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競輪

2023/10/09

P-Navi編集部

【熊本記念in久留米】中本匠栄が記念初V!

【熊本記念in久留米】中本匠栄が記念初V!

2023年10月9日 久留米競輪
熊本競輪開設73周年記念「火の国杯争奪戦」in久留米G3(最終日)

2024年6月をめどに再開へ準備が進む熊本競輪の代替え開催として行われ、今回で9回目となった熊本競輪開設73周年記念・火の国杯争奪戦in久留米(G3)は、10月6日より行われ、本日最終日を迎えた。
オールスター競輪の落車負傷から復帰した松浦悠士や、古性優作、郡司浩平らS級S班5名が参戦した今開催だったが、地元・熊本の選手を中心とする九州勢が迎え撃ち、嘉永泰斗をはじめ9名が準決勝進出を果たすなど力を発揮した。
正念場の準決勝では、その九州勢に「待った」をかけたのが、3連勝で勝ち上がった新山響平と菅田壱道、永澤剛の北日本3人と、鋭い差し脚を見せた山田久徳、巧みな捌きで違いを示した郡司浩平。地元勢からは、プレッシャーを跳ねのけた松岡辰泰、嘉永泰斗、中本匠栄、塚本大樹の熊本4選手が意地を見せ、決勝進出を決めた。

熱戦が予想された決勝は、松岡が突っ張り先行で熊本ラインが主導権取り。番手の嘉永が捲りで抜け出し、3番手回りの中本が接戦を制して1着でゴール。地元記念で、嬉しい初の記念優勝を手にした。

※準決勝のレポートはこちら

※同時開催の競輪ルーキーシリーズ2023プラスの結果はこちら

【熊本記念in久留米G3(最終日)12R=S級決勝】
1/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/塚本大樹(S1・熊本96期)
5/山田久徳(S1・京都93期)
6/松岡辰泰(S1・熊本117期)
7/永澤剛(S1・青森91期)
8/中本匠栄(S1・熊本97期)
9/菅田壱道(S1・宮城91期)

【レース展開】
開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3S級決勝赤板1センター

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3S級決勝最終HS

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3S級決勝最終1センター

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3S級決勝ゴール

誘導以下、6松岡ー1嘉永ー8中本ー4塚本、2郡司、5山田、3新田ー9菅田ー7永澤で周回。松岡が赤板から踏んで早くも主導権取りに出る。新山も動くが、再度7番手に。松岡はペースを上げて一本棒の展開になり、打鐘、最終HSを通過。最終2コーナーから嘉永が番手捲りで抜け出す。熊本ライン後位からレースを進めた郡司が最後の直線で外から詰め寄るが、嘉永を追走した中本がゴール前で差し切り優勝ゴール。2着に嘉永で熊本ワンツー決着となった。郡司は追い込むも3着まで。

【熊本記念in久留米G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単8-1 1,540円(6番人気)
3連単8-1-2 4,820円(10番人気)
決まり手:差し-捲り

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3勝者中本匠栄
優勝/中本匠栄(S1・熊本97期)
今回成績/一1・二4・準3・決1
次走出場予定/寬仁親王牌(弥彦/10月19日~22日)

泣き過ぎました。今年、ここまで苦しかったですね。いろいろと試していたことが、なかなかいい結果に繋がらない中で得たことと、今までやってきたことを、この大会で出せたと思います。
やれることをやってきましたが、ベストのところまではできなかった。連日、前と後ろのおかげで、ここまで来られたと思います。追い込みに変わって、追い込みとしてステップアップしてきたわけではないです。優勝しましたが、まだまだ課題だらけなので、気を引き締めて頑張っていきます。
ゴール前は、ゴール勝負というよりは、3番手を回っている以上、来たものは絶対に止めようと。その仕事をするためにギリギリまで後ろを気にしてから、抜けるか、抜けないかの勝負だったと思います。1着は、ビジョンを見るまで分からなかったですね。ここに入った時は不安状態でしたが、最高の形で終われたと思います。

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3勝者中本匠栄

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3勝者中本匠栄

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3勝者中本匠栄

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3勝者中本匠栄

開設73周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦in久留米G3勝者中本匠栄

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\熊本記念in久留米G3(最終日)注目選手ピックアップ/

【最終日10R=S級特秀】
松浦悠士
「自力の戦いに課題」
1着/松浦悠士選手(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

僕は、しっかり後ろの仕掛けを止める覚悟で臨んでいました。後藤(大輝)君が、坂井(洋)君をとらえてくれれば、あとは僕が後ろを止めるだけでしたが、橋本(優己)君の勢いや、坂井君に合わされている感じがあったので、前に踏ませてもらいました。感触は、2日目の方が良かったですかね。ゴール前も暴れた感じがありました。次に向けて修正しながらです。(今開催の)2勝はラインのおかげ。この舞台で、自力で勝てていないので、寛仁親王牌で自力でどうかの課題が残ると思います。身体が動いてきている感覚はあるので、コンディションをどれだけ合わせられるかですね。いろいろ考えながら、やります。

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