決勝は石井貴子(千葉106期)選手が児玉碧衣(福岡108期)選手をゴール前でかわして優勝!
最後は8月名古屋のガールズドリームレースを思い出すような展開でしたね!
そして、男子決勝は山本伸一(京都101期)選手がG3初優勝!
今回、インタビューを担当して何よりも感じたこと。
それは有観客の状況が戻ってきたことに対する選手の気持ちです。
インタビューのコメントからも“ファンの前で走れる喜び”端々にその想いが滲み出ていました。
台風の接近も心配されましたが、無事に開催を終えた松戸G3。
今回の案件を機に、私も少しずつ競輪を学んでいけたらと、考えております。
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