ツアー・オブ・ジャパン(第7ステージ)

ハーパーはトップから16秒差でフィニッシュし、個人総合リーダーを死守した。個人総合2位のプラデスは11秒差でレースを終え、ハーパーとの差を5秒縮めたが、順位を覆すことはできなかった。日本人勢では不運な落車に巻き込まれた増田は10位まで順位を落としたが、健闘した石橋、小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマ)は個人総合7位、8位まで順位を上げている。

ズルロがポイント賞を獲得
ポイント賞は、スプリントポイントを2回先頭で通過したズルロとクレダーが同点で並んだが、個人総合成績で上位となるズルロが、ポイント賞リーダーとなった。

初優勝の喜びを語ったムイノ
優勝したムイノは「ツアー・オブ・ジャパンに向け、チームはとてもよい準備をしてきた。ホームである日本のレースで勝てたので、今夜はみんなでお祝いだ」と喜びを語った。

クリス・ハーパーがグリーンジャージを死守。強さを見せつけた
自ら動き、自らの個人総合首位を守ったハーパーは、伊豆のコースがとてもハードだったと述べ「グリーンジャージを守るために力を尽くしてくれ、今日はチームメイトに感謝してもしきれないくらいだ」と感謝の思いを語った。
残すは東京ステージのみ。距離も長くない周回の平坦ステージで、タイム差が付きにくく、この日のハーパーの走りから見ても、トラブルがなければ首位は揺らがないだろう。多くの観客を集める花形ステージで、ゴールを狙うスプリンターたちの走りに注目が集まる。
【第7ステージ結果】
1位 パブロ・トーレス・ムイノ(インタープロサイクリングアカデミー)3時間10分24秒
2位 ベンジャミン・ヒル (リュブリャナ・グスト・サンディック)+11秒
3位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ・アルコレア(マトリックス・パワータグ)
◆個人総合成績(第7ステージ終了時)
1位 クリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン) 17時間26分56秒
2位 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル(チーム右京)+40秒
3位 ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア(マトリックスパワータグ)+51秒
◆ポイント賞(第7ステージ終了時)
1位 フェデリコ・ズルロ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)67p
2位 レイモンド・クレダー(チーム右京)67p
3位 ベンジャミン・ヒル(リュブリャナ・グスト・サンティック)59p
◆山岳賞(第7ステージ終了時)
1位 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)33p
2位 クリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)15p
3位 エミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)
◆チーム総合(第7ステージ終了時)
1位 チーム右京 52時間28分50秒
2位 マトリックス・パワータグ +1分41秒
3位 インタープロサイクリングアカデミー 8分14秒
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